あなたの周りには、ミスをしたのに謝らない人はいませんか?謝られないとイライラしてしまいますよね。どのような場面でも決して謝らない姿を見るとびっくりしますが、態度を改める気がない人は、一体どのような末路を辿ることになるのでしょうか。
今回は、謝らない人の末路と対処法を詳しくご紹介します。この記事を読めば、謝らない人が原因でストレスを感じているあなたも、上手に対処できるようになります。
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謝らない人の末路20個
1. 恋人やパートナーを失う
恋人やパートナーに誠実な態度を取れないと、最後は離れていってしまうでしょう。謝らない人は、感謝も言葉にできません。
恋人やパートナーといっても友人などと同じで人間同士の関係です。相手が一緒にいたくないと思えば、関係は続きません。
思いやる関係が築けなければ、大切な人までも失います。
2. 友達を失う
いくら気心の知れた友達とはいえ、感謝や謝罪の言葉や態度は最低限のマナーです。
ささいな時にただ一言「ごめん」が言えないことで徐々に友情がなくなり、最後は見放されます。
3. 信頼されなくなる
周りの人から信頼されなくなります。何かあってもこの人は謝らないし、悪かったことがわからないと思われているため、何かを頼まれたり、任せたりされることはなくなるでしょう。
4. ストレスを抱えて悩む
謝らなかったことについて、あれでよかったのかと悩んだり、うまくいかないことが多くてストレスを抱えます。今になって謝ろうとは思わないものの、振り返ってあれでよかったのかと思うことが増えるでしょう。
5. 自尊心が下がる
謝ろうとは思わないものの、自分のことを良い人間だと思えないので、自尊心が下がります。自尊心が下がるとメンタルが安定しなくなったり、自暴自棄な行動をとりやすくなります。
6. 自分の心に言い聞かせることが増える
「これでよかった」と自分の心に言い聞かせて行動することが増えます。自分の過去を否定したくないので、言い聞かせてその考えを強化しようとします。間違っていても素直に認めることができません。
7. 仕事が上手くいかなくなる
仕事をしていく上で、同僚や顧客など、人間関係は欠かせません。
ひとりで完璧に仕事をこなすことは不可能なので、周りの協力は絶対に必要ですが、謝らない態度に助ける気もなくなり、仕事が上手くいかなくなるでしょう。
8. 家族と疎遠になる
家族で多少の揉め事はあるものですが、素直に謝れないことにより、そのまま疎遠になってしまうという末路もあります。問題が解決しないまま時間が経過してしまい、溝が深くなります。
9. 孤独感で悩む
謝らない態度に他者は気分を害し、必然的に離れていきます。気づけば周りに誰もいなくなり、孤独感で悩むことになるのです。「ひとりは寂しい」と感じますが、自分中心の考えを改めることは難しいです。
10. 生きづらくなる
謝らない人は自分のミスを素直に認めることができないため、徐々に生きづらさを感じていきます。謝らないことで周りからも助けてもらえず、「上手くいかない」と感じる出来事が増えていくのです。
周りの人との人間関係が悪くなると、良い人や助けてくれる人がいなくなり、なぜか生きづらいと感じることが増えます。
11. 助けてもらえなくなる
「あいつはダメだ」と思われ、周りの人に助けてもらえません。困っていても救いの手が差し伸べられないので、より窮地に陥ってしまうことも。自分だけで何とかならない状態になったときに後悔することになるでしょう。
12. 自分を正当化するようになる
謝らない人は最後、何に対しても自分を正当化するようになります。「私の考え方が正しいのだ」と思い込むことで、周囲からの冷めた視線から自分を守ろうとしていますが、より近づきたくない人物として認識されます。
13. 言い訳だらけになる
「あれはこうだったから」「私はそうだと思ったけど」など、ミスをする度に言い訳が溢れるようになります。単純に謝ってしまえば解決できる問題も、言い訳をして謝罪の言葉から逃れようと必死です。
14. 悪い噂が広がっていく
謝らないという印象の悪さをきっかけに悪いイメージがどんどん広がっていき、真実ではない悪い噂まで囁かれるようになります。全ては、謝らないという不誠実さがまいた種なのです。
15. 他人から非難されることが増える
他人からの印象が悪くなり、何かあると非難されることが増えます。問題がおきたときに「またか」と思われ、ささいなことでも「おまえのせいだ」と言われることもあるでしょう。
16. 誰からも声をかけてもらえなくなる
素直に謝れない人は最後、誰からも声をかけてもらえなくなります。「この人と話をしても気分が悪くなるだけだ」と思われているため、避けられてしまうのです。また、声をかけても嫌な顔をされます。
17. チャンスがやって来なくなる
ビジネスから恋愛に至るまで、さまざまなチャンスがやって来なくなります。「紹介してほしい」と申し出ても、素直に謝れない人は信用されないので、気分良く紹介しようと思われません。
18. 自分の成長の機会を失う
謝れば、それによって自分の過ちを認めて次に進むことができ、新たな未来が見えたかもしれませんが、それがなくなって成長の機会を失います。本当は人間的に成長してもっと良い状態を作れたのに、それができなくなります。
19. 負のサイクルから抜け出せなくなる
人間関係も仕事もうまくいかず、負のサイクルから抜け出すことができなくなります。どうにかあがいても周りと良い関係が作れないので、すぐに壁にぶつかります。何をやってもダメだと自信も失うでしょう。
20. 社会的な制裁を受ける
謝らなくても何とかなる場合もありますが、何とかならずに社会的な制裁を受ける羽目になることもあります。例えば、会社をクビになる、相手から訴えられる、など社会的な制裁を受けることもあります。
謝らない人は周りにどう思われている?
