頑張りたい気持ちはあるのにやる気が出ない、行動ができないと感じたことはないでしょうか。まわりと比べて頑張れていないと感じてしまうと、自己嫌悪に陥ったり不安な気持ちになってしまったりします。
頑張れないのにしんどくなってしまうのには、実は原因があります。
この記事では全然頑張っていないのにしんどく感じてしまう原因と対処法を紹介するので、つらい気持ちを抱えている人は参考にしてみてください。
全然頑張ってないのにしんどい原因7個
1. 評価してもらえない
しんどく感じる原因に、頑張りを評価してもらえないことがあります。人は評価されることで、より頑張ることができるのです。
一生懸命働いても評価されなかったり、感謝されなかったりすると、自分の頑張りをむなしく感じてしまうでしょう。自分には価値がないと思ってしまうこともあります。
評価してもらえずに頑張り続けられる人はごく一部です。絶対的に自分に自信がある、意志が強い人でないと無理でしょう。
2. 目標がない
目標がないことも理由の一つです。頑張った先のゴールが見えるからこそ、目標に向かって行動ができます。
やみくもに行動しているだけではモチベーションを持続できません。途中で諦めてしまう可能性も高いでしょう。夢や目標がない状態で頑張り続けるのは難しいことなのです。
3. 頑張り方がわからない
頑張り方がわからない人もしんどくなってしまいます。何かに夢中になったことがない人や、すぐにあきらめてしまう人は頑張ることに慣れていません。
頑張るための方法がわからないので疲れ果ててしまうのです。やり始めたことが中途半端になってしまう可能性もあります。
自分では色々やっているつもりでも、やることの断捨離ができておらず、SNSやスマホ・テレビなどに時間を奪われている可能性があります。
4. 既に充分頑張っている
しんどく感じてしまう人は、既に十分頑張っている可能性もあります。頑張りの基準は人それぞれです。
真面目でストイックな人ほど、自分は頑張っていないつもりでも、無意識のうちに色々なことを頑張っています。無理をして頑張り続けると、しんどくなったり、ストレスを感じてしまうことが多いでしょう。
5. 疲れている
心身が疲れている時もしんどく感じてしまいます。人は強い疲労を感じると、脳と身体を休ませようとするのです。
勉強や仕事だけではなく、遊びや趣味をやりすぎることも疲労につながります。体力は人によって異なるので、自分だけが甘えていると思い、罪悪感を感じてしまうこともあるでしょう。
屋内ばかりで過ごしていると体力がなくなります。また体が固くなって、血流が悪くなりやすいです。外で日光を浴びたり。適度な運動も大切です。
6. やりがいが感じられない
やりがいが感じられないのも、しんどくなってしまう原因です。苦手なことや嫌なことを頑張りつづけるのはつまらなく、やる気を持続するのも難しいでしょう。
お金のためや資格のためだけに頑張っている人は、モチベーションを維持し続けることはできません。結果が出にくいものほど、頑張れなくなってしまうでしょう。
7. やりたくないことをやらされている
自分がやりたくないことをやらされているときは、しんどくなってしまいます。なぜこんなことをしてるんだろう・・・と自問自答することもあるでしょう。
モチベーションが湧かず、ストレスが溜まるばかりで。
頑張ってないのにしんどいときの対処法7個
日本人には頑張ってないのにと言いつつ、頑張っている人が多いです。周りやインターネット上のすごそうな人ばかりと比べると気持ちがしんどいままになります。対処法を試してみてください。
1. 高い理想を持たない
高すぎる理想を持たないようにしましょう。頑張ることができる人は自分に厳しく、完璧を求めがちです。
理想が高ければ高いほど、少しもゴールにたどり着けない自分を責めたり、嫌気を感じてしまいます。高い理想がある人は、ゴールにたどり着くまでに幾つかの小さな目標を設定するのがおすすめです。
自分の知っている一番すごい人達と比べるとしんどくなります。理想は持ちつつも、ステップアップしながら理想を高くしましょう。
2. 人と比べない
人と比べないことも良い対処法です。自分と人と比べてしまうと卑屈になり、心に余裕がなくなってしまいます。全てが完璧な人はいないのです。
人より優れていたいと感じる気持ちも大切ですが、つらい気持ちを抱えている時にはストレスの原因になってしまいます。人にはない自分の良い面を探すようにしましょう。
3. 自分をほめる
