※中学生で日本代表候補にも選ばれたライターが書いています。
サッカーにはポジションがあり、それぞれの場所に役割と必要な能力があります。これをいかに磨き上げ、練習するかで選手としての価値が評価されるかが決まります。
このポジションでずっと頑張ると決める人もいるかもしれません。しかし、必ずライバルが現れます。めげずに練習を続けられるメンタル、精神力がサッカーには必要です。
トップレベルを目指すためにはまず、このポジションの役割、能力をしっかりと理解しましょう。
見出し
サッカーのポジションの意味とは?
ポジションにはそれぞれ役割があり、そこのポジションにあたる選手がその役割をこなしてチームを構成しています。ポジションとはほとんど役割と同じ意味です。
自分がどこポジションかによりやることが大体決められて、それをいかにこなせるかがとても重要になってきます。どのポジションにも大切な役割があるため、11人のどの選手にも欠けていいという存在はいません。
自分の得意プレー、スタイルに合わせて見極めてポジションにつくことが自分にとっても、チームにとっても大切なこととなります。
ポジションの種類
GK(ゴールキーパー)
GK(ゴールキーパー)は、試合の勝敗に最も関わる重要なポジションだと言えます。ボールの痛みに耐え、
後ろからチーム全体をサポートできるリーダーシップが必要となります。ミスひとつで失点となり負けてしまう、そんな責任感で勇気のいるポジションです。
DF(ディフェンダー)
DF(ディフェンダー)は、簡単にいえばGKのサポートです。リスクのあるGKのところまでボールを相手に持っていかれなければ、負けることがありません。チームの守備を担当することになり、後方から全体を見渡せるため、コーチングなどのスキルが大事になってきます。
MF(ミッドフィルダー)
MF(ミッドフィルダー)は、チームの司令塔、心臓などと言われる部分です。このポジションに当たる人がうまければうまいほどチームは強くなるといっても過言ではありません。360度周りを見渡せることができ、状況判断能力が求められます。
FW(フォワード)
FW(フォワード)は、点を決めることを目的としたポジションです。この選手がより多く点を取ればチームは負けません。どれだけ調子が悪くても同点の状態から最後の最後に点を取ってしまえばヒーローになれます。
ただ、後ろから必死に繋いできたボールを決められないというのはよくありません。いかにシュートしたものがゴールとなるか、ボールを奪われないかがとても大切です。
ゴールキーパー(GK)の役割と必要な能力
GKはゴールを守るという大切なポジションです。また、グランド全体を見渡せる位置でもあるので的確に状況を把握しているのはGKです。それを大声でチームメイトに伝えるのも大事な役割です。
他にもパス精度、セービング技術、フリーキックでの壁の設定の速さ、これらが主なキーパーの必要な能力です。能力とは別ですが、キーパーは身長の高さも重視されます。しかし、小さいからといって諦める必要はありません。それを補えるくらいのセービング力があれば何の問題もないのです。
ディフェンダー(DF)の役割と必要な能力
DFは守備能力が大変重要になります。ディフェンダーで必要な能力としてはヘディング、ロングキックの精度、コーチングです。
センターバック
DFの中でもキーパーの目の前のポジションのことで、ディフェンスラインのコントロール、チームへの声かけ、試合状況によってはFWまでのロングパスとその精度が必要となります。
チームを支えるポジションの一つで信頼される選手に任されるのが普通です。それにより、キャプテンが多いのもセンターバックです。
ヘディングの強さも評価されます。ヘディングが本当に誰にも負けなければ技術があまりなくてもプロに行けるほどです。自分の得意プレーをどんどん伸ばすことは、とても大切なことです。
センターバックで有名な選手は、セルヒオ・ラモス選手、ファンダイク選手、クリバリ選手などです。
サイドバック
サイドバックはセンターバックの外側に位置します。サイドバックは運動量が多いポジションになります。オーバーラップをするためです。オーバーラップとは、FWのラインを越えるようにサイドを駆け上がることをいいます。
こうやって上がることで一時的に数的優位をつくり、得点チャンスを狙う方法で、とても良い方法ですがかなり体力が削られます。
また、あがったときにセンタリングといわれるサイドからゴール前にボールを蹴ることをします。この精度が高いと得点の確率がかなり上がることになります。
センタリングの練習はかなりすることになります。しかし、一度上手くなれば自分のものになります。コツを掴むまでが大変ですが、掴むとチームの役に立て、自分に対しての周りからの評価もかなり上がります。
サイドバックで有名なのは、マルセロ選手、カイルウォーカー選手、ロバートソン選手などです。
ミッドフィルダー(MF)の役割と必要な能力
ミッドフィルダーはFWとDFの間に位置します。攻撃、守備の両方の能力が評価されるポジションです。
ボランチ
ボランチはチームの心臓と言われる役割です。つまりここが機能しなくなるとチームも崩壊します。
ボランチは攻撃と守備の繋ぎ目で、こぼれ球などをいかに拾い、攻撃にできるかが大事な役割となります。ロングシュートも狙うことが多く、シュート力とその精度も求められます。
