職場の中で1人だけ浮いていたり、周りに合わせることに息苦しさを感じていませんか?最初は息苦しさを感じたとしても、社会人としての自覚が芽生えたり周りの人に馴染むことで、息苦しさを忘れるようになるのです。
しかしいつまでも息苦しさを感じる場合には、社会不適合者である可能性が高くなります。
そこで今回は、社会不適合者の女性の特徴をご紹介していきますので、周りの人や自分に当てはまるかどうかを確認してみてください。
社会不適合者とは?
社会不適合者とは、社会人として職場などから求められることに応じることが難しい人・苦手な人達のことを意味します。
スキルではなく、社会人としてのマナーやモラルといった常識的な部分になり、普通の人なら難なく応じることができることに応えられません。周りの人に合わせることが全くできない人は、自然と社会から浮いた存在になってしまうでしょう。
そして周りの人に合わせられる場合でも、苦手なことを我慢していますから、常に息苦しさを感じながら仕事をしているのです。また社会人としてのルールやマナーを守るといったことにすら、抵抗を感じる場合もあります。
社会不適合者の女性の特徴15個
1. マイペース
周りの人の意見や話を聞かずに物事を進めてしまうため、マイペースな印象を与えてしまいます。誰かと協力するという概念がありませんから、自分のやりたいように進めてしまうのです。
社会不適合者は人と関わりを持つことが苦手ですから、自分のペースを崩すことがありませんし、自分のペースを乱されることも嫌いです。
2. 時間を守れない
社会のルールを守ることが苦手ですから、時間を守れずに遅刻することが多いです。周りと合わせることや決められたことに従うことができず、自分がそのときしたいことを優先させてしまいます。
翌日の朝早く出ないと遅刻する場合でも、自分のやりたいことがあると夜遅くまで起きていて、結果的に寝坊しても自分が悪いとは思いません。
会社では出社などで時間を守ることが必要とされます。時間を守れないと安定した生活は難しくなるでしょう。
3. プライドが高い
周りの人に自分の意見を否定されることが我慢できない性格で、プライドが高いです。自分の能力に自信を持っているので、その自分自身をバカにされたり、傷つけられたりすることが許せないのです。
また周りの人の意見が正しい場合でも、それを認めることはプライドが許しませんから、意見に耳を傾けなくなります。
あまりにプライドが高すぎて他人の忠告を受け入れられない場合、独りよがりになり、どんどん悪い方向にいってしまいます。
4. コミュ障
自分独自の世界を持っていて周りの人達に合わせることが苦手なコミュ障である場合が多いです。
周りの人に合わせた会話をすることが苦手で、合わせるくらいなら関わりたくないとさえ思ってしまうのです。少しでも周りの人に近づこうと考えても、会話の仕方や接し方が分からないので、浮いたままになってしまいます。
5. 嘘をつくことが多い
自分のことしか考えられないため、周りの人を騙すような嘘をつくことがあります。自分の保身が最優先事項ですから、周りの人に迷惑をかける・傷つけるといったことは考えが及ばないのです。
責任逃れをするためや自分の立場を守るために、その場しのぎの嘘や誰かを傷つける嘘でもつく傾向があります。
信用できない人間だと見なされると、誰からも相手にしてもらえません。
6. 他人を信用しない
人が好きではない一面がある社会不適合者は、自分以外の他人を信用することができません。「この世で信用できるのは自分だけ」と思っているので、他人には常に疑いの視線を向けてしまうのです。
自分が他人に思いやりや労りの心を持っていないので、他人も自分と同じだと思い込んでしまいます。
7. 他人を見下す
プライドが高く自分に自信があるので、自分以外の他人は格下だと見下しています。相手の実力が自分より上だとしてもそれを認めることができませんし、自分は優秀だと思い込んでいます。
そして相手の気持ちを考えることができないので、小馬鹿にした態度をとることも多いです。
8. 周りの人を大切にしない
思いやりや慈しみといった感情が他人に対して湧かないため、周りの人を大切に考えることがありません。
いつどんな場合でも自分が1番大切な存在ですから、それ以外の人は関係ないと思っているのです。人が好きではない一面があるので、自分以外の人間のことを考えないのは当然かもしれません。
調子のいい時はまだいいですが、自分に何かあったときに誰からも助けてもらえません。
9. 身勝手
基本的に自分のことしか考えていないので、自分の感情のままに身勝手な言動をします。マイペースの場合は自分勝手なだけですが、身勝手の場合は周りの人に迷惑をかけたり不利益を与えてしまうのです。
自分の都合が良いように行動をして、周りへの配慮をしないのは普通ですし、罪悪感なども感じていません。
10. 熱中する
自分が興味を感じないものには無関心ですが、興味のあるものや好きなことに対しては、周りが見えなくなるほど熱中します。他のことに支障が生じるのもお構いなしで、時間やお金を注ぎ込むこともあるのです。
普通の人とは熱の入り具合が違い、生活の全てが熱中している事柄優先になってしまうでしょう。
11. 非常識
社会の常識を守ることが苦手で、周りの人に対する態度は非常識なものになりがちです。社会人であれば、挨拶・謝罪・感謝といった言葉を相手に伝えるのは常識ですが、それができないのです。
