あなたは自分の機嫌が悪い時、他人に機嫌をとってもらおうとしていませんか?自分の機嫌を自分でとれるようになると、ストレスを溜めにくくなり、幸福度も高まります。
この記事では、自分の機嫌は自分でとる方法をご紹介します。あなたに合った方法を見つけて、ぜひ実践してみてください。自分の機嫌を自分でとるメリットを多く感じることができるはずです。
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自分の機嫌は自分でとる方法・自分の機嫌の取り方15個
1. 十分な睡眠をとる
イライラしたり落ち込んだり、気分が安定しないときは、十分な睡眠をとりましょう。睡眠が不足していると頭が回らなくなり、マイナスな感情になりやすいため、身体をしっかり休ませることが大切です。
質の良い睡眠をとるには、寝る3時間前には食事と入浴を済ませ、寝る直前までスマートフォンを見るのは控えましょう。
2. 好きなものを食べる
好きなものを食べると気分が上がり、気持ちを切り替えられます。あらかじめ食べるものやお店を決めておくと、「機嫌が悪いな」「マイナス思考になっているな」と感じたときすぐに行動できます。
特に、辛いものを食べると気持ちを落ち着けるホルモンが分泌されるので、辛いものが得意な人は試してみると良いでしょう。
3. 旅行に出かける
機嫌が悪いときは今いる場所から離れ、旅行するのも良い方法です。近場でも、いつもと違う雰囲気を味わうことで気分が変わります。
一人旅であれば、時間や場所にとらわれることなく楽しむことができるのでおすすめです。一人旅が苦手だというあなたは、気心の知れた仲間や家族を誘ってみましょう。
4. ランニングをする
イライラしたり、気分が浮かなかったりするときは、ランニングをしてみてください。ランニングは道具も不要で、手軽に始められます。運動をすると幸せホルモンが分泌され、不安やイライラを軽減してくれます。
運動習慣があるとストレスも溜まりにくくなるので、心穏やかに過ごせるようになるでしょう。
5. 好きなカフェでくつろぐ
お気に入りのカフェがあるというあなたは、機嫌が悪い時こそ行ってくつろぎましょう。好きなカフェに行くだけで気分も上がり、飲み物やスイーツを味わうことでさらにリラックスできます。
好きなカフェがない場合は、散歩も兼ねてカフェ巡りをしてみると、お気に入りのカフェが見つかるかもしれません。
6. おしゃれな格好をする
いつもと違うアレンジをしたり、憧れていたアイテムや服を買ってみたりするなど、おしゃれをすると気分が明るく変わります。
見た目を意識すると気持ちも前向きになり、不安やイライラが抑えられます。ネイルや髪型も含め、「おしゃれな格好をしている自分」を楽しむことがポイントです。
7. 深い呼吸をする
深呼吸は、さまざまなシーンで心を整えるために使われる方法です。機嫌がよくない時も、深い呼吸をすることで気持ちを落ち着けることができます。
深呼吸はゆっくりと鼻から吸って口から吐き、さらに目も閉じるとリラックスしやすいです。場所を問わずできるので、試しやすい方法です。
8. お気に入りの映画を観たり本を読んだりする
お気に入りの映画を観たり本を読んだりすると、集中できて気持ちも落ち着きます。映画や本など、完結するまで時間がかかる作品は、話に没頭できるのでおすすめです。
ストーリーがある作品は世界観に入り込むことで、日常のストレスから解放され、気分を上げやすいです。
9. 好きな香りに包まれる
気分が乱れた時は、アロマやお香、ルームフレグランスなど、好きな香りに包まれるとリラックスできます。
香水であれば、外出時も香りを楽しむことができるのでおすすめです。また、生花を飾れば、香りに加えて生命力のある見た目で、華やかさからも元気をもらえます。
10. 好きな音楽を聴いたり歌ったりする
好きな音楽を聴くと、気分をリラックスさせることができます。さらに好きな歌を歌うことで、ストレスを発散できます。
大声を出すと気分がすっきりするのと同じように、歌うことでリフレッシュできるのです。カラオケでなくても、部屋や車の中、お風呂など、人目を気にせず楽しく歌えればOKです。
11. 贅沢な体のケアをする
エステやネイルサロン、美容院など、ちょっと贅沢な体のケアをすると気分が上がります。出費はありますが、いつもと違う自分になれるので気分も一新されます。
沈んだ気持ちを切り替えられるだけではなく、美しさも手に入ることを考えると、あなたにとって良い投資になるはずです。
12. 日頃しないことを思い切りやってみる
日頃はしない、またはできないことを思い切ってやってみることも、自分の機嫌をとる良い方法です。
例えば「昼間からお酒を飲む」「高級なものを食べる」「一日ずっと寝て過ごす」など、身近に実現できることも多くあります。
「普段ならしないけど、今日だけは思い切り!」とやってみると、気分が変わります。
13. 没頭できることを見つける
ものづくりやゲーム、スポーツなど、どのようなジャンルでも「余計なことを考えずに没頭できるもの」を見つける方法があります。
没頭することで日頃のストレスを忘れ、目の前にある物事を純粋に楽しめます。気持ちが切り替わるだけではなく、「嫌なことがあってもこれがあるから大丈夫」という安心材料にもなります。
14. 推しの人やモノを作る
