謝らない人の育ちは?原因20個!むかつく・距離を置く?

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謝らない人の育ちは?原因11個!対処法は距離を置く?

相手に否があるのに謝られなかったという経験をしたことはありませんか?謝罪がないとイラッとしてしまいますが、謝らない人はどのような育ち方で、なぜ謝らないのでしょうか。

今回は、謝らない人の原因や育ち、むかつく体験談、対処法を詳しく解説します。この記事を読めば、謝らない人との上手な関わり方がわかり、あなたのストレスが減ります。

謝らない人の原因20個

1. 自分は間違っていないと思っている

謝らない人は、純粋に自分は間違っていないと思っています。「間違っていないのに謝るのはおかしい」と考えているのです。

何が間違っていたのかを具体的に説明することで、素直に間違いを理解して謝れることもあります。しかし、納得できるまでは絶対に謝ろうとせず、論破しようとしてくることもあります。

自分が間違っていたと考え直すことができない人も多く、むしろなぜ自分のことが相手は理解できないのかと怒りを覚えている人もいます。

2. 謝ることは負けだと思っている

謝ることは負けだと思っている場合もあります。もともと勝ち気な性格で「謝る=負け」だと考えているため、負けを認めるような行為はやりたくありません。

どうにかしてその場をやり過ごそうとしたり、「そちらにも問題がある」と言って相手に謝罪を強要しようとしたりします。

3. 相手が悪いと決めつけている

全て相手が悪いと決めつけているため、謝る必要性を感じていません。「向こうが全て悪いのだから、こちらが謝らなければならないことはない」と考えているのです。

一度相手が悪いと考えると、それ以外の可能性を考えられないので、説明をして納得してもらうのは難しいです。

4. プライドが高すぎる

プライドが高すぎることも、謝れない原因です。謝ることでプライドが傷つくことを恐れ、謝罪からどうにか逃げようと言い訳したり、責任を誰かに押し付けたりしようとします。

プライドが高いため、自分が上でありたいと思っているので、誰かに頭を下げるという行為をしたくないのです。

5. 客観的に自分を見つめることができない

客観的に自分を見つめることができない人は、自分に謝らなければいけない部分があることに気がつけないため、謝れません。

主観で考えると間違っていないので、どうして周りが指摘してくるのか理解できないのです。客観的に自分の行動を見つめられるようになるには時間がかかるため、すぐには改善しません。

6. 衝動的に行動する

謝らない人は、衝動的に行動してしまう傾向があります。衝動的に行動して迷惑をかけたとしても、冷静になった時に「間違っていたな」とわかっても、「今さら謝りにくい」と感じているのです。

「あの時は冷静ではなかった」という言い訳をしてその場をやり過ごそうとします。

7. 頑固で融通が効かない

頑固で融通が効かない人は謝ることができず、自分に否があると認められません。一度「こうだ」と考えると他の選択肢はなく、失敗をしても素直に受け入れられないのです。

頑固なため、周囲の人が注意や説得をしても受け入れられず、周りから諦められて何も言われなくなります。

8. 相手の考えを受け入れられない

謝れない人は相手の考えを受け入れられず、自分の考えが正しいという思いから抜け出すことができないため、謝ることができません。

相手が正論を言っていても「でも」「だって」という言葉を使って相手の考えを否定しようとします。相手の考えを受け入れられるまで、謝ることはありません。

9. 自己肯定感が低い

謝れない人は、プライドが高いことが原因である場合もある一方、自己肯定感が低い可能性もあります。

自己肯定感が低い人は、何かきっかけがあるたびに「自分はダメな人間なのだ」と思ってしまいます。誰かに謝ってしまうとより自信がなくなってしまうため、怖くて謝ることができないのです。

10. 社交性がない

社交性がないことも、謝らない人の原因です。謝ったり感謝したりする場面は、人と交流していると当たり前に起こりますが、そもそもコミュニケーションを取ることが苦手な人は、謝る経験自体が少ないです。

いざ謝るべき場面になっても言い出せずに、そのまま時が過ぎるのを待ってしまうこともあります。

社交的な人は無闇に敵を増やしません。揉め事が増えれば、多くの人と良い関係を築くことは難しいとわかっています。

11. 謝っても許してもらえないと思っている

「謝っても許してもらえないだろう」と思っている可能性も高いです。

許してもらえないとしても、自分の過ちをわびることは大切ですが「謝ったところでどうせ許してもらえないだろうから、謝らなくていいや」と考えてしまうのです。謝る行為を不要と考えてしまうため、印象はかなり悪くなります。

