裕福な家庭環境で育った人だけが育ちが良いと思っていませんか？金銭的に恵まれた環境だとしても人としての教育をされていない場合には育ちが良いとはいえませんが、金銭的に余裕がない環境でも、人としての教育をされて育った人は育ちが良いといえるのです。
また育ちが良い人達は、周りの人とは見た目や立ち振る舞いに違いがありますよね。
そこで今回は、育ちが良い人の見た目などに見られる特徴を紹介します。
育ちの良さは顔に出る？
育ちの良さは内面にも影響を与えますから、自然と育ちの良さが顔にも表れています。人としてのマナーや一般常識というものを教えられていますから、人に不快な思いをさせることがありません。
そして礼儀作法もしっかりと身についていますから、人と接するときにはいつも穏やかな表情で接するのです。そして自分自身の心にもゆとりや余裕があるため、いつも柔らかい表情で過ごしていますよね。
また女性の場合には個性を主張するようなメイクをせず、あくまでもナチュラルな印象を与えるメイクを心がけているでしょう。
育ちの良さや品性がわかる見た目の特徴7個
1. 上品な雰囲気
心が綺麗でゆとりがありますから、周りの人が優雅だと感じる上品な雰囲気を放っています。無駄な動きなどはせず所作の1つ1つが綺麗でゆったりとしているため、優雅な印象や上品な雰囲気が感じ取れるでしょう。
恵まれた家庭環境で育てられている人はマナーを学んだり、しつけられたりする機会が多いため、自然と綺麗で無駄のない所作が身についているのです。
そういったことをあまり気にしない家庭で育った人からすれば、常識の違いに驚いたり、上品だと感じたりするでしょう。
2. 清潔感がある
人に不快な思いをさせないように、いつも清潔感を感じさせる身だしなみをしています。
接した相手が不快になるとより良い人間関係を築くことができませんし、清潔感を感じさせるのは当たり前のことだという認識なのでしょう。
そして育ちが良い人は、TPOに合わせた服装や身だしなみを心得ていますから、決して目立たずその場の空気感に合わせた服装をしているのです。
3. 姿勢がいい
どんな体勢をしていても、背筋がピンと伸びた姿勢で過ごしています。自分に自信がありますからいつでも堂々としていられますし、背筋を伸ばす姿勢が身についているのです。
子供の頃から猫背で過ごす・うつむいて過ごす機会が少なかったため、成長をしても姿勢がいいのが普通になっているのでしょう。
自宅の中でも家族全員が姿勢の良い環境で育っているため、自然と自分も姿勢が良くなっているのかもしれませんね。
※猫背は姿勢が悪いだけでなく、スタイルが悪く見え、表情も悪くなりがちです。注意しましょう。
4. 落ち着いている
心に余裕がありますから、普通の人が慌てる場面でも落ち着いています。感情的になってもいい結果にならないことを知っていますし、自分の感情を上手くコントロールすることができるのです。
人の心はそのまま雰囲気や見た目となって接する人に伝わりますから、いつでも冷静に余裕を持って接するように心がけているのでしょう。そして子供の頃から慌ただしい家庭環境で育っていないことも、落ち着いた雰囲気を放つ原因になりますよね。
5. 笑顔が多い
心身共に充実しているため、いつも笑顔を欠かすことがありません。周りの人に恵まれている・支えられているという認識があるため、感謝の気持ちから自然と笑顔になってしまうのでしょう。
そして自分の心が満たされていることも、自然と笑顔が溢れている原因になりますよね。育ちが良い人は心が満たされている人が多いですから、自然と笑顔の人が多いのです。
6. 髪型を整えている
服装だけでなく髪型にも気を配って、髪の手入れなども欠かすことがありません。自分の評価を気にしているのではなく、相手に不快な思いをさせないための配慮として髪型にも気を配っているのです。
個性を主張しすぎす、なおかつ信頼される・安心を与えるように配慮ができます。相手に対する配慮ができるのは、自分の心に余裕があるからこそできることですよね。
7. 年齢に見合った服装
ありのままの自分に自信がありますから、若づくりなどせず年相応の服装をしています。一般常識やモラルといったものが身に染みついていますから、周りの人が違和感を感じるような服装などをすることがありません。
自分に余裕がない場合には、少しでも好印象を与えようとして逆効果になりますが、育ちが良い人は余裕があるために好印象を与えようとは思わないのです。
育ちの良さは口元にも出る？
歯並び・言葉使い・食事中のマナー・口臭といった口元にも育ちの良さが出ます。
子供の頃に矯正をされている人は大人になっても歯並びが綺麗ですし、歯科検診なども欠かすことがありません。
