学校や職場の中に一人くらいは、人とのコミュニケーションが上手くとれないコミュ障の人がいますよね。会話をしてコミュニケーションをとることが難しい場合には、円満な人間関係を築くことができないので、接し方に戸惑ってしまう場合もあるでしょう。
そこで今回は、コミュ障の男性の特徴をご紹介していきますので、上手くコミュニケーションがとれるように色々と試してみてください。
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コミュ障とは?
コミュ障とは、緊張や恐怖心などが原因で人と上手くコミュニケーションをとることが困難な状態のことです。
対面して人と会話をすると緊張をしてしまい、上手く言葉が出てこずに会話が成立しない・自己主張をすることが苦手で会話に参加することができない状況になってしまいます。
相手に不快感を与えるのではないかと不安になってしまい、嫌われることが怖くて会話をすることができなくなってしまう場合もあるのです。
人と会話をすることに対してコンプレックスを抱えている人達に対してもコミュ障と表現をすることもありますね。
そういった人は伝えたい内容が伝わっていなかった・誤解されたという経験をしてしまい、話すこと自体に苦手意識が芽生えてしまったのでしょう。
コミュ障の男性の性格や行動の特徴12個
1. 会話中に視線が合わない
相手の目を見て会話をするのが普通ですが、コミュ障の場合には会話中に視線が合うことはありません。人と接することが苦手なため、対面するだけでも緊張をしてしまい目を見ることができないのです。
そして普段から人との関わりがありませんから、関わること自体が恥ずかしいと思ってしまいます。
2. 挙動不審になる
話しかけられると緊張してしまい、挙動不審な態度になってしまいます。
自分に自信が持てないために堂々と振る舞うことができませんし、相手を不快にさせるのではないかと心配をしてしまうのでしょう。
また会話をすること・人と接することが苦手ですから心が落ち着かず、それが態度になって表れてしまうのです。
3. 会話が途切れる
コミュ障は自分から積極的に質問をすることがありませんから、会話が続かず途切れてしまいます。
相手に慣れていないため、何を話したら良いのかが分かりませんし、緊張してしまって聞きたいことがあったとしても上手く言葉が出てきません。聞かれたことに返事をするのが精一杯になってしまいます。
緊張すると混乱してしまい、適当な会話も難しくなります。難しく考えすぎて何を話したらいいのか分からなくなります。
4. 相手に話しかけられない
仕事で会話をする必要があるときでも、話しかけるタイミングを見つけることができません。相手の手を止めてしまうと迷惑になる・嫌われるという考え方になってしまい、話しかけることができなくなってしまうのです。
その場の空気を読みすぎてしまい、話しかけても良いタイミングが分かりません。
5. 恥ずかしがり屋
人前に出る・注目をされるのが恥ずかしいと感じてしまう性格です。子供の頃から恥ずかしがり屋で、自然と周りの人とも距離を置くようになり会話することも少ないまま成長したのでしょう。
大人になっても恥ずかしがり屋の性格が改善されていないため、周りの人と会話をするのが恥ずかしいと感じてしまいます。
6. 傷つきやすい
普通の人なら何も感じない程度のことでも、心が傷ついてしまうような繊細な性格をしています。他人に心を傷つけられた経験があり、その傷が癒えていないために人と関わることが怖くなってコミュ障になってしまったのです。
心に傷を抱えたままですから、自分が傷つくのが怖くて他人との距離をとってしまう場合もあります。
7. 内向的
内向的な性格が原因になり、人と上手くコミュニケーションがとれないコミュ障の人もいます。人からの印象を気にしてしまい、積極的に自分から行動をすることができませんから、関わりを持つことができません。
そして内向的な性格のために、相手に嫌われるのが怖いという感情も芽生えてしまい、関われなくなっているのです。
8. ネガティブ
会話をしても失敗する・嫌われるといったネガティブな方向にしか考えず、その結果を招くことが嫌で人と関わらないようにしています。
明るく前向きに考えることができませんから、自然と自分の世界に閉じこもってしまうのです。人と関わりを持たなければ、失敗をすることはない!という考え方になってしまうのでしょう。
9. 完璧主義
コミュ障の中には完璧主義な性格をしている人もいて、理想と現実のギャップから人との関わりを持たないタイプもいます。
思い描く理想像とかけ離れている現実を痛感して、自分自身を情けないと感じてしまうのです。そして情けない自分を他人に知られることが嫌で、知られないために避けるようになってしまいます。
10. 笑顔を見せない
周りの人と関わるときには緊張したり恥ずかしいと感じていますから、笑顔を見せることがありません。一緒にいることが楽しいと思っていませんから、笑顔になれないのは当然でしょう。
相手の反応を気にしたり不安や恐怖心を感じていますから、俯いていたり顔がこわばってしまい笑うことができないのです。
11. 一人で過ごす
自己主張が苦手なコミュ障は単独行動を好みますから、一人で過ごす時間が多くなります。人と関わるのが苦手ですから一人の方が気楽ですし、もともと集団行動をすることが苦手な一面もあるのです。
1対1での会話でも苦手ですが、大勢の会話に参加をするのは無理!という気持ちになり、単独行動をしがちです。
12. 信用しにくい
