好良い身体になるために始めた筋トレ。しかし中には、満ち溢れていたやる気が次第になくなってしまう人もいるでしょう。仕事や家事が忙しく、やる気になれない時もあります。では、筋トレのやる気が出ない日には、どうしたら良いのでしょうか。
今回は筋トレのやる気が出ない日の対処法や、やる気が出ない時は休むべきかなどを解説していきます。長く筋トレを続けるための参考にしてみてください。
筋トレのやる気が出ない原因7個
1. 疲れている
疲れている時にも筋トレをやる気にはなりません。疲れた体に鞭打って筋トレをしてもさらに疲れてしまいます。肉体が疲れていると、モチベーションも上がらないものです。
疲れた時は、体だけではなく、メンタルも疲労しています。モチベーションが上がらないまま筋トレすれば、トレーニングが雑になり筋トレの効果を発揮できなくなるでしょう。
2. 眠い
眠気を我慢しながら早朝や夜遅くに筋トレをしていませんか。しかし、眠い時にやる気満々で筋トレができる人はなかなかいません。睡眠不足が続いていれば、筋トレより眠りたいとも思うでしょう。
眠い時に筋トレをすると、疲労物質が溜まりさらに眠気を感じてしまいます。けがや事故の原因にもなるので注意が必要です。
3. 人が多くて器具が使えない
筋トレのためにジムに通っている人もいるでしょう。様々な器具が置いてあるジムに行けば、効率的に筋トレができます。しかし多くの人が利用する人気の器具は、思うように使えないことも多いです。
タイミングによっては数十分も待つことになります。人が多くて器具が使えないのも、やる気が出ない原因になります。
4. なかなか効果が出ない
筋トレはすぐに効果が出るものではありません。筋肉の成長には時間がかかるのです。まわりの人と比べ、焦ってしまうこともあるでしょう。
筋トレを頑張っている人ほど、効果を感じられないとやる気を失ってしまいます。変化がなかなか見られない身体を見て、始めのやる気もなくなっていくのです。
5. 忙しくて時間がとれない
忙しくて時間が取れないのも、筋トレにやる気がなくなる原因です。仕事や家事など、日常でやるべきことはたくさんあります。
仕事やプライベートで忙しい上に筋トレまでしていては、自分の自由な時間もなくなってしまうでしょう。忙しい中無理して筋トレをしても、不満や疲労が残ってしまいます。
6. 筋肉痛
筋肉痛が残っている時も筋トレはしたくないものです。新しいトレーニングを始めたり、なれない部位を使ったりすると筋肉痛になることがあります。
筋肉痛は筋肉を強化するためには必要ですが、痛みがあるとトレーニングを苦しく感じてしまうでしょう。筋肉痛の部分をかばい、普段通り動けないこともあります。
7. トレーニング内容に飽きた
筋トレはすぐに効果が出るものではありません。筋肉をつけ、理想の体になるためには、繰り返し同じ部位を鍛える必要があります。
しかし同じトレーニング内容を続けていると、次第に飽きてしまうものです。筋トレの知識が少ない人はトレーニングのバリエーションも豊かではなく、飽きを感じてしまいます。
やる気が出ない時期に休むのはあり?
