誰とでも仲良く接することができる人に対しては、社交性が高く、相手と親密なコミュニケーションができて、無条件に心を開けることが羨ましいと感じる場合もあります。
しかし社交的で明るい人全員が、相手に対して必ずしも心を開いているとは限りません。社交的に見えても、実は表面的な付き合いをしているだけの場合もあるのです。
今回は、社交的なのに心を開かない人の特徴を紹介していきますので、表面的な付き合いなのかを確かめてみてください。
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社交的なのに心を開かない人の特徴19個
1. 色んな自分になれる
接する相手や関係性などに合わせて、色んな自分を演じて言動を変えているのです。相手に心を開いていませんから、自分の素を見せることに抵抗を感じるため、素ではなく演じてしまいます。
2. 相手の気持ちを察する
自分が嫌われることを恐れていますから、相手の気持ちを察して不快にさせないようにしています。自分の気持ちよりも相手の気持ちを優先した対応をしていますから、人当たりの良い印象になるのです。
3. ごまかすことに慣れている
心を開かずに表面的な付き合いをすることに慣れていますから、時には嘘やごまかすことにも長けています。演じることも同じですが相手そして自分自身に対しても、ごまかすことができる性格なのです。
4. 本音を語らない
どれだけ交流を持っても絶対に自分の本音を語らず、表面的な発言しかしません。自分のテリトリーに踏み入られることに抵抗を感じますし、本音を言いたいとも思っていないですから、上部だけの会話をしているのです。
5. 行動力がある
誰とでも交流が持てるのは、その人に行動力があるからできるのです。心を開くことに抵抗を感じていても人との繋がりを欲しているため、交流ができる場所に出かけていく・参加をすることができます。
6. 人見知りな性格
どれだけ社交的な一面があったとしても人見知りな性格の人もいて、性格が原因となって心を閉ざしている場合もあります。人見知りな性格なので、相手に対して恥ずかしさや苦手意識があり、心を開くことができないのです。
7. 空気を読む
自分よりも相手を優先するタイプの人は、相手の空気を読むことに気を遣っています。嫌われることを恐れているため、考えの中心に自分がおらず常に相手軸で考えてしまうのでしょう。
8. 人との繋がりを欲している
心を開くことに抵抗を感じていますが孤独にはなりたくないため、人との繋がりは求めているのです。表面的な付き合いでも繋がっていれば孤独を感じることはありませんから、SNS上のみの繋がりを求める人もいるでしょう。
9. 我慢強い
子供の頃から自分の主張を抑えることに慣れており、我慢することが普通という感覚になっています。相手に合わせて関わる・顔色や反応を伺うことが身についてしまっており、本人は心を開いていない自覚がありません。
10. 気分の浮き沈みが激しい
他人の視線が届かない所では、気分の浮き沈みが激しい一面もあります。相手に心を閉ざして自分を偽ったり抑えつけていますから、精神的にずっと維持をするのが難しくなり、沈んでしまうこともあるのです。
11. 沈黙に恐怖を感じる
お互いに沈黙することに恐怖を感じてしまうため、沈黙しないように話しかけてしまう場合もあります。無言で過ごす時間が耐えられないという感覚になってしまうため、当たり障りのない会話をしてしまうのでしょう。
12. 自分発信は少ない
相手から意見を求められることはありますが、基本的に自分から発信をすることはありません。心を開いて深い関わりを持ちたいとは思っていませんから、自分から発信する必要性がないと思っているのです。
13. 他人を信用しない
自分以外の人間を信用することが難しい性格をしていますから、他人を信用することができず、心を開くことができないのです。相手を信用していないので表面的な付き合い方になり、社交的な印象がするだけでしょう。
14. 一人の時間を大切にする
一人の時間を大切にしたいという価値観ですから、深い繋がりを求めていないのです。心を開いて深く関わると一人の時間に影響を与える可能性がありますから、あえて距離を空けて付き合いをするようにしています。
15. 八方美人の一面あり
相手から嫌われることが怖いため誰にでもいい顔をしてしまい、八方美人の一面があるといえます。自分が苦手意識がある相手でも、多少は自分を犠牲にして交流をするため、周りの人に八方美人だと思われてしまうのです。
16. めんどくさがり屋
社交的なのに心を開かない人の中には、深く関わるのがめんどうだと思っている場合もあります。表面的な人間関係さえあれば生活に支障がないと考えており、心を開いて関わるのはめんどくさいのでしょう。
17. 自信がない
自分に自信を持つことができない性格ですから、周りの人に流されてしまっているだけなのです。相手から誘われたから交流をしている・応じているだけですから、自分の意思で交流を持っていない場合もあります。
18. 相談されても相談しない
周りの人から相談されても、自分のことを相談することはありません。自分が本当に悩んでいることや深く考えていることをあまり語ろうとはしないのです。
