自分の体型を気にしている人は男女問わず多くいます。特に太っているとまわりと自分を比べ、イライラしてしまったり自分の体型を許せないと感じたりしてしまうでしょう。自己管理ができない自分に落ち込み、つらい日々を過ごすようにもなってしまいます。自分の体型が嫌いで泣く人も…。
この記事では太っている自分が許せない理由や対処法を紹介するので、太っているのがみじめに感じる人や、自分の体型が嫌いで泣く経験がある人は参考にしてみてください。
太っている自分にイライラ・許せない理由5個
太っている自分の姿を鏡で見てイライラしたり、「なぜ自分は…許せない…と」と感じたりすることがあります。その感情の理由を説明します。
1. 体型が理想と違う
自分の理想とする体型、思い描いていた体型はもっとスリムでスタイルが良い体型だったのに、鏡で見るとお腹が出ていて、腕や足も太い…。
理想とする体型になりたいのになれないことから、自分にイライラしたり、自己嫌悪に陥ったりします。
理想との乖離は、大きなストレスになります。
2. 食欲を我慢できない
食べないほうがやせたスリム体型になれると頭では分かっているのに、ついつい美味しそうなご飯やラーメン、デザートなどを食べてしまったり、ストレス発散で食べ過ぎたりしてしまいます。
後からなんで食べてしまったんだろうと後悔し、自分の不甲斐なさにイライラします。
3. やせる努力ができない
SNSなどを見れば、やせて綺麗で引き締まった体になって、かっこよくなっている人がたくさんいるのに、自分はそのやせる努力ができていないと、イライラします。
やせたいと思っていても行動に移すことができず、甘えている自分にイライラするのです。
4. 友達のようになれない
友達や周りの人には、やせて魅力的な体型をしている人がいるのに、自分はその人達のようになれないことにイライラします。
普段は一緒にいて変わらない存在かのように思いつつも、自分は太っていることに残念な気持ちになっています。
友達や周りの人、インターネット越しの人といつも比較するのは危険です。
5. 頑張ってもなかなか結果が出ない
ダイエットを頑張ってもなかなか結果が出ず、太ったままなのでイライラしています。自分では頑張っているつもりなのにやせることができず、なぜ結果が出ないのかと落胆し、諦めのような気持ちも混じっています。
太っている自分が嫌いな人の心理は？みじめな気持ち？
太っている自分が嫌いな人には共通の思考パターンがあります。
痩せている人が綺麗、太っている人はダメな人と思い込んでいるので、やせなければいけないと感じているのです。
太っている人は自己管理ができず、だらしない性格だと言われていることも影響しています。ダイエットを始めても長く続かず、満腹になるまで目の前のものを食べてしまう自分に嫌気がさしてしまうのです。
自分が嫌いになってしまうと常に劣等感を感じ、みじめな気持ちになってしまいます。恋愛や仕事が上手くいかないことを、自分の体型のせいだと思うようにもなるでしょう。
太っている自分が嫌いな人は、世間が作るネガティブなイメージを自分の中に強く感じています。テレビで太っている芸能人がいじられたり、街中でダイエット広告のビフォア・アフターの写真を見たりして自己嫌悪に陥るのです。世間の噂や情報を優先し、自分の本当の気持ちを無視してしまいます。
太った自分を受け入れられない？
太った自分を受け入れられずに苦しむ人もいます。仕事が忙しい、気づいたら太り続けていた、など精神的な余裕がなく、太ってしまう人もいます。
太ってもやせても、その人自身であり、仮にやせたからといって大きく変わるわけではありません。自分らしさや自分の価値に気づくことで、精神的に充実した生活を送ることができます。
太りやすい習慣4個
1. 生活が不規則
太りやすい習慣の一つに、生活が不規則なことがあります。日中逆転の生活をしていたり、食事の時間がバラバラだったりすると食欲のコントロールができなくなってしまうのです。
睡眠が足りていないと食欲を抑制するホルモンの分泌が減少し、代わりに食欲増進ホルモンが分泌されるとも言われています。不規則な生活習慣はホルモンのバランスを崩し、食欲を増進して太りやすい体質にしてしまうのです。
2. ストレス解消が上手くできない
ストレスの解消が上手くできないことも、太りやすい習慣の一つです。人は過度のストレスを感じると食欲増進ホルモンが分泌されます。ストレスで食べ過ぎてしまうのは食欲増進ホルモンの影響です。
ストレス解消法が少ない人は食事以外でストレスを解消しなければいけません。ストレスの原因から離れたり、意識してリラックスする時間を作ることで食欲も落ち着いてくるでしょう。
3. 食事のバランスが偏っている