謝らない人に出会った人50人にその人が普段周りからどう思われているのかアンケート調査を行いました。その結果は以下のとおりです。
非常に評判はいい :2.0%
まあまあ評判はいい :10.0%
あまり評判はよくない:36.0%
全然評判はよくない :52.0%
周りからの評価はかなり悪いので人間関係はほとんど上手くいっていないでしょう。
謝らない人は自己中?
謝らない人は自己中心的な傾向があります。他人の気持ちを考え思いやることができないので、謝るという行動ができないのです。
「自分が正しい」「自分が良ければ満足だ」と感じているので、謝らずにいても周囲の目を気にせずに過ごせます。
しかし、謝らない自己中心的な人の末路は悲惨です。自分が満足して快適に過ごしている間は問題ありませんが、いざ困ったときに、もちろん誰も助けてはくれなくなります。
他者の気持ちをないがしろにして自分の否を認めずに過ごしていれば、当然のことだと言えます。
謝らない人は人のせいにする?
謝らない人の中には、人のせいにしてその場をやり過ごそうと考えている人もいます。
人のせいにするタイプの謝らない人は、「常に自分が上の立場で、その他の人を下に見ている」ことが多いです。認めたくない現実は、とにかく周りに責任を押し付けるのです。
また、本気で「自分が悪い点は一つもないのに問題が起こった」と考えている場合もあります。
自分自身に否があると考えられないので謝らないだけではなく、改善も見られないので、事態を悪化させたり問題を複雑化させたりしてしまうことも多いです。
謝らない人は結局どうなる?
謝らない人がその後どうなったのか、謝らない人に出会った人50人にアンケート調査を行いました。その結果が以下のとおりです。
特に問題なく過ごしていた :26.0%
少し問題になったが、大きな支障はなかった:28.0%
問題になり、少し支障が出ていた :18.0%
大きな問題になり、よくない状況になっていた:28.0%
謝らないからといってすぐに仕事を失ったり、大きな問題になったりすることばかりではないでしょう。ただ、周りからの評価は悪いため、いろいろなことがうまくいかず、幸福感を得られないでしょう。また、大きな問題に発展しやすい危うい状態に常にいるような状態になるでしょう。
謝らない人の末路にかんする体験談
謝らない人がその後どうなったのか、謝らない人に出会った人の体験談を紹介します。意外とその人自体に大きな問題が起きていないケースもあります。
43歳男性
上司に、まずは謝罪をしなさいと怒られるも、言い訳ばかりしていました。ぶつぶつと文句を言いながらその日は帰りましたが、1週間後にまた同じミスをし、その時も同じような言い訳や人のせいにするので、上司がこれ以上は面倒見きれないと思ったらしく、管理部へ報告したところ、その男性は別の部署へ異動させられました。
36歳女性
上司との関係は良好なので、結局お局様のように職場に居座りました。とても堂々としていて、同じ人間なのかと疑います。周囲の方が嫌になって次々と辞めていきました。
34歳男性
書類不備や間違い電話をしても「わたしは悪くない」と言っている女性がいますが、残念ながら何も変わりません。今もやりたい放題テレワーク有給を取得して、時々生活残業・周囲に不平不満を撒き散らして会社の害になっています。
34歳女性
社内全員から嫌われ、無視され、社長に泣きつきました。そして精神科に行き、ここの会社のせいで適応障害になったと弁護士を立てて示談金をもぎ取ろうとしています。
謝らない人はクズ?