19. 自分の見せたい自分を気に入っている
自分の見せたい自分を他人に見せることが当たり前になっていますが、その自分を気に入っています。自分のありたい姿を他人に見せています。
社交的なのに心を開かない人の心理と理由3個
1. 他人に対する興味が薄い
他人に対する興味があまり湧かない性格であるものの、仕事上で必要だから表面的に付き合いをしている人もいます。
仕事に支障がない程度の付き合いをするだけで充分だという価値観ですから、心を開いて深く付き合う必要性がないと思っています。
プライベートでの関わりなら心を開く必要がありますが、仕事だけの付き合いしかない相手に心を開く必要はなく、開きたいとも思っていません。
2. その場が楽しいことが優先
あまり深く考えず、その場・その瞬間が楽しければ良いというタイプの人達もいて、深い関わりを持つことには抵抗を感じるのです。
自分が心を開いて深く関わる人達と、楽しく過ごすだけの人達を分けている場合もあり、楽しく過ごすだけの相手には心を開かないのでしょう。
また一緒に楽しい時間を過ごす相手には、自分の弱い部分を見せたくないから心を開かないという場合もあります。
3. 嫌われたくない
交流がある人達から嫌われることを恐れてしまうため、心を閉ざしたままで付き合っているのです。自分の素を見せることで相手に不快な思いをさせたり、負担だと感じられることが嫌なのでしょう。
相手からの印象を悪くしないように自分を演じたり、表面的な付き合いをしていれば嫌われる可能性が低いと思っている傾向があります。
また良い印象を与えることに意識が向いており、心を閉ざしている自覚もありません。
明るいけど壁があると感じる?
誰とでも社交的に接しているため明るい印象を抱きますが、心を開いていませんから周りの人からすると、壁を感じるようになります。
自分の素を見せる機会がありませんし、相手が踏み込んで来たら話題を変えてしまうため、本当の意味で親しみを感じることができないのです。
また、接する相手によって言動が変わることを把握してしまうと、人間性そのものを疑われる場合もあるでしょう。
誰に対して見せている顔が本当なのかを判断することが難しくなり、壁を感じた相手の方が一歩下がった付き合い方になります。
特定の人にしか心を開けない?
心を開けるとしても特定の人にだけです。特定の人は例えば、恋人など本当にごく少数です。
心を開ける人が周りにいないこともあるでしょう。環境や住む場所が変わったり、疎遠になったりして心を開ける人が近くにいなくなってしまうこともあります。
社交的なのに友達がいない?
自分から積極的に心を開くことができませんから、本当の意味で友達と呼べる関係を築くことができません。
表面的な付き合いだけをする知り合いを友達と呼ぶ場合には、多くの友達がいますが、素を見せることができる友達はいないのです。
相手が友達だと思っている場合でも、自分の心を開けない相手なら友達とは言いませんよね。相手が心を開いてくれても、自分の警戒心がほぐれず・嫌われることが怖くて心を開けませんから信頼関係を築けないのが原因でしょう。
本当の意味での友達は、やはり相手との間に信頼関係があることが大前提になりますから、信頼できないのは友達とは呼べなくなります。
社交的なのに心を開かない人への接し方4個
1. 無理に心を開かせない
心を開いてほしいばかりに、心を開くように訴えかけると余計に閉ざしてしまう可能性があります。
心を開くように無理に相手に要求しないようにしましょう。
2. 適度な距離を保つ
相手が心を開かない場合には、適度な距離を保った付き合い方をするしか方法はありません。表面的な関わりだけで満足をしているのですから、無理に距離を詰める必要はないのです。
自分の存在を認めてくれて、相手の方から心を開ける相手だという認識になるまで待ってあげましょう。
心を開かない人が自分を必要だと思ってくれた場合には、向こうから近づいて来てくれるようになります。
3. 時間をかけて信頼関係を築く
警戒心が強い人の場合には、警戒心がほぐれるように時間をかけて信頼関係を築くようにします。自分の方から心を開いて素で接していき、相手が信頼をしてくれるまで待つのです。
どんな素を見せても大丈夫だと伝わるように、自分の弱い部分を話す・情けない部分を見せると、相手も安心するようになり少しずつ警戒心がほぐれていくでしょう。
4. 相手の主張を受け入れる
自信が持てないことが原因で心を開けない人もいますから、相手の主張を否定せずに受け入れてあげるようにします。
どんな内容でも認めてくれる相手だという認識になれば、嫌われる心配が少なくなって自信が持てるようになるのです。
自信が持てるようになれば、自分の心を見せてもいいと思うようになってくれ、素を見せてくれるようになります。
まとめ
社交性が高い印象の人でも、相手に心を開いているとは限りません。自分の心を開かずに表面的な付き合いをしているだけの人も、少なからずいるのです。
心を開いて深い関わりを持つことに抵抗はありますが、人との繋がりを欲しているため、社交性がある・高いという印象になります。