BMI19の男性女性は太ってる？見た目とダイエット法8個

誰もが憧れる綺麗な身体のライン。もっとも美しく見えるスタイルは「BMI19」が理想といわれています。だからといって、ただ数値を目指すだけでは理想の身体を手に入れることはできません。

健康で張りのあるBMI19の身体とは、いったいどんなスタイルなのでしょう？BMIを正しく理解して、健康的な美しさを目指しましょう。

BMIとは？計算方法と理想数値

BMI（Body Mass Index）は「ボディマス指数」と呼ばれ、肥満度を表す体格指数をいいます。計算式は「BMI ＝ 体重（kg）÷ 身長（m）の2乗」。

例えば、162cm/50kgの場合
BMI ＝ 50kg ÷（1.62×1.62）＝ 約19.05
となります。

BMIは適正体重を見極める国際的指標ですが、基準は国ごとに異なります。日本では「22」が標準（適正）体重とされ、病気にかかりにくいといわれています。18.5未満は低体重、18.5〜25は普通体重、25以上は肥満に分類されます。

美に敏感な女性の間ではモデルや芸能人の体型を理想とする人も多いでしょう。ちなみに、日本の女性芸能人はBMI18を下回る人が多数。日本肥満学会の指標でいえば低体重に入ります。※一般の人が目指すのは体調を崩す原因になりかねないので注意が必要です。

パリコレなどではBMI数値18以下のモデルがもてはやされる時代がありました。ただ、拒食症など深刻な状態が増加したことから、いまではBMI数値18.5以下のモデル活動は法律で禁止されています。

ふくよか過ぎず、かといって痩せすぎることもなく。肌艶がよく健康的な肉体をキープする数値として「BMI19」は良い数値と言えるでしょう。

BMI19の見た目は太ってる？痩せすぎ？

BMI数値が19でも、脂肪量や筋肉のつき方によって見た目は大きく異なります。同じ体重であっても筋肉量が多い人は引き締まって見えますし、体脂肪が多い人はふっくらした印象を与えるでしょう。

体型には体脂肪率も大きく関係しますから、BMI数値だけで「太っている」「痩せすぎ」を判断することはできません。数値に惑わされることなく、筋肉量や皮下脂肪率など自分の身体を構成する要素がどうなっているのか確かめましょう。

ちなみに、

適正体重 ＝ 身長(m)の2乗 × 22
美容体重 ＝ 身長(m)の2乗 × 20

このような数値の出し方もあるので参考にしてみてください。

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BMI19の身長別体重

BMI19の身長別体重を示します。

BMI19の芸能人やアイドル

BMI19程度の芸能人やアイドルを紹介します。

白間美瑠・・・160cm/49kg
安藤美姫・・・162cm/50kg

BMI19の男性や女性が太って見える理由

BMI19なのにふっくら見えるのは体脂肪の多さが挙げられます。BMI数値はあくまでも身長と体重から割り出した数字ですから、そこに体脂肪率は勘案されていません。そのため「BMI19なのに太っている」という悩みが発生してしまうのです。

男性は内臓脂肪がつきやすく、上半身がふっくらしがち。逆に女性は皮下脂肪がつきやすいため、下半身の肉付きがよくなってしまいます。女性の場合はホルモンバランスにも影響されますから、余計に脂肪コントロールが難しいですよね。

「むくみ」が原因となっていることも考えられます。皮下組織に水分が溜まると「むくみ」になり、体重増加の原因となります。

また、「お腹が出ている」という人は、筋肉量に比べて皮下脂肪が多くなっているからです。内臓を支える筋肉の力が弱いため、ポッコリお腹になってしまうのです。骨格ががっしりした骨太の人、筋肉質の人も服を着ていると太って見えることもあるでしょう。

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40代や50代のBMI19は？

年齢別のBMI平均値ですが、厚生労働省の国民健康・栄養調査に記載があります。以下の数値です。

引用元：国民健康・栄養調査

40代や50代のBMI平均値は上記のとおりなので、40代や50代でBMI19の場合は平均よりかなり下になります。

同世代の周りの人より明らかに痩せていてスリムなので、若く見える人も多いでしょう。

BMI19の健康的なダイエット方法8個

1. バランスよく、きちんと食べる

過度な食事制限は不健康ですし、脂肪燃焼に必要なエネルギーを生み出すことができません。糖質や脂質の過剰摂取を抑えつつ、良質なたんぱく質を取り入れましょう。

ダイエットは「消費カロリー＞摂取カロリー」を守れば実現できます。オーバーカロリーにならなければ大丈夫！1日3食バランスよく必要な栄養素を摂取して、健康美を手に入れましょう。