謝らない人に対してクズ・むかつくと感じる人も多くいます。謝らないことにより敵対意識を持たれることが増え、人間関係のトラブルが増えやすくなります。
過去の人は消え、新しい人とはトラブルが続き、誰とも穏やかな人間関係を作るのが難しいと感じることが増えます。より孤立が深刻化します。
謝らない人の心理5個
1. ミスを認めたくない
謝らない人は、明らかに本人のミスであっても認めたくないという心理が働いています。ミスを認めることが怖いのです。
謝るということは、自分が悪いことをしてしまったと認める行為ですが、認めることで自分の評価が下がったり、責任を取らなければならない事態になったりすることを恐れ、避けたいと考えています。
2. 自分に自信が持てない
謝らない人は、自分に自信がありません。謝ることで、さらに自分に自信がなくなってしまうことを恐れているのです。
「謝ったら、もっと自分がダメな人間なのだと認めてしまうことになる」と考え、頑なに謝ろうとしません。自分を守りたいという気持ちが、謝らないという結論につながっています。
3. 自分を肯定してほしい欲求が強い
自分を肯定してほしい欲求が強く、「謝る=否定されている」と感じてしまいます。「私の考え、行動はきっと全て正しいのだ」と肯定したいと同時に、他者にも謝罪を強要されたくはありません。
「あなたのような考え方もあるよね」と受け取ってもらえると欲求が満たされ、違った意見も受け入れられることがあります。
4. 謝るようなことはしていない
謝らない人は「そもそも謝るようなことはしていない」と感じています。
単純に気がついていないこともあるので、「ここに関してはこうする方が良かったよね」などと指摘をするまでは謝る必要性に気がついていません。中には指摘を受けても納得ができずに、謝らない態度を貫く人もいます。
5. 自尊心を傷つけたくない
謝ることは、自尊心に傷をつけることだと感じ、謝らない場合もあります。
「謝るのは恥ずかしい行為だ」「謝ってしまっては負けを認めることになる」「謝らない方がかっこいい」などと考え、自分のプライドを守ろうとします。
このタイプは一度プライドが傷ついてしまうとなかなか立ち直れません。
謝らない人への対処法5個
1. 一貫した態度をとる
謝らない人に対しても他の人と同じような態度、対応で接しましょう。
「この人は謝らない人だから私も謝らない」と同じ態度をとることは簡単ですが、それではあなたまで、周りから見たら常識のない人間だと思われてしまいます。
謝らない人に対しても、感謝や謝罪を素直に表現することで、あなたの評価はますます上がります。
2. 難しいことは要求しない
謝らない人がミスをすると、謝罪がないためイライラしてしまいます。あなたがストレスを溜めないようにするためには、難しいことを要求せず、失敗をする機会を減らすことが必要です。
失敗が減ることで謝罪の機会も減り、イラッとすることがなくなります。相手の成長を考えると得策とは言えませんが、短期的に見ると効果的な対処法です。
3. 相手に期待を持たない
相手が謝らない時にイライラしてしまうのは少なからず「謝ってくれるはず」という期待を持っているからです。
変わる気配のない相手であれば、「相手に期待を持たない」ことが一番です。
ミスをされても「うん。やはり謝らなかったな。これは想定内の行動だ」と考えると、ストレスが溜まることもありません。
人を変えることは難しいものです。変わってくれることを諦めるのも必要でしょう。
4. 謝るべき内容のみ淡々と伝える
謝らない人だとわかっていても、「絶対これが悪かったのに」とイライラする気持ちが抑えられないこともあります。
そのようなときは、あなたが迷惑に感じた内容のみを淡々と伝えてみましょう。謝罪がなくても、あなたが指摘した内容に納得して、謝らない人なりに反省や改善が見られるかもしれません。
5. 関わる場面や内容に線引きをする
謝らない人とは、関わる場面や内容に線引きをして付き合いましょう。仕事の場合には「この人にはこの部分だけお願いしよう」など、自分の中で線引きをすることで必要以上の関わりを持たずに済みます。
線引きをすることで「この人と自分は関係がない」と思えるようになり、動向も気にならずに過ごせます。
まとめ
謝らない人の末路に良いものはありません。本人は気づかずに過ごしているかもしれませんが、実は多くのものを失っているのです。
謝らない人を相手にするとストレスが溜まってしまいますが、一歩引いて見てみると、かわいそうな人だと感じるかもしれません。程よい距離感で本人に気づきを促し、謝る大切さに気づいてほしいですね。