ボールを奪われやすいポジションなので、周りが常に見られる選手、技術力がある選手が好ましいポジションとなります。
イニエスタ選手のように、遅いドリブルでもボールを取られない技術、FWの動きを常に見て、ゴールに直結するパスを出せるなど、かなり優れた特徴をもてると周りからの評価を得られます。
ボランチで有名なのは、シャビ選手、イニエスタ選手、デ・ブライネ選手などです。
サイドハーフ
サイドハーフはサイドバックのひとつ高い位置を指します。
サイドハーフはサイドバックとの連携が大切です。守備に関しては声を掛け合いながらプレーをしないと一発で裏を取られたりします。基本後ろから全体が見ることができているサイドバックの声を聞いて、守備します。
攻撃では比較的自由に動けます。プロの世界では、サイドハーフは特徴をもったプレイヤーがやることが多いです。足の速い選手、ドリブルが上手い選手、テクニシャンが主にやる傾向です。
サイドハーフで有名なのは、ネイマール選手、ムバッペ選手、コウチーニョ選手などです。
トップ下
トップ下とは、FWとボランチの間のポジションです。トップ下がいることで攻撃の厚みが増すようになります。トップの選手と入れ替わったり、抜け出したりすることで相手ディフェンダーを惑わし、得点を奪いに行くのが主な役割です。
抜け出しのタイミング、仲間の動きをしっかり見られる選手に向いていて、決定力(ゴールをきめる力)がある人が評価されて、信頼されます。
後ろからの声をしっかり聞き、チームのために動くことが大切で、自分勝手なプレーをする人には向いていません。
トップ下で有名なのは、エリクセン選手、ポグバ選手、ディバラ選手などです。
フォワード(FW)の役割と必要な能力
FWの役割は一つと言っても過言ではありません。それは「ゴールをより多く決めること」です。
極端に言えばどんなに点を取られてもそれ以上点をとってしまえば負けることはありません。なので、役割は点を取ること、能力は決定力になります。
しかし、間違えてはいけないのは点を取ることが仕事だから守備しなくて良いというわけではありません。FWが守備を必死にやってくれればやるほど、DF側はかなり楽になるものです。
ボールを相手DFから奪ってしまうことが一番良いですが、取れなくても相手にボールを蹴らすことで自分たちのボールになる可能性が高くなります。どのポジションでもそうですが、チームのために動ける、必死になれる選手が良い選手とされるのです。
FWで有名なのは、クリスティアーノ・ロナウド選手、メッシ選手、イブラヒモビッチ選手などです。
一番人気の花形のポジションは?
花形ポジションはFWだと思います。点を取ることで輝けると誰もが考え、FWはとにかくシュート練習をすることでさらに磨きがかかります。
また走れるようにもならないといけません。試合中、体力がきれて機能しなくなると点を取れる確率も減ります。体力をつける、疲れた中でも決められる、チームが苦しい状況の中、点を決めて勝ち越してくれる、そんなFWが理想です。
FWは人気の花形ポジションと言いましたが、点を取れるのは後ろのポジションである、DFやMFが必死に繋いできたボールを信頼して預けてのことです。軽率なプレーは信頼を失い、評価を下げます。
DFやMFのためにも確実に決められるプレイヤーに少しでも近づくため、たくさんの練習をする必要があります。
一番難易度の高いポジションは?
難易度が高いのはやはりGKだと思います。他のポジションであれば多少のミスは周りのカバーでなんとかなります。しかし、キーパーは少しのミスで失点です。
しかし、このミスを恐れてプレーしていると単純なことしかできなくなり、相手に読まれるようになります。メンタルを強く持って、堂々とプレーできる選手がGKになるべきです。
運動量はフィールドプレイヤーより少ないですが、集中力はどの選手よりも高く持っていなくてはなりません。また、フリーキックの壁の設定など、専門的な知識もフィールドプレイヤーとは別に必要となってきます。
他の10人とはカテゴリーが違うという意味でも難易度はかなり高いです。
一番運動量の多いポジションは?
サイドバックもかなり多いですが、やはりボランチだと思います。
ボランチは守備、攻撃両方に関わりを深く持ち、上下の運動以外にも左右の動きも大きいです。グラウンド中を走り回るので、かなり走ります。
運動量が多く、疲れた中でもミスをしない選手が求められ、心臓と言われるだけに、リーダーシップ性も必要となります。
FWを追い越す動き、カウンターでDFラインまで戻る、展開された時に左右逆まで走るなどといった部分から、一番運動量が多いのはボランチだと思います。
まとめ
花形ポジションはFWとは言いましたが、一般論です。どのポジションもその選手次第でチームの花形ポジションとなります。それぞれのポジションに役割、能力が必要で、それをいかにこなせるか、周りの人の予想外なプレーができるかで魅力的なプレイヤーになることができます。
ポジションを細かく分けましたが、そうするかはチームの監督次第です。戦術、コンセプトによってディフェンスラインは4名から3名でプレイすることもあります。花形ポジションにするかはそれぞれの努力次第です。自分の能力、スキルに見合ったポジションを見つけてたくさん活躍しましょう。