笑顔で周りの人と接しているとき、心の底から笑えていますか？普段から笑顔で過ごしていると、自分が辛い時に無理して笑うことが身についてしまい、ストレスを溜め込むようになります。
無理して笑っている自覚がない人も多く、体調不良を招くこともあるでしょう。
そこで今回は、無理して笑ってる人の特徴を紹介しますので、周りの人が無理していないか確認してみてください。
無理して笑ってる人の特徴11個診断
1. 大変さを表情に出さない
自分の本心を悟られないようにするために、大変なときでも愛想笑いで誤魔化しています。辛い・苦しい・大変といったネガティブな気持ちが、表情から伝わらないようにしているのです。
周りの人に負担をかけたくない、自分の気持ちを悟られたくないと思って、1人で抱え込んでしまうのかもしれません。
2. 思いやりがある
接した相手が不快な思いをしないように、いつも笑顔で接するようにしています。リラックスした状態で過ごしてほしい・居心地が良いと感じて欲しいという思いがあり、相手を思いやれる性格です。
自分の価値観と相反する相手だとしても、不快な気持ちにさせないように受け入れる姿勢を見せているのでしょう。
3. 自分のことを後回しにしがち
人に尽くすことができる性格なので、自分のことよりも周りの人を優先します。自分が我慢をしてでも相手に不快な思いをさせない・相手のために尽くすというところがあるため、本人にとっては普通の感覚なのでしょう。
いつも自分軸ではなく相手軸で物事を捉えているので、自分のことが後回しになってしまうのです。
4. 雰囲気を大切にする
周りの人を和ませるように意識しており、その場の雰囲気が悪くならないようにしています。争いごとや面倒な事態に対して苦手意識があるため、張りつめた雰囲気になってしまうのが嫌なのです。
笑顔を見せて過ごすことで、その場の雰囲気が和む・和気あいあいとした雰囲気になるということを重視しています。
5. 気遣いができる
協調性に長けた一面があり、周りの人に対して気遣いを忘れることはありません。笑顔には人に幸せな気持ちを感じさせる効果がありますから、相手の心が穏やかになるようにしているのです。
また優しい性格でもあるため笑顔で接する以外にも、さり気なくフォローをしたりすることもあります。
6. 礼儀を忘れない
笑顔で接することが常識やマナーだといった価値観なので、礼儀として周りの人に笑顔で接しています。
一般常識やマナーといった礼儀作法が身についているため、礼儀正しい人だといえます。礼儀正しい人は真面目な性格をしている人が多く、誰に対しても不快な思いをさせずに愛想良くしているでしょう。
7. たまに遠くを見ているような表情をする
いつも無理して笑っているため、たまに遠くを見ているような表情を見せることもあります。心の底から滲みでる笑顔ではないため、素の部分が出てしまうときもあるのです。
心の底からの笑顔であれば心ここに在らずの状態にはなりませんが、愛想笑いですから、仕方ないことなのかもしれません。
8. 目が笑っていない
無理して作っている表情のため、目が笑っていないように見えます。心から表れているものではないため、仕方ありません。
疲れていても仕方なく笑顔を作っています。
9. 周りに本音を言わない
無理して笑う人は、周囲に本音を言える人がいない状況であることも要因のひとつです。
周りに本音を言わずに、感情を表に出さずに、頑張っています。
10. 自分に自信がない
自分に自信がないので、無理に笑顔を作って取り繕おうとしています。笑ってごまかし、その場をやりすごそうとしているのです。
怒ったり意見を言ったりして、争いになるのを嫌がります。
11. 表情と感情がリンクしない
無理して笑うことに慣れてしまい、笑顔と嬉しいという感情がリンクせず、特に考えもなく、笑顔を作り、その場をやり過ごすクセがついてしまっています。
嫌なことがあっても、笑顔を作って過ごすことに慣れてしまっています。
無理して笑う人の心理4個
1. 人間関係を大切にする
周りの人からの信頼を得るため・信頼関係を築くためには、笑顔が必要だと思っているのです。いつも笑顔で接していれば周りの人が好印象を抱いてくれるので、自然と相手から心を開いてくれるようになります。