筋トレのやる気が出ない理由には様々なものがありますが、やる気が出ない時は休むようにしましょう。
無理して筋トレしても効率的に筋肉を鍛えられません。けがや事故を引き起こす原因にもなります。気分が乗らない時に筋トレをしても、さらにやる気がなくなるだけです。
中には長い間続けてきた筋トレを休むことに不安を感じる人もいるかもしれません。今まで頑張り続けてきた人ほど、休むことに恐怖を感じます。
しかし安心してください。1週間程筋トレを休んでも、食事や日常生活に気を付ければ筋肉が減ることはありません。やる気が出ない時は数日~1週間休みをとってみましょう。
筋トレを休んでも筋肉が落ちない期間の目安
筋トレを休んでも筋肉が落ちない期間の目安は、3週間です。
アスリートが3週間以上休んだ場合には、筋力や心肺機能が落ち始めたというデータがあります。(参照)
やる気が出ないときは無理せず、少しの間休んだり、リフレッシュしたりして、また元気よく取り組めるように回復を目指しましょう。
筋トレのやる気が出ない日の対処法7個
1. 一定期間休む
筋トレのやる気が出ない日は、無理せずに休みましょう。やる気がないのに筋トレをしても集中できず、十分な効果も発揮できません。けがや事故を起こす可能性も増えます。
筋トレを休む自分に罪悪感を感じる人がいるかもしれません。しかし自分を責めるのはやめましょう。休む勇気を持ってください。
誰にでもやる気が出ない時はあるものです。ゆっくり休めば疲労も回復し、肉体的にも精神的にも回復します。
2. 目標を作る
目標を作るのも対処法の一つです。達成できそうな目標を作りましょう。無理な目標はさらにやる気を失わせてしまいます。
目標のポイントは、簡単なものにすること、数値や期間を設定することです。小さな目標を達成すれば、自分に自信もついてきます。「1日スクワットを10回」「1週間は必ず続ける」など明確な回数や期間を数値化すれば、モチベーションの維持にも繋がるでしょう。
3. 筋トレの動画を見る
筋トレの動画を見るのもやる気が出ない日の良い対処法です。ネットやSNSには、筋トレの動画が数多く配信されています。理想の筋肉をした人たちや、トレーナーの動画を見れば、モチベーションも上がるはずです。
今まで知らなかったトレーニング法を知ったり、自分のフォームの間違いにも気がつきます。気分転換とともに新しい発見ができるでしょう。動画だけでなく筋トレの本や映画もモチベーションアップに役立ちます。
4. 筋トレグッズを新調する
筋トレグッズを新調するのも良いでしょう。新しいウェアやグッズを購入すれば、筋トレへの意欲も湧いてきます。機能だけでなく、自分の好みのブランドやデザインのものがおすすめです。
また自分の体系にぴったりのウェアであれば、ボディラインもチェックできます。身体の変化や筋肉の付き方がダイレクトにわかるウェアは、モチベーションアップにも繋がるのです。
5. 筋トレをルーティン化する
筋トレをルーティン化するのもおすすめです。1日のスケジュールに筋トレの時間を組み込んでみましょう。歯磨きやお風呂と同じように、日常に筋トレの時間を設けてください。
筋トレが生活の一部になります。筋トレの時間以外にも、メニューや内容を決めておけばトレーニング内容に悩むこともなくなります。
また定期的に正しいペースとトレーニング内容の筋トレをすれば、短期間で効率よく筋肉をつけることも可能です。
6. トレーニング内容を変える
筋トレのやる気が出ない時は、トレーニング内容を見直してみましょう。長期間同じトレーニングをしていませんか?人間は変化がなければ飽きてしまいます。
トレーニング内容を変えれば、新しい気持ちで筋トレができるでしょう。内容を変える時には大きな変更をするのではなく、少しずつ変えるようにしてください。
負荷を少し重くする、回数を少し増やす程度から始めましょう。無理をしてはさらにやる気がなくなってしまいます。
7. 軽く身体を動かす
疲れが溜まっていたり、筋肉痛を感じたりする時は軽いトレーニングをするようにしましょう。筋トレを休むのが不安な人にもおすすめです。
1日15分運動するだけでも、心拍数が上がり身体に影響を与えます。筋トレを休んでしまう罪悪感も感じません。
体に負担なくできる、15分~20分程の全身運動をするようにしてください。筋トレのやる気が出ない時も、軽い運動であれば気負わずにこなせるでしょう。
まとめ
筋トレにやる気が出ない時は誰にでもあります。しかしやる気が出ない時に無理やり筋トレをするのはおすすめできません。筋トレに集中できないだけでなく、けがや事故に繋がります。
やる気が出ない時は、無理せず休むようにしてください。やる気が出ない時の対処法も試してみましょう。そうすれば、モチベーションが上がり、再び筋トレに力を入れられるようになるはずです。