あなたは、「自分を変えたいとは思っているけど、変えられない」と悩んでいませんか？
自分を変えられない人には、いくつか特徴があるのです。
今回は、自分を変えられない人の特徴と、「自分を本気で変えたい」と思っているあなたのために、自分を変えるための方法を詳しくご紹介します。この記事を読めば、すぐにあなたも自分を変えるために動き出せるでしょう。
自分を変えられない人の特徴12個
1. 変化に対する恐怖がある
自分を変えられない人は、変化に対する恐怖を抱えています。全てが良い方向に変化するのであれば問題ありませんが、失敗して現状より悪くなってしまったり、変わるために何かを失ったりすることを恐れています。
また、「一番居心地がいいのは今の状態だ」と自分に言い聞かせているパターンもあります。
2. なりたい具体的なイメージが思い浮かばない
「今の自分を変えたい」という思いがあっても、なりたい具体的なイメージが思い浮かばないために、結局そのままの自分を変えられない場合もあります。
「こんな自分になりたい」と具体的なイメージがあると逆算でき、今やるべきことが見えますが、漠然とした状態では、何をどうすれば良いのかわかりません。
3. 「自分にはどうせ無理だ」と諦めている
自分に自信が持てず「変わりたいけど、自分にはどうせ無理だ」と諦めています。
しかし、考え方や気持ちの問題だけであることが多く、変わるための行動を起こし始めると、「自分にもできた」という成功体験を得られます。
「どうせ」という言葉は、現実から目を背けるための言い訳として使っているのです。
4. 思っているだけで行動しない
「こういう自分になれたら最高だ」「こうすれば上手くいくだろう」など、理想の自分について想像ばかり膨らませていますが、実際には行動しません。
自分が理想とする姿について考えると、一瞬気分は良くなりますが、結局は理想の自分と大きくかけ離れた現実にがっかりしてしまいます。
5. 悩み続けるだけ
自分を変えられない人は「こんな自分が嫌だ」と悩み続けるだけで終わっています。悩む段階から、「どうしたら変われるのか」「こうしてみよう」というステップまで辿り着けないのです。
悩みをループさせているだけなので一向に変わらず、悩みで無駄な時間を過ごすことになります。
6. 同じ系統の人とばかり付き合っている
変われないことに対して「大丈夫だよ」と慰めあっているような、同じ系統の人とばかり付き合っています。「あの人も変わりたいと言っているだけで変わっていないから」と安心しているのです。
誰かと同じ状況だと、現状のままでも仕方がないと思いますが、理想の姿をした人を見るたびに劣等感が蘇ってきます。
7. 完璧を求めている
自分を変えられない人は、完璧を求めている可能性があります。何をするにも、物事をやり遂げる過程で失敗はつきものです。
しかし、完璧を求めるタイプの人は、自分を変えようと決意して動き出せたとしても、計画通りではなかったり、思うような成果を得られなかったりすると、すぐに諦めてしまうのです。
8. 変えられない理由を考える
変えられない理由を考える人は、「変えられない理由があるのだから仕方がない」と開き直ってしまい、いつまで経っても自分を変えられません。
理由があることで逃げ道はできますが、「変わりたい」と言う願望を捨て切れるわけではないので、他人を羨ましいと思うことが増えます。
9. 変わるきっかけを待っているだけ
変わるきっかけを外的なものに期待している人は、いつまでも自分を変えられません。「あれがこうなったら変わろう」「あの人がこうしたら変わろう」ときっかけをのんびり待っています。
しかしいざその時がやってきても、結局は何かしらの理由をつけて変わるチャンスを逃しています。
10. 無意識に「変わる必要はない」と考えている
「自分を変えられたら素敵だな」と考えていても、自分を変えられない人は、無意識に「変わる必要はない」と思っているのかもしれません。
「変われたら素晴らしいけど、実はそこまで現状の自分に不満を抱えていない」のです。
「このままではダメだ」と自分が追い詰められないと本気になれません。
11. すぐに結果を求める
自分を変えられない人には、すぐに結果を求めてしまうという特徴があります。理想の自分に変わるためには時間がかかることが多く、一朝一夕で結果を得られるものではありません。
すぐに結果を求めるタイプの人は、「やっぱり自分は変われないのだ」と早急に判断してしまうのです。
12. インプットばかりしたがる
「この本を読めば変われるはず」「これを覚えれば変わるはず」など、インプットばかりしたがります。
インプットも大切なことですが、そこからアウトプットしていかなければ、実際に変わることはできません。知識だけを溜めて終わらせてしまっては、宝の持ち腐れとなってしまいます。
自分の考えを変えられない人の特徴
自分の考えを変えられない人は、真面目で自信がないという特徴があります。真面目であることは大切である反面、融通が効かないという難しさも抱えています。
