自分の本心をさらけ出すことができる人ばかりではありませんが、素直じゃない人は周りから嫌われる可能性が高くなります。
素直な人なら簡単に解決できる事柄でも、素直じゃない人が相手だと解決するまでに余計な段取りが増えたり時間がかかってしまいますからね。
そこで今回は、素直じゃない人がめんどくさいと思われる理由などをご紹介していきますので、自分の言動と比較してみてください。
素直じゃない人がめんどくさい・疲れる3個
1. 本心を隠すから
自分の素直な意見を主張しないために話が進まず、相手の方が気を遣ってしまいます。相手の反応や顔色ばかりを伺ってしまい、本心を隠して曖昧な意見しか言いません。
ハッキリと素直な意見を主張してくれればすぐに話が終わる場合でも、相手の様子を探るような対応をしますから、時間ばかりが過ぎていってしまうことになるのです。忙しいときでも関係なく同じ反応をされたら、めんどくさいと感じるのは当然でしょう。
2. 意見や態度を変えるから
相手によって意見や態度が変わるため、どれを信用すれば良いのか分からずに戸惑ってしまうのです。反応などによって自分の意見を変えてしまうため、接する人が変わるたびに意見なども変わってしまいます。
相手の意見に賛同する形で意見を変えるのではなく、相手とは反対の意見を主張するため、厄介だと思われるでしょう。どういう意図があって意見を変えるのか分かりませんから、相手からすればウザい存在でしかありません。
3. 否定から入るから
他人の意見を認めずに否定することから入りますから、相手が精神的に疲れてしまうのです。相手の意見が正しいことが分かっていても素直に認めることに抵抗を感じるために、まず最初は否定をします。
素直じゃない人は、基本的に自分が正しいという価値観を持っていますから、他人が正しいことを認めるのが嫌だと感じてしまいがちですね。
また他人を理解しようとする気持ちにもなりませんから、素直に認めてあげることができません。
素直じゃない人の性格の特徴5個
1. プライドが高い
他人に自分の弱い部分を見せることができませんから、プライドが高い性格だといえますね。負けず嫌いの一面があり、他人に同情されたり情けないと思われるのはプライドが傷つくために我慢することができません。
弱みを見せることや同情されるのが嫌ですから、素直に本心を言えなくなってしまうのです。
2. 他人を信用しない
自分以外の人を信用できない性格ですから、他人の好意を素直に受け取ることができないのです。見返りを求められるのではないかと疑ってしまうため、あえて強がったりしてしまいます。
過去に他人に騙された経験がトラウマになっている場合もありますが、他人を信用できないために素直になれない場合もあるでしょう。
3. 恥ずかしがり屋
自分の本心を知られるのが恥ずかしいと感じてしまうタイプの人も、素直にはなれないですね。素直な感情を表現することに抵抗を感じるようになり、いつの間にか隠すことが当たり前になっているのでしょう。
弱い部分があることが恥ずかしいと感じていますから、素直に表現することができなくなります。
4. 自己主張が苦手
自己主張が苦手な性格の人は、自分の意見を主張しない癖が身に染みついています。素直な意見を主張したくても、相手に上手く伝える方法が分からずに諦めてしまうのです。
自己主張を諦めていますから、素直な意見などは言わずに相手の意見に同調する・相手によって意見を変えてしまうのでしょうね。
5. 他人を気にする
他人からの視線が気になるために、評価を落とさないように本心を隠してしまうのです。自分の素直な感情を知られて幻滅されたり嫌われることが怖くなってしまい、素直に伝えることができません。
プライドが高い性格とは正反対の性格ですが、素直じゃない人の中には精神的に弱い人達もいます。
素直じゃない人の態度や行動の特徴5個
1. 感謝や謝罪の言葉を言わない
自分の素直な感情を表現しませんから、感謝や謝罪の言葉を伝えることはありません。心の中で感謝や謝罪の感情を感じているとしても、それを口に出すのが恥ずかしい・プライドが許さないということなのです。