2. 食べる順番を考える

食事は食べた順番に消化・吸収されます。いきなり糖質を摂取すると血糖値が上がり、太りやすくなってしまいます。

食事は「ベジファースト」。血糖値上昇を抑える水溶性食物繊維を含む野菜からいただきましょう。そして「タンパク質」「脂質」「糖質」の順番に摂取します。お味噌汁やスープなどの汁物は胃や腸の働きを活発にしてくれるので、最初に飲んでおくといいでしょう。

3. 有酸素運動を取り入れる

脂肪退治には有酸素運動がおすすめ。ウォーキングやヨガなど20分を目安に汗をかいてみましょう。普段より少し早いスピードで歩いたり、エスカレーターをやめて階段を使うのもいいですね。

運動が苦手な人は、こまめな部屋掃除からはじめてみるといいでしょう。とにかく、日常生活で体を動かし、運動量をあげることです。お金をかけなくてもできる有酸素運動はたくさんありますから、できる範囲内で工夫してみてください。

4. 筋トレを行う

筋肉を鍛えると基礎代謝があがり、脂肪が燃えやすくなります。ダイエットに成功しても筋肉量が減少すればリバウンドしてしまいますから、体型維持のためにも筋トレは大切です。

筋トレといってもハードなトレーニングをする必要はありません。不要な脂肪を落とし、スタイルをキープする程度の運動で十分です。鍛えたい筋肉を集中して鍛えましょう。下半身の引き締めにはスクワットがおすすめです。

5. むくみを解消する

足の脛などを指で押してみましょう。指の痕がへこんだまま、すぐに元の状態に戻らない場合はむくんでいる証拠。ストレッチや入浴で体を温めたりマッサージをするなど、血行をよくしてあげましょう。

むくみを放置すると、どんなにトレーニングを頑張っても体重を減らすことができません。余分な水分や老廃物を体から排出することでむくみも解消でき、体も頭もスッキリしますよ。

6. 「痩せる歩き方」をマスターする

下半身痩せに悩んでいる場合は歩き方を見直してみましょう。正しい歩き方は脂肪燃焼効果を高め、下半身を引き締めてくれます。

体の線をまっすぐ一直線にして肩の力は抜き、下腹部に力を入れます。お臍から指3～4本くらい下がったところにある丹田（体の重心）を意識するといいでしょう。

顎を引いて視線はまっすぐ、着地は踵から。つま先に体重を移動させながら、親指と小指の付け根を使って踏み出しましょう。

7. こまめに水分摂取を行う

水分の不足は代謝を低下させるだけでなく、便秘やむくみの原因にもなります。一日の摂取目安は2リットル。ここには食事中の水分も含まれますから、水をゴクゴク2リットル飲む必要はありません。

補給のタイミングは「喉が渇いたな」と思う直前がベスト。渇いたと感じる状態はすでに水分不足になっているので気を付けましょう。体が冷えやすい人は常温や白湯がおすすめです。

8. 良質な睡眠を心がける

肉体改善には成長ホルモンが欠かせません。成長ホルモンは脂肪分解、筋肉の成長、代謝向上を促します。「睡眠ダイエット」という言葉があるくらい、健康・美容にとって睡眠は大切なんです。

成長ホルモンは入眠後3時間ぐらいに分泌されるといわれています。この3時間を大切にするためにも就寝時間は23時、7時間睡眠を確保したいものです。生活リズムを整えて、良質な睡眠をとるよう心がけましょう。

まとめ

理想的なスタイルとされるBMI19の実現にはトータル的・長期的な自己管理が欠かせません。数値はあくまでもひとつの目安です。数値に惑わされることなく、自分自身のベストを見つけていきましょう。健康的な美しさを手に入れて、あなたらしく輝いてくださいね。