自己主張が強すぎると感じる人は周りにいませんか?個性を重んじられる現代社会において自己主張をすることは大切ですが、程度によっては疎まれる原因にもなりかねません。
そしてあまりにも強く自己主張をしてしまうと、自己顕示欲が強い人という印象を与えてしまう可能性もあるでしょう。
今回は自己顕示欲が強い男性の特徴を紹介しますので、自分と比較して周りの人達に与えている印象を確かめてください。
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自己顕示欲の意味とは?
自己顕示欲とは、自分を目立たせることで周りの人達に認めてもらいたい・注目されたいという欲求を意味します。
自己顕示欲と似た意味の言葉に承認欲求があります。はどちらの欲求も他人に自分を認めて欲しい部分では同じですが、自己顕示欲は周りの人に積極的に主張する点が異なります。
そして自己顕示欲がある人は、自分を大きく見せたり凄いと思わせたいと思っているため、自分が目立つような言動をすることが多くなります。
自己顕示欲が強い男性の特徴10個
1. 身だしなみにこだわる
自分の存在を主張するため、身だしなみを整え、ブランド品や流行に敏感なファッションを身につけます。目立ちたいという欲求があり、周りの人の目を引くような身だしなみに気を遣っています。
2. 自慢話が多い
過去の栄光を話したり、自分のやったことを大げさに話したりして自慢話をします。自分に注目を集めて褒めてもらいたいので、自慢話が自然と多くなります。
ときには相手の話を遮って、自慢話をすることもあります。
3. 嘘をつく
相手に認められたいという気持ちが強いため、嘘をつくことがあります。やっていないことをやったかのように話したり、数字を持ったりして自分をすごいと思わせようとします。
あまりにひどい場合は、そういった嘘がいつものことになって、何が本当か分からないレベルまで嘘だらけになっている人もいます。
4. 目立つ行動をする
周りの人達が思わず注目してしまうような、目立つ行動をしたり大袈裟な反応をすることがあります。自分が注目をされることを望んでいるため、わざと目立つように行動します。
5. 自分本位な振る舞いをする
他人のことを考えておらず、自分の気持ち次第で行動するため、身勝手な振る舞いをすることが多いです。自己顕示欲が強い男性は協調性に欠け、自己中心的な性格が原因です。
6. 賛同を求める
意見を主張したときには、周りにいる人達に意見を聞いて賛同を求めます。自分の意見が正しいことをアピールして認めてもらうために、確認するようにしているのです。
7. 他人の意見を受け入れない
自分の意見と違う場合には、他人の意見を受け入れようとせず否定します。自分の意見は正しく、他人の意見は間違っていると思い込んでいる傾向が強いためです。他にはプライドが高く、自分の間違いを認めることができません。
8. 負けるのが嫌い
負けるのが嫌いで、自分を大きく見せようとします。他の人に勝つところを見せないと、「すごいね」「さすが」などと褒めてもらえないので、負けを認めることができません。
自己顕示欲が強い人にとって他の人に褒められるのは快感です。
9. 映えることを気にする
SNSに投稿することを考慮して、写真や動画が映えるかどうかを常に気にして行動します。
映える景色や食べ物、自分の画像・動画を投稿すれば、撮影した自分に称賛が向けられ、注目を集めることができます。
10. 自分が輪の中心にいないと気がすまない
他の人が自分より目立っているのが我慢できず、輪の中心にいないと気がすみません。自分よりかっこいい、自分よりすごい人がいると、機嫌が悪くなります。
どんなときでも一番注目されたいという気持ちが強いです。
自己顕示欲が強い男性の特徴5個[仕事]
1. 努力を惜しまない
自己顕示欲が強い男性は、向上心のある人が多いため、自分の実力を認めてもらうために努力を惜しみません。
他人よりも優秀であり続けることが注目される要因でもあるため、実力をつけて成果を出そうと一生懸命取り組みます。また、努力を怠らない姿をアピールすることで、周りの人達から認めてもらうこともできます。
2. 単独行動を好む
複数で行動をするよりも単独行動を好んでおり、時には独断で行動を起こすこともあります。複数で行動すると自分が目立つことが難しくなってしまうため、目立つことができる単独行動の方が好きなのです。
協調性に欠ける一面があるため、チームでの仕事は上手くいかないことが多くなります。
3. 評価に敏感
社内や上司からどのように見られているのか、どんな評価をされているのか、に敏感です。他の人に聞き込みをしたり、探りを入れたりして自分への評価を確認しようとします。
また、評価がよくなるように自分のやったことをアピールします。
4. マウンティングを取ろうとする
