肉体改造に筋トレを取り入れたくても、継続できるか不安になりますよね。トレーニングもハードそうだし、運動が苦手な人は特に躊躇してしまうでしょう。
筋トレが続く人と続かない人にはどんな違いがあるのでしょう?この記事では、筋トレが続く人の特徴を詳しく紹介します。ぜひあなたの筋トレ生活に役立ててください。
筋トレが続く人はすごい!割合は?
筋トレが続く人はもちろんすごいですが、正確な割合を示したデータはありません。筋トレの強度、頻度、期間や、対象とする人たちのモチベーションによって丸っきり異なるデータになるからです。他には、ジムの継続率だとお金の問題も絡んできます。
アメリカだと成人の約30%が週に2回以上筋トレを行っているというデータがあります。30%なので継続できる人のほうが少ない数字ですが、週に2回程度なら多くの人が継続できるということでしょう。
ただ、ボディビルやフィジークなどの大会を目指すような強度となると、継続率は下がるはずです。1回だけならまだしも何回も何年も出場するような筋トレを続けられる人はごく少数でしょう。プライベートや時間・食事など犠牲にしなければいけないものが大きいからです。
筋トレが続く人の特徴5個[性格]
筋トレが続く人にはどんな特徴があるのでしょう?まずは「性格」面からみてみましょう。
1. 向上心が旺盛
筋トレに励む人は自己成長の欲望が強いといえるでしょう。現状に満足することなく、つねに自分史上最高レベルの肉体を目指してトレーニングに励みます。
できないことをできるように工夫し、達成していく姿は向上心の塊です。肉体の増強はもちろん、精神までも強く育て上げていくでしょう。
2. 目的意識が高い
「痩せたい」「身体を強くしたい」というモチベーションだけでは、激しいトレーニングは続きません。
目的意識が高い人は、目標達成のためにどうすべきかを十分に考慮したプランニングに基づき行動します。モチベーションに左右されないので、どんな状態でも筋トレを続けることができるんです。
3. 集中力が高い
ひとつのことに意識を集中し没頭できる人は、筋トレを続けやすいでしょう。徹底して極めることに面白みと喜びを感じることができるので、集中して取り組むことができます。
他のことを犠牲にしてでも筋肉美を追求する姿はまるで職人のよう。理想実現までの道のりを正確にイメージしてトレーニングに臨むことができます。
4. ストイックで意志が強い
筋トレは自分を追い込む運動です。肉体が悲鳴をあげそうなギリギリのところまで負荷をかけ、筋肉を鍛え上げていきます。
トレーニング後は必ずどこかが筋肉痛になるのですから、意志が強く、ストイックでないと続けることは難しいでしょう。
5. コンプレックスを抱えている
体型にコンプレックスを抱えている人にとって、筋トレはコンプレックス解消のいい手段です。筋トレは筋肉を鍛えると同時に、精神もポジティブかつタフに育て上げてくれます。自分を変えたいと思っている人は、筋トレによって自己変革の喜びを享受できるでしょう。
コンプレックスは頑張るための強いエネルギーになります。今筋トレ界隈で有名な人も何かしらのコンプレックスがきっかけだった人もいます。
筋トレが続く人の特徴5個[習慣]
筋トレを続けられる人は、物事を習慣化することが得意です。その特徴は次のとおりです。
1. 明確な目標を設定している
習慣化するには明確な目標が必要です。「痩せたい」だけではいつまでにどんな身体になりたいのかがわからず、いつまでもダラダラしてしまうだけ。
筋トレを続けている人は、具体的な数値で目標を設定しています。いつまでに何㎏体重を落とすのか。達成するには1日にどの程度のトレーニングを行えばいいのか。中~長期的なプランニングを立てれば、中途半端に終わることはないでしょう。
2. トレーニング日時を固定
筋トレをする人は計画性に優れています。「気が向いたら運動しよう」「時間ができたらジムに行こう」では、一向に肉体改造は進まないでしょう。
筋トレを習慣化するにはトレーニング日時を決め、固定してしまうことです。週に2~3回のジム通い、食後のスクワットなど自分なりのルールを定めると継続しやすくなります。
3. トレーニングに「楽しみ」を組み込んでいる
ひたすらトレーニングするだけでは苦行に感じることもあるでしょう。苦しい練習にも楽しみは必要です。
「筋トレ中は好きな音楽を聴き放題」「筋トレ後は高級アロマたっぷりのお風呂でリラックス」「筋トレに立ち向かう自分をRPG風に妄想実況してみる」など、いろんな楽しみ方があります。筋トレ中だけに許される特別な楽しみを見つけると、筋トレ自体が楽しくなります。
4. トレーニング環境を整えている
気合を入れてトレーニングするならジムがおすすめ。いろんなトレーニングマシーンが揃っていますし、たくさんの同志がいるのは心強いですよね。会社や自宅から近いジムなら通いやすいですし、時間の節約にもなります。
ウェアやシューズにこだわるのもモチベーションアップに繋がります。トレーニング環境を整えるのも習慣化に欠かせません。
5. 筋トレが生活の一部に組み込まれている
筋トレが続く人は、朝起きたら顔を洗うように筋トレが「あたりまえ」になっています。ジムに通うことだけがトレーニングではありません。
歯を磨きながら、通勤電車に揺られながら…ちょっとしたすき間の「ながら筋トレ」が習慣化されています。生活の一部としてあたりまえのように組み込まれているので、無理なく続けられるのです。
※ホームジムにはメリット・デメリットがあります。ホームジムを作る前に次の記事を参考にしてください。
⇒ホームジムで後悔すること7個と対策
筋トレ続けるのは才能?