過去に傷ついたことが原因でコミュ障になった人は、周りの人を信用することができない場合もあります。他人を信用して裏切られることが怖いと感じていますから、心を開くことができないのです。
心を開けませんから会話をしたり関わりを持つことも避けてしまい、自然と1人になる時間が増えてしまうのでしょう。
コミュ障の男性の特徴3個[LINE]
1. ラリーが続かない
必要最低限の会話しかしませんから、対面しているときと同じでラリーがすぐに終わってしまいます。
雑談をすることが苦手ですし基本的に受け身ですから、話題をふる・質問をすることがありません。
聞いた内容に対する返事のみ・返事を表現するスタンプのみといったLINEを送ってくる場合もあるのです。
2. 返信に時間がかかる
自分が伝えたい内容を何度も書き直してしまうため、返信が届くのが遅くなります。人と会話をする機会が少ないので、上手く伝えられる書き方が分からない・まとめられないという状態になってしまうのです。
そして上手くまとめられない場合には、細切れの内容で送ってくる場合もあるでしょう。
3. 自分からは送らない
普段の生活と同じで、自分から積極的にLINEを送ってくることはありません。会話をすることが苦手ですから、必要なとき以外はコミュニケーションをとろうと思わないのです。
相手からLINEが届いたときには返信をしますが、自分から送るという考えをもっていないのでしょう。
コミュ障の男性の脈ありサイン3個
コミュ障の男性はストレートにアプローチすることが苦手です。その場合の脈ありサインについて説明します。
1. LINEが何度も送られてくる
通常であれば、LINEが続かないものですが、好きな相手には頑張って何度か送ります。
相手の女性は何気ない内容が何度か来たくらいの感覚かもしれませんが、コミュ障の男性本人としてはかなり努力しています。
2.そばにいることが多い
何かあったときにそばにいることが多いのは、脈ありサインです。チャンスがあれば話しかけたい、話しかけられたい、という想いから近くにいます。
しかし、その後の行動はなかなかできず、なぜいつも近くにいるのかと相手からは気味悪がられる可能性もあります。
3. たまに話す機会がある
コミュ障の男性の場合、積極的に話しかけないため、そもそも話す機会があまりありません。
しかし、それにもかかわらず、何度か話す機会があるのは、本人が頑張って話す機会を作り出しているからです。職場や学校などで話す内容が大したものでないなら、よりその可能性が高いでしょう。
コミュ障の男性の恋愛傾向
他人と関わることが苦手なので、恋愛に対しても自分からは積極的になれず、受け身が基本になります。
嫌われることが怖くて好きな女性に話しかけるのも難しいですし、近づくだけでも緊張をする場合もあるでしょう。好きな女性を前にすると挙動不審になることを恐れて、好き避けをすることも多くなるのです。
好きな女性の方から話しかけられた場合でも、緊張から上手く会話をすることができず、チャンスを逃してしまうこともあります。
ただ、コミュ障の男性は基本的に人との関わりが少ないですから、恋愛関係に発展したあとは他の女性に興味を抱かず、一途です。
コミュ障の男性はめんどくさい?
自己主張することが苦手ではっきりしないので、せっかちな人や人の目を気にしない人からすると、めんどくさいと感じる人もいます。
ただ、誰にでも緊張したり不安になったりすることはありますし、自分の意見を言えない場合もありますよね。コミュ障の男性は、普通の人よりもそういう場面が多いだけなのです。
周りの人に迷惑をかける言動をするなら、めんどくさいと思われるかもしれませんが、コミュ障の男性は大人しいだけで迷惑をかけることはありませんから、めんどくさいタイプではありません。
コミュ障の男性はイライラする?邪魔?
コミュ障はイライラする、邪魔だと感じるという人もいますが、人には相性や好き嫌いがあるものなので、仕方のないことかもしれません。
また、コミュ障の意味を勘違いしていて、自分とコミュニケーションが上手くいかない、相手に何度伝えても変わらない、などの相手のことを勝手にコミュ障だと言っている場合もあります。
会社や学校など大きなコミュニティに属していれば、コミュニケーションがお互いに上手くとれない、言ったことが伝わらない、などのことはよくあることなので、コミュ障の人すべてに問題があると考えるのは早計でしょう。
コミュ障の男性の結婚
人と関わることが苦手でも、自分が心を開いた相手とは深く関わりを持ちますから、生涯をかけて向き合ってくれます。お互いの信頼関係が崩れるような言動をしませんから、不倫などで裏切られることもないでしょう。
また、コミュ障の男性は慎重に行動をする傾向がありますから、安定した生活を送ることができるはずです。
結婚すると妻の話を聞かない夫もいますが、コミュ障の男性ならしっかりと話を聞いてくれますから、話し合いができないという状況にはなりません。
最初はコミュ障でも付き合うと非常に良いパートナーになる男性はたくさんいます。
そんな男性と出会ってみませんか?
まとめ
他人と関わることが苦手な人達をコミュ障と表現しています。恥ずかしがり屋・ネガティブな性格をしていますから、自分の意見を主張することができません。
相手に嫌われることを恐れていたり、不快にさせるのではと不安になってしまい、会話をすることに苦手意識を持ってしまうのでしょう。
コミュ障の男性は恋愛においても基本的に受け身姿勢ですが、1度好きになった女性は一途に想い続けるという誠実な一面もあります。