「推し活」という言葉があるように、「推し」の人やモノを作ることで元気をもらえます。芸能人に限らず、文具やキャラクターなど、見たり使ったりするとテンションが上がるものがあると、ストレスが軽減されます。
一気に集めたくなりますが、少しずつご褒美として揃えると、無理のない出費で長く楽しめます。
15. お風呂にゆっくり入る
「日頃忙しくてシャワーだけ」というあなたは、湯船に入ってゆっくり身体を温めるのがおすすめです。
お気に入りのアロマや音楽などを用意すると、自分だけの特別な空間で身体を休めることができます。自宅のお風呂ではリラックスできない場合は、銭湯や温泉などに行くと、足も伸ばせて快適です。
自分の機嫌を自分でとれるメリット3個
1. メンタルが安定する
自分の機嫌を自分でとれると、人や状況によって感情が左右されることがないので、メンタルが安定します。
自分で機嫌をとれるとマイナスな感情も対処しやすく、すぐに気持ちを切り替えることができるのです。
メンタルが安定することで、問題に直面しても悩みすぎず、前向きな気持ちで向き合うことができます。
2. 周りから好かれる
自分の機嫌をとれると、他人にマイナスな感情をぶつける必要がないので、周りから好かれます。
逆に不機嫌な態度を取ったり、弱音を吐いてばかりいたりする人は、周りの気分も下げてしまうので、人は寄ってきません。人は、明るく前向きな人に惹きつけられる傾向があるのです。
3. 幸福度が上がる
自分の機嫌を自分でとれると、負の感情を溜め込まないので幸福度が上がります。誰かに機嫌をとってもらおうとすると、相手のペースや考え方に左右されてしまい、納得する結果を得られないこともあります。
機嫌を損ねた時に、自分のペースややり方で素早く対処できることで、幸福な時間が増えるのです。
自分の機嫌は自分でとるの元ネタ・誰の言葉?
「自分の機嫌は自分でとる」という言葉は、2018年4月に放送された番組内で、お笑い芸人ANZEN漫才の「みやぞん」さんが発言し、広まったと言われています。
6,000段もある階段を登るという過酷なロケで、辛い状況に置かれた場面で「自分の機嫌は自分でとって、人にとってもらおうとしない!」と発言しています。
辛い時も不機嫌になることなく、ポジティブに乗り越えようとする考え方は、多くの共感を得ました。
後に、モデルでタレントの「アンミカ」さんが、ポジティブなれる言葉として発信したり、実業家の「ひろゆき」こと西村博之さんも、みやぞんさんの発言を高く評価したりしています。
自分の機嫌は自分でとるは危険?無理?嫌いな人の理由
「自分の機嫌は自分でとる」という考え方をすべての場面で当てはめるのは危険で、嫌いな人もいます。無理な場面もあるので注意してください。
例えば、機嫌が悪くなるのには、機嫌を悪くする原因となっている人がいる場合があります。その人が周りが不快になるような振る舞いをしている場合でも、自分の機嫌は自分でとらなければいけないのかは、考えるべきケースでしょう。
他の人に迷惑をかけられたのであれば、怒ったって良いはずです。
うつ病の人は自分の機嫌は自分でとるが可能?
うつ病になっている場合は、感情のコントロールをするのが難しくなります。精神が不安定な状況では、「自分の機嫌は自分でとる」は、不可能でしょう。
そのような場合には無理をせず、専門家の力を借りましょう。
日光浴や背筋を伸ばすことはうつ病に効果があるとされていますので、試してみてください。
参考:千葉県医師会
自分の機嫌は自分でとる人は恋愛でモテる?
自分の機嫌を自分でとる人は、恋愛でモテると言えます。自分の機嫌を自分でとれると、他人に不機嫌な態度や表情を見せることがなく、笑顔でいられます。
機嫌が良くいつも明るい人は、年齢や性別問わず好印象です。恋愛においても、笑顔が多い異性には目がいきやすく、魅力的に見えます。
不安や不満ばかり口にしていると、「助けてあげたいな」と思う一方で、「一緒にいても気分が暗くなるから楽しくないな」と思われてしまいます。
マイナスな感情は表情や態度に出てしまいやすいので、負の感情をなるべく持たないことがモテる要素として大切です。
自分の機嫌を自分でとれている人は、悩みや不安など、マイナスな感情を抱え込むことがないので、自然と表情や態度に明るさが出るためモテるのです。
自分の機嫌は自分で取る夫婦は家庭円満?
自分の機嫌は自分で取る夫婦は、お互いマイナス面で依存することがないので、家庭円満で過ごせます。
自分の機嫌が悪い時にパートナーに当たったり、不機嫌アピールをして機嫌を取ってもらったりする行為は、相手が不快に感じる場合も多く、喧嘩の原因になりやすいです。
機嫌が悪くても自分で切り替えられる夫婦は、お互いが不快になるきっかけがないのです。さらに、自分の機嫌は自分で取れる夫婦は、お互いに対していい意味で期待をしません。
例えば子育て中、夫が「飲み会で遅くなる」と連絡をした時、「自由に行動して、家のことは私に任せきり」とイライラスイッチが入ってしまうのか、「夫がいないなら、晩ご飯はデリバリーで楽できる!」と喜びとして捉えられるのかという違いです。
まとめ
自分の機嫌を自分でとる方法は色々とあります。あなたに合った方法を見つけて、自分で感情をコントロールできるようになりましょう。
自分で自分の機嫌をとる方法を実践していくうちに、物事の捉え方や考え方も変化して、機嫌が悪くなる回数も減ってきます。
自分で損ねた機嫌を自分で取り戻せると楽しく過ごせる時間が増え、あなたの人生がより充実したものになるはずです。