筋トレを続けることができるのも才能です。筋トレで大きな筋肉のついた綺麗なボディを作るためには、長期間のしっかりとしたトレーニングと食事管理が必要で、誰でもできることとは言えません。
・筋トレや食事への知識
・トレーニングの継続
・モチベーションの維持
・時間管理
など。
これらのことができないと、筋トレを高いレベルで継続することはできません。
筋トレのモチベーションを保つ方法5個
モチベーションは気分に左右されるものではなく、みずからの意識と行動で生み出していくもの。モチベーションを上げたいとき、次の方法を試してみてください。
1. 筋トレ仲間と繋がる
筋トレをしていると必ず停滞期が訪れます。そんなとき、誰かの練習を参考にしてみたりアドバイスをもらうことで、新たな練習方法を開拓できます。同じ志を持つ仲間がいるというのは励みになりますし、心強いものです。
筋肉が育ってくると自慢したくてウズウズしますが、周囲にはなかなか理解されないもの。その点、筋トレ仲間にならどれだけでも筋肉自慢できます。
2. 達成感を重ねる
トレーニング成果はすぐに表れませんが、小さな成功体験を重ねることはできます。昨日は重くて上げられなかったバーベルを、今日は持ち上げることができた!そんな達成感はモチベーションに大きく影響します。
ちょっとした体の変化も見逃さないようにしましょう。なんだかウエストが緩くなった、階段を上っても息が切れなくなったなど小さな変化を見つければ、よりモチベーションはアップするでしょう。
3. 理想を妄想する
誰もが憧れのスタイルを求めて筋トレをはじめます。そのスタイルを手に入れたとき、どんな自分になっているのか。どんな服を着て、どんな髪型にして、どこへ遊びにいくのか。理想実現後の自分を思い描けば、筋トレも楽しくなるでしょう。
素敵な未来予想図をワクワクと妄想していると、幸せホルモンのドーパミンが大量分泌されます。脳はそれがリアルだと勘違いし、実現に向けて手助けをしてくれます。
4. とりあえず身体を動かす
なんとなくモチベーションが上がらなくても、とりあえずルーティンとなっているトレーニングを行いましょう。やる気は意識よりも行動によって生み出されます。軽い気持ちでとりあえずトレーニングをはじめてみれば、そのうち意識も立ち上がってきます。
10分やっても上手くいかないなら、その日は無理せずリフレッシュに当てましょう。意地になってやり続けると怪我をする危険性が高まるので気をつけてください。
5. 初心に返る
トレーニングが常態化するとトレーニングすることが目的となり、楽しみを見失ってしまうこともあるでしょう。黙々と身体を動かしても楽しくなく、成果も思うようにあがらなくなります。そんなときは、初心に返りましょう。
どうして筋トレをしているのか?何を達成したくて身体を動かしているのか?本来の目的を思い出すことで、モチベーションを取り戻すことができます。
まとめ
筋トレを長期間継続できることはすごいことです。他にも活きる能力と言えます。今回紹介した特徴を理解して実践するよう心掛ければ、自然に筋トレに馴染むことができるでしょう。