そして自信がないため「自分はこういう人間だから」と自分の殻を破ることに恐怖を感じているのです。他人の意見を素直に受け取ることができず苦労しています。
しかし、自分の考え方や行動を変えたいと思ってきっかけを探していることもあり、「変わりたい」という気持ちもあるのです。
自分を変えるのは難しい？現状維持バイアスとは？
実は、自分を変えるというのはかなり難しいことです。自分を変えることが難しいのは、現状維持バイアスがかかっているからだと考えられます。
現状維持バイアスとは、変化することで「何か得るものがあるかもしれない」という期待よりも、「何かを失う可能性がある」という不安の方が大きくなってしまい、現状を維持した方が良いというバイアス(先入観)がかかる状態のことです。
さらに、今あなたが、不安もなく居心地の良い状態である「コンフォートゾーン」という領域にいる場合、現状維持バイアスを外してコンフォートゾーンを抜け出し、成長するための一歩を踏み出すには、強い意志と決断力が必要になるのです。
考え方を変えると行動が変わる？
考え方を変えると、行動は確実に変わります。自分を変えられない人は、物事をネガティブに捉えたり、考えたりしがちです。
ネガティブな考え方をしていると自分の未来に期待が持てず、行動する必要性を感じなくなってしまいます。
しかし、未来は現在の行動によって作られるものです。「今これをしたら、こういう自分に変われるかもしれない」「これは失敗したから、次はこうしてみよう」など、期待を持ってポジティブな考え方をしていくことで、行動も変わっていきます。
本気で変わる！自分を変える方法6個
1. 習慣を一つ減らし新しい習慣を一つ増やす
あなたの習慣に、無駄なものはありませんか？「スマホを毎日1時間以上触っている」「特に何もしていないのに夜更かしをしている」など、日々の生活を振り返ると、「もったいない時間」が存在しているかもしれません。
これまでの習慣を一つ減らし、空いた時間を自分磨きの習慣にあてましょう。「スマホをやめて読書」「夜更かしをやめて早く起きて勉強」など、充実した時間に変えるのです。
2. 他人や環境を言い訳にして諦めない
自分を変えるために大切なことは、変えられない自分を他人や環境のせいにしないことです。外的なものが原因だと考えれば気持ちは楽になりますが、現状は変わりません。
あなたは他人や環境に左右されることなく、自分を変えることを諦めず突き進みましょう。
あなたが変わることで、他人や環境の見方も変わり、頑張るあなたに刺激を受けて、周りも良い方向に変わるかもしれません。
3. 変わるために頑張っている自分を褒める
変わるために頑張っている自分を認め、しっかり褒めてあげましょう。理想の自分に変わるためには時間がかかるかもしれません。
途中で心が折れてしまわないように「自分はここまでよく頑張っている」「今日はこれができた」など、できたことや変化しつつある自分に目を向けて、ここまでの成果を認めてあげましょう。
常に自分を褒めることでモチベーションも保たれ、なりたい自分に変われるまで頑張れます。
4. 同じように本気で変わろうと思って努力している人と付き合う
自分で自分の気持ちを高めることに加え、あなたと同じように本気で変わろうと思って努力している人と付き合うようにしましょう。
変わる意欲のない人と付き合っていると、やる気が削がれてしまいます。周りの人がどのような努力をしているのか聞いたり、自分の頑張りを共有したりすることで、お互いに支え合い頑張れる相乗効果が得られます。
5. 数値化して成果を感じやすくする
自分がどのように変わりたいか、具体的な目標が見えてきたら、数値化してみることも効果的な方法です。
例えば「この資格を取りたい」という目標であれば、ただ勉強するだけではなく、模試や過去問で点数化しましょう。
他には「ダイエットがしたい」という目標であれば、体重測定や消費カロリー、歩いた距離などを数値化しましょう。
このように、はっきりと目で見える形にすることで成果を感じやすくなり、やる気がアップします。
6. 思考を変える訓練をする
自分を変えるためには、マイナス思考を変える訓練をしましょう。
「もうダメだと思ったら本当に不可能なのか冷静に考える」
「諦めそうになったらこれをして気分を変える」
「失敗を引きずらずに成功するための方法を前向きに考える」
など、目の前にある現状をポジティブに考えられるようにトレーニングすることで、簡単に投げ出さないメンタルを手に入れられます。
失敗を恐れない思考が、自分を変えるための大きな鍵なのです。
まとめ
自分を変えられない人の特徴に当てはまるものはありましたか？あなたを変えられるのは、あなただけであることを忘れてはいけません。
現状維持バイアスを外し、ぜひなりたい自分への一歩を踏み出してみてください。小さな一歩でもコツコツと継続することが大切です。今日のあなたがしている行動が、あなたの未来を変えているのです。