12. 自分に責任があるとは思っていない

自分が関与していたとしても、自分の行動に責任があるとは思っていません。

むしろ他の人が自分が間違えないように教えなかったのが悪いなどと思っていることがあります。

13. 謝罪したところで解決しないと思っている

自分が謝罪しても、すでに起こったことだから問題は解決しないとわかっているので、謝罪する必要がないと思っています。

解決しないことに謝罪するだけ損をすると考えているのでしょう。

14. 謝るようにしつけられたことがない

「何か悪いことをしたら謝る」「自分のせいで他人に迷惑をかけたら謝る」といったことを親や学校でしつけられたことがない可能性があります。

そのため、謝ったほうがいいという発想すら出てこないのです。

15. 過去のトラウマがある

過去に謝ったら、「すべて自分のせいにされた」「犯人にされて仕事をやめる羽目になった」など、トラウマを抱えているため、謝らないほうがいいと考えている場合があります。

周囲の環境もよくなかったのかもしれませんが、トラウマにより謝らないほうがいいという経験値を得てしまっています。

16. 他人の気持ちがわからない

他人の気持ちがわからないので、自分が怒られても相手がなぜ怒っているのか理解できません。

相手の立場にたって考えられないので、自分のせいで相手が困ったり、迷惑をかけられたりしても、状況が把握できていないのです。

17. 他人の状況を理解しようとしない

考えるのが面倒なので、他人の状況を理解しようと思っていません。そのため、謝る必要も感じていません。

何か言われても自分には関係ないと思っているでしょう。

18. 謝る必要がないという価値観で育ってきた

謝っても意味がない、謝っていいことはない、という価値観で育ってきたため、今さら謝ろうと思っていません。

謝ること自体が自分にとって悪いことだと考えています。

19. 謝ると自分のイメージが悪くなると思っている

謝ると自分のイメージが悪くなると考えています。例えば「かっこいい自分」「強い自分」のようなイメージが謝ると崩れてしまうと思っています。

イメージにそぐわない行動はとらないので、臨機応変な対応はできません。

20. 謝ることが心理的な負担になる

謝ることに慣れておらず、自分の過ちを認められないので、謝ることが心理的な負担になり、避けようとします。

自分の心に負担をかけたくないので、謝ろうとしません。自分の心を守ろうとする行動の表れとなっています。

謝らない人は育ち・家庭環境が原因?

謝らない人は、育ってきた環境や両親の影響が原因であることもありますが、それだけではありません

例えば、謝ることが自分の利益になるのかを考えるタイプの人は、自分のためになる謝罪であれば積極的にしますが、「謝っても自分にとって良いことがない」と判断すると絶対に謝りません。

また、謝ることによって損をした経験がある場合も、環境や両親に関係なく謝らない人になります。謝ることによって逆に周りから攻撃を受けたり、罰を受けたりした経験があると、謝ること事態に恐怖心を抱いてしまっていることもあるのです。

謝らない人の育ちの環境4個

1. 小さい頃に社会常識を身につけなかった

謝らない人は、小さい頃に「謝ることは大切」という社会常識を学ぶ機会に恵まれなかったのかもしれません。

謝らなくても何となくその場をやり過ごした経験を繰り返し、大人になって謝らなければいけない場面に遭遇した時に「謝らなくてもどうにかなるから」と考えてしまうのです。感謝や謝罪を言葉で伝えることをしてこなかったので、いざという時に謝れないのです。

2. 過保護な親で怒られる経験がなかった

とにかく可愛がられ、本来必要な「怒られる経験」がなく育ったために、謝ること自体がよくわかっていないかもしれません。

「怒られないから謝らなくてもいい」「同じようなことをしても謝る展開にならなかった」など、間違った理解をしています。

親が子ども本人の代わりに謝るなどしていたため、いざ自分で謝らなければならない時に「どうして謝らなければいけないのだろう」と思います。

3. 周囲とコミュニケーションを取ることが少なかった

育った過程で、人とのコミュニケーションが苦手で避け続けていた可能性があります。対人関係に関する問題にぶつかる経験がなく、「どのような行動を取るべきか」が分かりません。

謝らなければならない時も逃げたくなってしまい、その場をやり過ごそうとします。「相手は怒っているけどどうしたらいいのか分からない。このまま逃げたい」と、難しい状況から逃れようとします。

4. 家族の中で上下関係があった

謝らない人は、家族の中に上下関係がある環境で育ってきた可能性があります。父親が絶対的存在で母親はひっそりと後ろに立ち、子どもたちは父親の言うことに必ず従わなければならないような家庭で育つと、自ら判断して行動する能力が失われるのです。