また人の親切を素直に捉えられないタイプの人もいますから、感謝の気持ちを抱かないこともありますね。
2. 興味がないフリをする
自分が興味を惹かれている事柄や相手に対しても、本心とは裏腹の対応をすることが多いですね。興味があることを知られるのが怖い・恥ずかしいという気持ちになってしまうため、隠すために興味がないフリをしてしまいます。
他人からの視線を気にしたり、相手に嫌われることが嫌で強がってしまうのかもしれません。
3. 他人を祝福しない
ひねくれた価値観を持っている場合もありますから、他人を祝福しないことが多いです。自分以外の人が成功したり、幸せになることを素直に喜ぶことができないのでしょう。
また心の中では祝福していたとしても素直に表現することができませんから、周りからすれば祝福していないと捉えられます。
4. 一人で抱え込む
自分の弱みを見せることができませんから、何でも一人で抱え込んで相談することができません。
他人を頼ることに抵抗を感じたり信頼することができないために、心の中をさらけ出すことができないのです。心配した人に声をかけられても素直になれませんから、強がってしまうでしょう。
5. 状況によって態度が変わる
2人きりのときには優しく接していても、他の人がくると態度が変わることがあります。親しくない人の前では自分を良く見せようと見栄を張ってしまうために、態度が変わってしまうのです。
誰に対しても素直な対応ができれば、状況が変わった途端に態度が変わることはありませんが虚勢を張るのでしょう。
素直じゃない人の末路6つ
1. 孤独になる
自分の感情を素直に伝えられない人は幸せを逃してしまいますし、最後には孤独感を味わうことになります。
素直に意見を言えないために、周りの人達からはウザがられる存在になってしまうでしょう。いつの間にか距離を置かれるようになり、最終的には親しく付き合える相手がいない!という状況になってしまいます。
素直に自分の気持ちを伝えるべきタイミングで強がってしまうと、相手からの信頼を失ったり愛想を尽かされてしまう可能性が高いのです。一歩引かれた扱いをされてしまうと、一人ぼっちで孤独だと感じてしまうでしょう。
2. 仕事で成果が出ない
素直になれないと、仕事などで分からない部分があっても同僚に頼ることができませんから、結果を残すことができません。
また困ったときに聞いたり、協力してもらったりすることができないため、大きなトラブルを抱える可能性があります。
3. 周りの人に信頼されなくなる
素直に周りの人に気持ちを打ち明けたり、話したりすることができないため、周りの人に信頼されなくなります。
信頼関係を築くためには、お互いにある程度自分のことを開示して話す必要があるでしょう。
4. 恋人と別れる
周囲の人とのコミュニケーションだけでなく、恋愛のパートナーとの関係でも素直になることは大切です。
素直になれずに嫌味を言ったり、相手にとって辛い対応ばかりをしていると愛想をつかれて別れることになります。
5. 後悔する
時間がかなり経ってから自分で「あのとき、なぜあんなことをしたのだろう…」と後悔するようになります。
年をとって、精神的に落ち着き、自分を客観的に見られるようになってから、後悔の念に駆られるようになります。
6. 自分が本当に欲しいものを得られない
素直になって自分が本当に欲しいものを発言することは大切です。言葉は心にもつながっています。
言葉で自分の心に嘘をついてばかりいると、自分が本当に欲しいものが分からなくなり、得られなくなります。
自分の幸せから遠ざかってしまうでしょう。
まとめ
素直じゃない人は、周りの人達からウザいと思われる危険があります。自分の本心を伝えないと、相手も対応に困ってしまう場合もありますし、気を遣わせてしまう場合もあるのです。
そして円満な人間関係を築くためには、感謝や謝罪の言葉を伝えることは基本中の基本でしょう。
孤独感を感じつつ生活を送ることが嫌だと感じるのなら、せめて感謝や謝罪の言葉くらいは素直に伝えるようにしてください。