自分がすごい、自分がやったという気持ちが強く、他の人にマウンティングを取ろうとする場面があります。他の人と仕事をするときにそのコミュニケーションがトラブルを生み、自己顕示欲の強さが問題となります。
5. 出世欲が強い
自己顕示欲が強い男性というのは、仕事で成果を出して、出世する意欲が強い傾向にあります。実力だけでなく、自分のことをアピールすることも上手なので、上司と相性がよければ、上司に高く評価されます。
自己顕示欲が強い男性の特徴5個[恋愛]
1. 理想が高め
周りの人達からの評価を気にするため、女性に対する理想も高めの男性が多いです。誰もが羨ましく感じるような女性と付き合えば、必然的に自分の評判や印象も良くなり、結果的に自分が注目をされることになります。
また、自分自身が身だしなみに気を遣っていますから、女性の身だしなみにも厳しいでしょう。
外見やスペック重視になりがちなので、性格や価値観の相性が合わずに恋人との関係で上手くいかないことが多くなります。
2. イベントを大切にする
誕生日や2人の記念日、そしてクリスマスなどのイベントは大切だと考え、サプライズの演出をしたりして恋人を喜ばせます。
恋人に自分のことを認めてもらうことも重要だと思っていますが、SNSなどに投稿して多くの人達から称賛されたいのです。幸せ自慢をすることが目的だとしても、恋人からすれば嬉しい一面でもあります。
3. 気分次第で対応が変わる
恋人に対して、自分の気分次第でコロコロと対応の仕方が変わります。心が満たされていないときには頻繁に連絡をしてきて満たしてもらおうとします。
LINEなどの返信においても、即レスをする時もあれば既読スルーや未読スルーで音信不通になることもあり、自己中な行動が多いでしょう。
4. 人気があると思い込んでいる
自意識過剰なところがあるため、自分は女性から人気があってモテると思い込んでいる男性も多いでしょう。
自分のアピールに対して女性が褒めた場合には、好意を抱いていると勘違いします。社交辞令で褒められたとしても、女性の真意まではあまり気づきません。
5. 急に怒る
自分のプライドが傷つけられるようなことがあった場合に急に恋人に怒ることがあります。プライドが高いため、自分をダメな人間扱いするような言葉や態度をとられたときには我慢できなくなり、怒るのです。
エスカレートして、逆に女性側が自尊心を傷つけられることもあるでしょう。
自己顕示欲が強い男性はナルシスト?
自分の欲求を満たすためにアピールをするので、自己顕示欲が強い男性はナルシストの一面があるといえます。
ナルシストの自覚がないとしても、多くの人達から称賛を集めるために自撮り写真や動画を投稿するため、ナルシストだと認識されるのです。
また、自分の実力を認めてもらうためとはいえ、目立つ行動をしたりアピールしたりできるのは自信があるからでしょう。
自分に自信を持ちすぎている場合には、やはり自分のことが好きなナルシストだと思われても仕方ありません。
自分がすごいアピールをする男性の心理5個
1. 高い評価を得たい
自分のことを大きく見せたり自慢話をしたりするのは、周りの人達に高く評価されたいからです。単純に認めてもらうだけでは不満で、できる限りの高評価を得たくなってしまうのでしょう。
自分の評価が高ければ他の人より優秀だという自信を持つこともできるため、大袈裟なくらいアピールをします。
2. 注目されたい
自己顕示欲が強い男性は、基本的に注目されたい気持ちを抱えています。周りの人達から注目を浴びないと気持ちが落ち着かず、多くの人達から注目されることで心が満たされます。
つまり、精神的な安定を保ち続けるために注目を集めている男性もいるのです。
3. 羨ましい
周りの人達から一目置かれている人を羨ましく思っており、妬みにも似た感情を抱いています。自分は優秀だという自信を持っていて、自分よりも優秀な人や認められている人のようになりたいのかもしれません。
そして自分も周りの人達から一目置かれる存在になるために、積極的にアピールをしてしまうのです。
4. 寂しくてかまってほしい
心の中で寂しさを感じており、寂しい思いをすることが嫌だから目立つ行動をしている男性も多いでしょう。孤独を感じることが嫌で、周りの人達にかまって欲しいのです。
目立つ行動をしたりアピールをすれば自然と周りの人達から注目されますから、寂しさを紛らわすことができます。
5. もっと認めて欲しい
周りの人達に認めてもらうことで、自分の存在を揺るぎないものにしたいと思っているのです。積極的にアピールをしないと存在そのものを忘れられてしまうような不安に襲われてしまい、平常心を保つことができないのでしょう。
また、自己顕示欲が強い人は他の人よりも認められたい気持ちが大きいです。
自己顕示欲が強い原因5個
1. 自信がない
自分の実力などに満足しておらず自信を持ちきれないため、周りの人達から評価されることで自信を持ちたいのです。