ミスをしてしまった時に「謝罪をしよう」という自主的な考えができず、自分が認めた絶対的存在に指示されるまで、謝ることができません。

謝らない人のむかつく・イライラする体験談

36歳女性

後輩が仕事上の大事な書類を紛失しました。本人は誤ってシュレッダーにかけたと話しましたが、棚の間から別のスタッフが見つけ、そのことを指摘しました。しかし自分はそこには置いていない、なぜシュレッダーにかけたのにそこにあるのかわからない、と話し謝りませんでした。

44歳男性

部長が、パワハラをしていました。パワハラを受けた人はメンタル不調になってしまいました。部下が病気になっても、部長は謝罪もせず平然と仕事をしている事が本当に信じられません。

55歳女性

夫が、午後から私と子どもと約束したにもかかわらず、朝から遊びに行って、約束の時間を過ぎても帰って来ないことが多々あります。私や子どもに謝りません。色々言い訳して、さも自分は悪くない、一緒に遊びに行った人たちが悪い、と思っているようです。

謝らない人は距離を置くべき?

謝らない人とは距離を置いた方が、心穏やかに過ごせるでしょう

謝らない人と一緒にいると、間違いを認めず謝らない態度を見てストレスが溜まります。距離を置くことであなたの気持ちにも余裕が生まれます。

しかし、仕事など、距離を置けない状況では行動を起こさないといつまでも謝らないため、思い切って考え方や接し方を変える必要があります。

「ここは間違っています」と毅然とした態度で伝えてみたり、「どのように考えているのですか」と相手の考えを聞いてみたりすることで、謝らない理由がわかることもあるでしょう。

⇒参考:謝らない人は結局どうなる?その末路は?

謝らない人への対処法・付き合い方5個

1. 謝るべきだとはっきり伝える

少し勇気のいることかもしれませんが、「謝るべきだ」とはっきり伝えましょう。謝るべき時に謝れない人は、これから先も謝ることはありません。

あなたが今後も謝らない人と一緒に過ごさなければいけないならば、同じ場面でモヤっと感を抱え続けることになります。

謝る必要性を伝えることは、本人のためだけではなく、あなた自身のストレスを軽減することにつながるのです。

2. 感情的な対応をしない

感情的な対応をせず、一歩引いて相手を見ることも、謝らない人との上手な付き合い方です。

ミスをされた時に謝られないとイラッとしてしまいがちですが、「これは大変でしたよね」「任せてしまったこちらが悪かったね」「ありがとう。頑張ってくれたんだね」などの声がけをすることで、「すみませんでした」と素直に謝りやすくなることもあります。

3. 相手の考えを聞いて謝罪の必要性に気づかせる

謝る必要はないと考えている場合があるため、まずは相手の考えを聞いてから、謝罪の必要性に気づかせてあげましょう。考えを聞くときは否定しないことが大切です。

否定すると心を閉ざしてしまい、あなたの主張に耳を貸さなくなります。

「なるほど。もしこうできていたらどうなっていたかな?」「謝って解決すれば状況がきっと良くなるね」など、前向きな言葉をかけましょう。

4. そっとしておく

謝る場面に遭遇した直後は、感情が乱れていることが多いです。すぐに謝ってもらいたいところですが、しばらく様子を見守りましょう。

時間が経つにつれ罪悪感が芽生えたり、全く気にしていなかったり、頭の中を整理している様子が見られたりします。

時間をおくことであなたも冷静に注意や指導ができます。「こうだったかもね」「謝ると状況が改善しそうだね」など優しい言葉がけをしましょう。

5. 寄り添って一緒に謝罪する

謝るという行為に不安や恐怖を抱いていることもあります。謝る必要性を感じているのに躊躇している様子であれば「一緒に謝ろう」と声をかけ、後押しすることが効果的です。

一緒に謝ることで、あなたから謝り方や態度を学び、次回に活かせます。もちろん謝らなければならないような行動を減らすように注意することも大切ですが、「正直に謝ることで状況が良くなる」ということを教えるのです。

まとめ

謝らない人の育ちには偏りがある場合が多く、小さな頃の経験や考え方が、謝らない原因となっています。育ちが大きく影響を及ぼすことは事実ですが、考え方を変えることは十分可能です。

謝らない人との付き合い方は難しいですが、あなたが対処法を実践することで、謝らない人を変える大きなきっかけとなるかもしれません。

  • この記事を書いた人

Trairy編集部

Trairy[トレーリー]では、フィットネスやダイエット、美容健康情報を配信しています。論文なども参照しながら正確な情報提供に努めています。

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