食事のバランスが偏っていることも太りやすい原因です。揚げ物や甘いものなど高カロリーの物が太りやすいのはもちろんですが、ダイエットで極端な食事制限をしてしまうと「低血糖」の状態になってしまいます。
「低血糖」なると体内の血糖値が急激に下がり、食欲を強く感じるようになるのです。血糖値を上げるために甘いものを欲し、食べ過ぎにも繋がってしまうでしょう。お酒が好きな人も注意が必要です。
4. 食のこだわりがある
太りやすい人は食にこだわりがあり、食べるための理由付けをしがちです。「食べ物は残してはいけない」「飲んだ後には必ずラーメンを食べる」など自分なりのこだわりを持っています。食べるための理由を作り、罪悪感を感じないようにしているのです。
一つの習慣が根付いてしまうと、やめることが難しくなってしまいます。自分が食べるための習慣を作っていないか、改めて確認してみることが大切です。
太りやすい習慣から抜け出す対処法7個
1. 食べたら動く
太りやすい習慣から抜け出すためには、食べたら動くようにすることがおすすめです。食べたら食べた分だけ、運動をするようにしましょう。適度な運動はストレス解消にも繋がります。
極端なダイエットをしなくても、食べたいものを我慢せずに運動でカロリーを消費していれば食べた後に罪悪感を感じずに済みます。食べることと動くことをセットで考えるようにしてください。
2. 余分なものを食べない
余分なものを食べないために、食料品のストックを置かないことも対処法の一つです。口が寂しい時に食べてしまうのは、すぐに食べられるものがあるからです。スナックや甘いお菓子などを近くに置かないようにしてください。
買い物に行った時には必要なものだけ購入し、用事がないのにコンビニに立ち寄らないようにしましょう。外出時には空腹の状態で行かないことや、必要なお金以上持って行かないことも買いすぎない秘訣です。
3. 食べたい気持ちをそらす
どうしても食べたくなったら、食べたい気持ちを別の方向に向けてみましょう。食べたい衝動を別のことに置き換えることで、徐々に食欲が収まってきます。
気分を変えて、自分の気持ちを食べることから意識的にそらすのです。映画を見たり、本を読んだり自分の気持ちを落ち着かせることがおすすめです。時間がかかる掃除や、散歩などは長時間食べたい欲求から気をそらすことができます。
4. 甘いお菓子はご褒美として考える
甘いお菓子やカロリーの高い食事は、ご褒美として考えることもおすすめです。糖質や脂質が多い食べ物はカロリーが高く、食べ過ぎると太ってしまいます。
甘いもの、揚げ物が好きな人には慣れるまでは我慢が必要かもしれませんが、習慣化してくれば楽になります。
何かを頑張った時や、特別良いことがあった時などスペシャルな食事として用意しておけば、太りやすい習慣を改善するためのやる気も出てきます。
5. 栄養バランスを見直す
太りやすい習慣から抜け出すには、栄養バランスを見直すことも大切です。揚げ物や甘いものばかり食べていては当然痩せることはできません。
過度のダイエットで偏った食生活をしている人も注意が必要です。栄養が偏るとホルモンが正常に分泌されず、食欲を増進してしまうこともあります。片手分の主菜、たっぷりの副菜、握りこぶし一つ分の主食が整った栄養バランスの目安です。意識してメニュー作りをしてみましょう。
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6. ストレスの原因から距離を置く
ストレスで過食してしまいがちな人は、ストレス解消の方法を見つけること、ストレスの原因から距離を置くようにしてください。ストレスが溜まってしまうと食欲が増進されてしまいます。
ストレスを食欲で紛らわせるのをやめましょう。意識して自分の趣味の時間を取るようにし、リラックスできるように心がけてください。ストレスが解消されることで、食べ過ぎを防ぐことができます。
7. 食のこだわりを変える
自分の食べるためのこだわりを変えることも太りやすい習慣から抜け出す方法です。食べるためのこだわりを、食べないためのこだわりに変えていきましょう。
「飲んだ後のラーメン」を「おにぎり一つ」に変えることでも変化は生まれてきます。自分なりの新しいルールを作ってみてください。
慣れるまではつらいかもしれませんが、リズムができてくれば苦しいと感じなくなります。たまのご褒美を用意するのも、新しいルールを継続するための秘訣です。
まとめ
太っている自分にイライラしたり、許せない気持ちになってしまうのはつらいことです。世の中には痩せていることが良いという風潮がありますが、自分を責めないようにしてください。
生活習慣を改め、食事のバランスに気をつけると身体は変化してきます。今の自分ができることから太りやすい習慣をかえていきましょう！身体の変化とともに、気持ちも前向きになり、自分を肯定できるようになっていきますよ。
