冬は寒くなり、体が固くなりがちです。また、寒いとやる気も起こりにくくなると言われることもあります。
ダイエットを行う人によって冬のダイエットはモチベーションが下がるものなのでしょうか。モチベーションが下がる人の割合や下がる原因、高める方法について説明します。
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冬のダイエットは上手くいかない?ジムに行きたくない人が増加?
冬のダイエットが捗らず、なかなかやせずに悩んでいる人もいるでしょう。また寒さからジムに行きたくないと思う人も多くいます。
冬は、ダイエットのモチベーションに影響するのか、詳しくアンケート調査を行いました。悩んでいる人は、モチベーションを高める方法を参考にしてください。
冬のダイエットでモチベーションが高い・低い人の割合
ダイエットをしている男女103人に冬のダイエットのモチベーションについてアンケート調査を行ったところ、以下の結果となりました。
かなり高い :2.9%
まあまあ高い:18.4%
変わらない :16.5%
少し低い :51.5%
かなり低い :10.7%
モチベーションが低い人は全体の約6割になり、冬のダイエットのモチベーションは全体的に低い人のほうが多くなりました。
夏と比べたときに冬のダイエットのモチベーションが下がる人の割合
夏と比べたときに冬のダイエットのモチベーションが上がるか下がるかについてアンケート調査を行ったところ以下の結果となりました。
かなり上がる:2.9%
少し上がる :10.7%
変わらない :15.5%
少し下がる :51.5%
かなり下がる:19.4%
モチベーションが下がる人は全体の約7割になり、夏と比べて冬のダイエットのモチベーションは全体的に下がる人のほうが多くなりました。
モチベーションが下がる原因や理由6個
モチベーションが下がる原因や理由についてもアンケート調査を行ったところ以下の結果となりました。
寒いから動きたくない:65.0%
外に出たくない :41.7%
冬服は体型がわかりにくいから気にならない:30.1%
カロリーの高いものを食べすぎてしまう :28.2%
気分が乗らない :18.4%
運動が面倒 :18.4%
その他 :4.9%
モチベーションは下がらない:20.4%
1. 寒いから動きたくない
寒いと動きたくなる気持ちがわかる方は多いでしょう。寒いと体が固くなり血流も悪くなります。そして動かそうという気持ちが湧きにくくなります。
部屋の温度を暖かくしたり、十分に服を着たりして、体が動かしやすいようにしましょう。
2. 外に出たくない
冬の外は寒く乾燥もします。天候の悪い日、寒いのが苦手な人や肌荒れしている人は特に外に出たくなくなるでしょう。また、怪我もしやすくなります。
家やジムなど、屋内で運動できる環境を作れると、運動機会を増やせます。
3. 冬服は体型がわかりにくいから気にならない
冬服は何枚も厚手のものを着るので、体型はわかりにくいです。夏はTシャツ1枚などで体型がはっきりと出ますが、冬は違います。
モチベーションが湧きにくくなるのは仕方ありませんが、体重の増減が多いと肌や健康に良くないため、冬に太らないように注意しましょう。
4. カロリーの高いものを食べすぎてしまう
冬はカロリーの高い食べ物が美味しく食べられますよね。例えばパスタであれば、カルボナーラは冬のほうが売れます。チーズや油分の多い食べ物は冬のほうが食べたくなるのではないでしょうか。
忘年会、クリスマス、正月などイベントも多く、カロリーをたくさん摂取する機会が多くなります。
5. 気分が乗らない
冬のほうが気分が乗らない人が多くなります。実際に「冬季うつ」というものも存在します。冬季うつを避けるためには日光に当たることが大切です。
天気のいい日はできるだけ日の光を家に入れたり、外に出て日光を浴びたりするようにしましょう。
6. 運動が面倒
寒さの影響もあって運動が面倒になることもあるでしょう。いきなり運動をすると怪我もしやすいので、ストレッチから始めて体を温め、運動を行うようにしてください。
また、下着やソックスなどのアイテムも工夫して手足の末端が冷えないようにしましょう。
冬のダイエットのモチベーションを高める方法10個
冬のダイエットのモチベーションを高める方法について、アンケート調査を行ったところ以下の結果となりました。割合が多いほど、その方法でモチベーションを高める人が多いということになります。
目標を決める :46.6%
屋内の運動を行う :33.0%
ストレッチをする :32.0%
太陽光を浴びる :24.3%
よく寝る :22.3%
鍋料理をよく食べる:22.3%
暖かい服を着る :19.4%
冬専用の計画を立てる:17.5%
好きなものを食べる:7.8%
早起きする :6.8%
1. 目標を決める
目標を明確化していたほうが努力できます。
ダイエットの目標体重や体型などを具体的に決めて、それを目指して運動と食事管理を行いましょう。
2. 屋内の運動を行う
屋内の運動であれば、ストレッチ・筋トレ・エアロバイクなどがあります。
ストレッチは時間をかけて行いましょう。柔軟性が上がれば、血流が良くなるだけでなく、運動機能があがります。
筋トレは、スクワット・プランク・懸垂などが効果的です。
エアロバイクは室内でも置けるコンパクトなものであれば、マンションでも使えるでしょう。
3. ストレッチをする
ストレッチは重要です。40〜50代になると関節がだんだん固くなり、運動機能が落ちやすくなるため、それを防ぐためにも大切なのです。
ストレッチで柔軟性を高める習慣は身につけておくといいでしょう。
4. 太陽光を浴びる
太陽光を浴びることは冬季うつを防ぐのにも有効です。日中は外に出る機会を作り、日光を浴びるようにしましょう。
5. よく寝る
よく寝ることも大切です。睡眠時間が不足すると、食欲を抑制するホルモン(レプチン)の分泌が減り、食べ過ぎてしまう可能性が高まります。
夜にSNSやテレビの見過ぎに注意しては早めに寝る習慣を作りましょう。
6. 鍋料理をよく食べる
鍋料理は冬の人気レシピメニューです。体が温まるだけでなく、野菜をたくさん摂取することができます。
また、炒め物のように油を使わないのでヘルシー料理が多くなります。具材を切って煮込むだけで美味しく食べられます。
7. 暖かい服を着る
暖かい服を用意して冷えに備えましょう。アウターだけでなく、手袋・ソックスなど小物にも気を配り、手足が冷えないようにしましょう。
寒がりの人は、下にヒートテックを着るなどして、厚着しましょう。
8. 冬専用の計画を立てる
冬のダイエットは夏と異なる専用メニューを作ったほうがモチベーションを高めやすいでしょう。
暖かい場所を多めにしたり、室内のトレーニングを増やしたりして、運動の機会が減らないように注意してください。
9. 好きなものを食べる
好きなものを食べるのはストレス発散になります。すべて我慢すると結局どこかのタイミングで食べすぎたり、他のことに支障が出たりします。
カロリーの高いものや油分の多いものが好きな人は、回数を減らしつつも、好きなものは食べるようにしましょう。
10. 早起きする
早起きして日光を浴びる時間が多い方が、精神的にも安定します。精神的に安定すれば、高いモチベーションを維持しやすくダイエットが捗るでしょう。
暖かくして就寝し、朝は早めに起きましょう。
まとめ
冬のダイエットはモチベーションが下がる人が多くなります。しかし、冬のほうが体温維持のために多くのカロリーを消費し、やせやすいのです。
やせやすい冬の時期を上手に活用して、ダイエットに取り組みましょう。