絶対的な自信を持っている男性もいますが、中には自信を持てずにそれを隠している男性もいます。また、向上心が高い場合には現状に満足できずに自信を持つことができない場合もあるでしょう。
2. 弱さを見せられない
他人に見られたくない弱い部分を隠すために、虚勢を張って自分を守っている男性もいます。自分から積極的にアピールすることで、抱えているコンプレックスや劣っている部分を悟らせないようにしているのです。
そして自己顕示欲を満たすことが、自分の弱さを忘れさせてくれるという効果があるのかもしれません。
3. 高みを目指している
より高みを目指すことが全ての原動力になっているため、上昇志向が強く、自己顕示欲も強くなっていきます。現状に満足することがないため、欲求が弱くなることはあり得ません。
自分が掲げた目標を達成したり、みんながすごいと思うようなことを成し遂げて、認めて欲しいのでしょう。
4. 孤独を感じたくない
寂しさを感じることが苦手なので、周りの人達からの注目を欲します。多くの人達から注目されることで寂しさを忘れることができます。
注目されてちやほやされることで心が満たされている状態となり、安心して過ごせるようになります。
5. 幼少期の愛情不足
育った環境が自己顕示欲の強さに影響を及ぼしている場合もあります。幼い時の愛情不足から、他人に認められたいという気持ちが人一倍強いのです。
幼少期の経験が原因の場合、認められたいという気持ちが強い状態が続き、なかなか自分でコントロールできない面があります。
自己顕示欲が強い男性は嫌いな人が多い?
あまりにも自己主張をする男性のことを、嫌ってしまう人達が多いのは仕方ないことかもしれません。
自己顕示欲が強い男性は他人を見下している傾向が強く、上から目線で接してくることが多いためでしょう。
対等な人間関係を築くことができない相手であれば、どれだけ優秀な人でも好印象にはなりません。そのうえ自分の方が立場が上だという態度で接してくるので、誰でも不快に感じるのは当然です。
また、他人の意見を受け入れられず、否定する行為が多いので、相手に対して失礼な言動となり、不快に思われることが多いでしょう
自己顕示欲が強いのはかわいそう?みっともない?
自己顕示欲が強い原因には、何らかの過去のトラウマや経験が関係している場合があり、かわいそうと思われる部分もあるかもしれません。
また、虚栄心はみっともないと思われることもあるでしょう。
ただ、自己顕示欲が強い男性は努力家な人も多く、悪いことばかりではありません。リーダーシップがあり、すごい実績を残す人もいます。そういった行動力の源泉となっている面もあるのです。
自己顕示欲が強い男性の対処法・付き合い方5個
1. 相手に合わせる
自分の中で割り切って、相手が満足をするように合わせてあげましょう。求めているものを満たしてあげれば、満足して機嫌が良くなってくれるはずです。
目立ちたい・認められたいという思いが強いので、褒めることで円満な関係を築くことができます。
2. 頼る
実力を認めて欲しいので、時には頼ってあげることも有効な方法です。頼ることで相手の実力を認めることになり、自己顕示欲が強い男性を満足させることができるのです。
そしてきちんと感謝の言葉を伝えれば、相手の心が満たされて気持ちが安定してくれるでしょう。
3. 否定しない
男性の意見を否定せず、肯定するように心がけます。他人に認められたいのですから、自分の意見を否定されると機嫌が悪くなり、時には敵視されてしまいます。
また否定する行為は、火に油を注ぐ行為でもありますから、絶対に避けましょう。
4. 最低限の関わり方にする
関わることが不快、負担だと感じる場合には、極力関わらないようにすることもいいでしょう。
最低限の関わり方を徹底すれば自分が負担に感じることが少なくなり、鬱陶しく感じる気持ちもなくなるはずです。
また、関わりを避けるようにすれば、男性の方から距離を置いてくれる可能性もあるでしょう。
5. 何も期待しない
最初から何も期待せず接するようにすれば、自分の精神的な負担を感じずに対応することができます。
期待しなければ裏切られて失望することもありませんし、苛つく気持ちを感じることもありませんよね。協調性に欠ける一面があるため、周りへの配慮や気遣いを期待しなければ、自分が落ち込むこともないでしょう。
まとめ
自己顕示欲が強い男性というのは、認められたい・注目されたいという欲求が他の人よりも強いのです。
自分に絶対的な自信を持っている場合もありますが、自信がないことを隠すために去勢を張っている場合もあります。そして向上心の高い男性が多いため、現状に満足していないことが多いです。
そのような男性と密接に関わると、自分が不快な思いをしたり負担に感じたりすることが増えるため、距離を置いて接することも、必要だといえるでしょう。