普段頑張っていることを自分でほめてあげましょう。誰からも評価されなくても、頑張っている自分を認めてあげるのです。
自分自身を認めることで、自己肯定感を持つことができます。実際に口に出すだけではなく、ご褒美として美味しいものを食べたり、欲しかったものを購入したりすると実感がわきやすくなります。
4. 頑張らない
頑張ろうという気持ちを持たないことも対処法の一つです。頑張れないのにしんどい時には、無理に頑張らなくても良いのです。
頑張らなければと思う気持ちがストレスになり、苦しくなってしまいます。どんな人でも永遠に走り続けることはできません。体力や気力が回復するまでの休息時間だと考えてみましょう。
5. 疲れをとる
心身の疲れをとることも重要です。疲労がたまっていると心身が不調になり、気持ちも不安定になりがちです。集中力がなくなり、ミスやけがをしてしまう可能性もあります。
バランスの良い食事、ゆっくりとお風呂につかること、十分に睡眠をとることを心がけましょう。まずは心身ともに回復することが大切なのです。
旅行でリフレッシュするのもおすすめです。
6. 誰かに話す
つらい気持ちを一人で抱え込まないようにしてください。頑張り屋さんの人ほど、人に迷惑をかけてはいけないと感じ、一人で悩むことが多いでしょう。
自分のつらい気持ちを誰かに話すことで、気分をすっきりさせることができます。話すことができる人がいない場合は、カウンセラーや専門家を利用してみましょう。
7. ストレスをためない
ストレスから距離を置くようにしましょう。苦手な人とはなるべく関わらないようにしたり、やりたくない仕事は誰かに任せてみたり、少しの変化でもストレスを軽減させることはできます。
精神的なストレスから距離を置くことで、心の余裕も生まれてくるでしょう。ストレス解消のために好きなことをするのもおすすめです。
本当に頑張ってないけどしんどい時の対処法3個
本当に頑張ってないときでも気持ちがしんどくなるときはあります。プレッシャーや焦りを感じているのかもしれません。そんなときはできることから少しずつ始めてみましょう。
1. 目標を立てる
頑張ってないのにしんどい時には、まずは明確な目標を立ててみましょう。ゴールが見えないまま頑張り続けていると、何のために頑張っているのか、いつまで頑張ればよいのかわからずにつらくなってしまいます。
自分がどうなりたいのか、何を得たいのかをはっきりさせることで意欲が沸いてくるでしょう。
2. イメージをする
目標を達成した後の自分の姿をイメージすることもおすすめです。上手くイメージできない人は、自分が理想とするロールモデルを探してみてください。
イメージが強いほど、モチベーションを上げることができます。ロールモデルを真似してみたり、尊敬する人の話を聞くのも良い方法です。
3. 小さな目標を持つ
小さな目標をいくつか持ち、確実にできることから達成していくのも良い対処法です。達成しやすい小さな目標を持つことで、やる気を出すことができます。
たとえ簡単にできる小さな目標でも、やり遂げた後には達成感が生まれて自分に自信を持つことができるでしょう。小さな目標を幾つか達成していくと、自己肯定感が強くなります。
仕事を頑張れないときの対処法
仕事を頑張れない時には、小さなことでもいいので自分の頑張りを認めてあげてください。今までの頑張りを認めることで、自信を取り戻すことができます。できないことよりできたことに目を向けるのです。
プレッシャーを感じてしまう人は、自分が得意なことに目を向けたり、失敗しても大丈夫だという気持ちを持つようにしましょう。心が楽になります。
ストレス解消することも重要です。ストレスは心身の不調につながり、仕事への意欲がなくなってしまいます。ストレスを感じた時には、旅行や趣味などでリフレッシュをするようにしましょう。
ストレスをためないためには、生活習慣も重要です。バランスの良い食事を心がけ、飲みすぎや食べ過ぎに気をつけましょう。適度な運動もおすすめです。
頑張った自分へのご褒美を用意することで、モチベーションを上げることもできます。普段の生活の中で、ちょっとした特別感を感じてみてください。
まとめ
全然頑張っていないのにしんどく感じてしまうのは、甘えではありません。何かしらの原因があるのです。まずは頑張ってきた自分を認め、褒めてあげましょう。
自分で自分を認めた後に、自分が取り入れやすい対処法を試してみてください。つらい気持ちが緩和し、再びやる気を出すきっかけになるでしょう。無理をしないで少しずつ変化していくことが大切です。