そして言葉使いなども家庭環境によって影響を受けるものですから、綺麗な言葉使いを聞いて育った人は、当然のように綺麗な言葉使いをするものです。成長する過程で言葉使いが乱れたとしても、その場で修正をされているでしょうね。
一般常識やマナーといったものを教えられている人なら、食事中に口を開けて噛むというマナー違反をすることはないです。
また、口臭などにも気を配っているでしょう。歯磨きもきれいにされているので、口臭を感じることは少ないはずです。
育ちの良い人の行動5個
1. マナー違反をしない
公共の場やTPOに合わせて、礼儀正しい行動をします。一般常識やマナー&モラルといったものを教えられていますから、マナーに反する行動をすることはありません。
周りの人に迷惑がかかる行為や不快にさせる行為をするのはダメだと、子供の頃から徹底的に教育されていますので、本人からすれば当然の行動でしょう。人目がない場所であっても、自分の中でマナー違反をすることが許せないのです。
2. 正しい言葉使いをする
綺麗な言葉使いをするのは当然ですが、日本語を崩したりせずに正しい言葉を使って会話をします。略語や流行り言葉を知らないわけではありませんが、正しい日本語を使うことが染みついているのです。
自分より目上・目下という立場で言葉使いを変えるということもありませんから、周りの人と接するときは敬語が基本でしょうね。友達や恋人といった親しい人に対しても、変な言葉使いはせずに正しい日本語で会話をします。
3. 周りへの気遣いをする
感謝することや人間関係の大切さといったものを教えられていますから、周りの人への気遣いもできます。自分1人で生活をしているのでない！ということを、子供の頃に親から教えられているのです。
そして接する人には挨拶や感謝そしてときには謝罪といった言葉を伝えることの大切さも教えられているでしょう。
また言葉だけで伝えるのではなく、行動で感謝の気持ちを伝える方法もあると教えられていますから、気遣いする行動を取れるのです。
4. ネガティブ発言をしない
不満を感じたとしても、決してそれを表に出すことはありません。愚痴や人の悪口などのネガティブ発言をすると、周りの人に不快な思いをさせると分かっているため、口に出すことはしないのです。
また育ちが良い人は心に余裕があり自信もありますから、そもそもネガティブな感情を抱く機会も少ないでしょうね。そして基本的には、自分が話すよりも相手の話を聞く「聞き役」になることが多くなります。
5. 食べ方がきれい
テーブルマナーをしっかりと教えられていますから、食事の仕方にも育ちの良さが現れています。箸の使い方や魚なども綺麗に食べることができ、残さずに食事をして作ってくれた人への配慮も忘れません。
また大人になると忘れがちですが、食事をする前には「いただきます」食後には「ごちそうさまでした」という言葉をきちんと声に出していますよね。
どこでも恥をかかないように教育をされた結果、食事の仕方も綺麗になるのです。
育ちがいいと思われる方法3個
1. 礼儀作法を習得する
育ちが良い人はTPOをわきまえた言動をとることができますから、礼儀作法を身につけてください。大人になっても礼儀作法や常識・マナーといったものは学ぶことができますし、礼儀正しい振る舞いをするだけで育ちが良い印象を与えることができるのです。
茶道などの習い事をしなくても、育ちの良い人の真似をする・ネットなどで礼儀作法を学ぶこともできますよね。
2. 丁寧な言葉使いをする
正しい日本語・綺麗な言葉使いをすることで、教養がある印象を与えることができます。自分では正しい日本語だと思っていても、実は間違った使い方をしていたり、誤って覚えている場合もあるのです。
普段の会話で間違った言葉や使い方をしていると、育ちが良いとは思ってもらえません。しかし正しい日本語を使って綺麗な言葉使いをすれば、子供の頃から綺麗な言葉使いをしていたと思ってもらえます。
以下のような言葉は使わないようにしましょう。
＜育ちが悪く思われる言葉の例＞
・おまえ
・てめえ
・うざい
・うるせー
・やばい
・マジで
3. 相手を優先する
自分の個性を主張しようとせず、相手を優先するように心がけてください。育ちが良い人は心に余裕がありますから、自分よりも相手を優先して接しているのです。
常に相手のことを考えて行動をすればそれが普通になり、心にも待つというゆとりが生まれますよね。
心に余裕が生まれると、自然と落ち着いた雰囲気などを放つようになりますから、育ちが良い印象を与えることができるでしょう。
まとめ
育ちの良さは外見だけでなく内面からあふれ出るものですから、雰囲気や接し方などで伝わります。
人としての一般常識やマナー・モラルといったものを教えられていますから、相手を不快にさせる言動やマナー違反をすることはありません。育ちが良い印象を与えたい場合には、礼儀作法を学んだり自分の言動を見つめ直してみましょう。