人間関係を円滑にするには信頼関係が大切ですし、信頼関係を築くためには心を開いてもらう必要があります。
人間関係を大切に思っているため、最初の一歩として心を開いてもらおうと無理をしてでも笑顔を見せているのです。
2. 人に弱みを見せるのが苦手
自分の弱さを見せることに抵抗を感じているので、愛想笑いで誤魔化してしまいます。周りの人に負担を感じさせたり、気遣われたりすることに苦手意識があり、本心を伝えることができない性格なのです。
また過去に弱みを見せて裏切られた経験がある場合もあり、周りの人の前ではいつも演じてしまう人もいるでしょう。
そして劣等感を感じる性格の場合には、自分が感じている焦りや引け目などを隠したいという気持ちもあります。
3. 嫌われたくない
親しい人達から嫌われることを恐れて、好かれるために明るく振る舞っているのです。笑顔で過ごしている人は愛嬌があって好印象になるため、嫌われる可能性が低くなります。
また、笑顔だと優しい印象や親しみやすさなども与えることができ、自然と周りの人から好かれる存在になるでしょう。
無理して笑うのは周りの人を気遣っている一面もありますが、実は嫌われることを恐れているという一面もあるのです。
4. 一定の距離感を保ちたい
他人には踏み込まれたくない部分があるため、一定の距離感を保ちたいと思っているのです。親しくなり過ぎると知られたくない一面が発覚する危険があるため、適切な距離で関わりたいのでしょう。
周りの人が自分の知られたくない部分に触れる内容の話題を出したときには、愛想笑いで誤魔化すようにしています。
愛想笑いで対応されると踏み込めないような印象になりますから、一定の距離感を保ちつつ円滑な人間関係を続けることができるのです。
無理して笑うのがストレス…疲れた…
心の底からの笑顔ではないので、愛想笑いをするのは精神的に負担を感じることがあります。楽しくないのに笑うというのは自分自身を追い詰めてしまう場合も多く、ネガティブな気持ちを感じる原因にもなってしまうのです。
苦手・嫌・苦痛・しんどいといったネガティブな気持ちを笑顔で誤魔化していると、感じるストレスが大きくなるのは当然かもしれません。
周りの人に気を遣うのが普通だと思っていても、自分が疲れている時にまで気遣いをするのは辛いと感じるものでしょう。
無理して笑うのがしんどいときの対処法3個
1. 開き直る
周りの人からの印象を気にしないようにして、思いきって開き直ってしまいましょう。嫌われることを恐れずに自分らしく過ごすことで、精神的な疲れを感じることがなくなり、気楽に過ごせるようになります。
自分が辛い思いをしてまで周りの人に尽くしても、幸せを感じることはできませんし、体調不良を招く可能性もあるのです。
大切に思ってくれる人達だけが周りに残りますから、良い人間関係だけを残すこともできるでしょう。
2. 気持ちをリフレッシュする
自分の限界を迎える前に、しんどい気持ちを吐き出して心身共にリフレッシュするようにします。ネガティブな気持ちがきれいに消えれば、真っ新な状態で周りの人達と向き合えるようになるのです。
運動や旅行などで気分転換をすると、心の中に溜まっていたネガティブな気持ちが消えていき、自然と前向きな気持ちになれるでしょう。
前向きになることが周りの人から好かれることにも繋がり、自分自身のためにもなります。
3. 環境を変える
不向きな環境にいることが原因で無理して笑ってしまう場合もありますから、環境を変えるのもひとつの方法です。
無理せず自分らしく振る舞える環境に身を置けば、自然と心の底からの笑顔が溢れるようになり、笑うのがしんどいとは感じなくなるのです。
愛想笑い・作り笑顔をしなければ居づらい環境というのは、自分に合っていない環境ともいえます。
まとめ
無理して笑ってる人というのは、自分の弱さを隠すためや相手への気遣いから笑顔を絶やさないようにしているのです。
周りの人からの印象が良くても、心の底からの笑顔ではないため、自分自身を追い詰めてしまっているのでしょう。
ストレスや疲れを感じるようになった場合には、無理して笑わずに自分らしく過ごす方が幸せで楽しい時間を過ごせるようになるでしょう。