謝罪や感謝に関しては、自分が感じないから言わないのです。顔を合わせても挨拶すらしない場合もあるでしょう。
仕事ではある程度のルールを守ることが必要とされます。
12. 保守的
スキルアップをしよう・挑戦をしてみようというチャレンジ精神が湧いてこないので、保守的です。自分が安心して過ごせることが何より重要なので、今の状態が安心できる環境であれば、守りの姿勢になってしまいます。
また社会不適合者は慣れが大切なので、新しい環境に身を置くことを嫌います。
13. 柔軟性が乏しい
自分は全て正しいと信じているので、自分の価値観から外れたものを認めることはありません。
偏見や固定概念が強い一面があり、柔軟さに乏しいために自分以外の価値観があると認めることができないのでしょう。そして柔軟性がありませんから、周りの人に合わせることも苦手になってしまうのです。
14. 単独プレーをする
集団生活や集団で行動をすることが苦手で、いつも単独プレーをしがちになります。周りの人に合わせる必要があると感じておらず、自分のしたいように行動しても問題ないと考えています。
また、周りに人がいない方が気楽だと思っていますから、自ら進んで単独で行動することも多いのです。
15. 転職をくり返す
自分以外の人に合わせることが苦手ですから、転職をする回数が普通の人に比べて多いです。仕事内容自体には問題がなくても、人間関係でトラブルになったり上手く馴染めず、同じ職場で勤めることができないのでしょう。
そして社会不適合者の場合には、遅刻などが原因で職場に行きづらくなる場合もあります。
若い時はまだよくても年を経るごとに状況が厳しくなります。
社会不適合者の女性は迷惑?疲れた…
社会不適合者の女性だからといって、迷惑な存在だと悪く捉えすぎないようにしましょう。
社会ではどうしてもある程度の人間関係が必要になり、社会的なルールを守らなければいけない場面も出てきます。
しかし、それらがすべて正しいとは限りません。本来正しいことや正しくないことは存在しないのです。
疲れた場合には、リフレッシュして自分の特徴は何なのか客観的に観察してみましょう。そして、どんな人間関係や環境なら自分らしく生活できるのか考えてみてください。
社会不適合者はどうやって生きるべき?
社会不適合者であっても、良いところや得意なことを見つけて活かせば、自分に合った生き方をすることができます。
自分が興味のあることには熱中することができますから、周りの人に合わせて息苦しさを感じることもありません。
また良いところや得意なことは人によって違いますから、それが自分の強みにもなるのです。
得意なことが分からないという場合には、自分がやれること・やれないことを見分けるのもアリでしょう。やれることがあれば、それを学んで強みに変えることだってできます。
自分の個性を活かした生き方をするのが、自分自身の人生を楽しく過ごすうえで1番大切なことなのです。
社会不適合者の女性に向いている仕事5個
1. 事務職
事務職といってもいろんな会社の事務職があります。他の人との連携をたくさんとる必要があるところもあれば、そうではないところもあります。
落ち着いた業界の事務職であれば、黙々と仕事をすれば、特に問題ないところもあるでしょう。興味のある業界や雰囲気が合っている会社であれば、長期的に仕事をすることも難しくないでしょう。
2. Webライター
Webライターは自分の好きな時間・好きな場所で仕事をすることができますし、人との関わりもネットの中がメインですから気楽にできます。
会社の専属ライターになると出社する必要がありますが、フリーなら出社する必要もありません。自分の体調に合わせて仕事量を調整することも可能ですから、自由度が高い仕事です。
3. 清掃業
あらかじめ決められた場所の掃除をする仕事ですから、自分のペースで進めることができます。チームで掃除をする場合でも仕事中にする会話は指示程度ですから、会話を合わせる必要もありません。
清掃業の場合は大人数のチームではなく少人数のチームが多いですから、馴染めない可能性も低いでしょう。
4. 実業家
自分の得意なものを見つけたら、それで会社を立ち上げることもできます。自分でビジネスを行うのであれば、他人から意見を言われる機会も少ないですし、自分が思うとおりに仕事を進めることができるのです。
一見、とても難しくハードルが高そうに思えますが、スモールビジネスであれば、意外とやっていくことも可能です。
ハンドメイドで作ったものをネットで売る・デザインやプログラミングのしごとを請け負うなどでも、自分で事業を立ち上げれば実業家になります。
5. 調理
料理が好き・得意という女性なら、調理場で自分の腕を振るうこともできます。調理場担当ならお客様の接客をする機会はありませんし、仕事中に雑談をされる心配もありません。
調理の仕事は、飲食店だけに限らず、病院や食品工場など様々な場所があります。自分の好きなことを活かせる仕事の1つですから、仕事が楽しく感じる場合もあるでしょう。
まとめ
社会不適合者とは、周りに合わせることが苦手・できないといった人達のことです。周りの人に迷惑をかける言動をする場合もありますが、合わせられないのは個性の1つですから、存在そのものは迷惑ではありません。
無理して息苦しさを感じながら生活を送るよりも、自分に合った生き方を見つけて自分らしく生きる方が楽しい時間を過ごすことができます。