一般的にお互いに好意を抱いていれば、付き合うという選択をする人達が多いですよね。しかしお互いに好意を抱いているとしても、付き合うことができない場合もあり、友達以上恋人未満という曖昧な関係を続けてしまう場合もあります。
そこで今回は、付き合えないけど手放すこともできない男性の心理を紹介していきますので、曖昧な関係をどうにかしたいという人はぜひ役立ててください。
付き合えないけど手放したくない男性心理11個
1. 今の関係を変えたくない
女性との心の距離が心地いいと感じているため、現状を変えたくないと思っています。つかず離れずといった距離を保つことで満足をしているので、今よりも近づきたくないのでしょう。
恋人関係になってしまうと必然的に距離が近くなり、窮屈な思いをする可能性が高くなりますから、それを避けたいのです。しかし、女性への好意は持っているので、完全に離れていかれることも嫌だと思っています。
2. 会えないのが辛い
恋人になっても会えないことが分かっている場合には、ハッキリとした関係性になることを避ける男性もいます。例えば、仕事が忙しすぎる、仕事や家庭の事情などで転居することが決まっている、などで女性に会えないことが辛いのです。
遠距離恋愛をすることを女性に求めるのは申し訳ないという思いを抱き、また自分も恋人という存在になって会えないことが耐えられないのでしょう。
3. 傷つくのが怖い
過去の恋愛でトラウマを抱えていますから、再び傷つくことが怖くて一歩を踏みだせない男性もいます。自分の心に抱えている傷が塞がっていないため、防衛本能が働いてしまうのでしょう。
恋人関係になってフラれてしまうと誰でも傷つくものですが、辛い経験を思い出したくない場合や恐怖心が芽生えている場合もあるのです。恋愛そのものに抵抗を感じていないとしても、恋人関係になることには抵抗を感じるタイプの男性もいます。
心のトラウマを解決するには時間がかかります。見守りながら少しずつ変わることを願いましょう。
4. 自分には無理
男性への理想が高い女性だと、自分では恋人に相応しくないと判断をしてしまう場合もあります。友達や曖昧な関係なら愛想を尽かされなくても、恋人になる自信が持てないために、ハッキリした関係に抵抗を感じるのかもしれません。
自分に自信が持てない男性も多く、堂々と女性に告白をするだけの勇気が持てないのです。また、好意を抱いている女性と恋人関係になることすら考えていない場合もあるでしょう。
5. 価値観が合わない
結婚を意識する年齢になっている場合には、お互いの結婚観などにズレを感じることが原因になることも多いでしょう。
女性の方が結婚願望があるときには、恋人関係になると結婚を意識させられることになります。しかし、男性の方に結婚願望がない場合や、まだ意識をしていない場合には、関係性をハッキリさせたくありません。
また結婚をする時期だけでなく、結婚観や金銭感覚などに違和感を感じている場合にも、躊躇してしまうでしょう。
相手が結婚を考えていないのであれば、自分が結婚を望む場合、時間がただ過ぎ去って後悔につながりかねません。
6. 恋人として見れない
お互いの欲求を満たすことに満足をしている場合でも、恋人となると意識ができない男性もいるのが事実です。価値観のズレと同じように、恋人になるには足りない部分がある・条件が合わないなどの原因があるのでしょう。
1人の女性としての魅力を感じており好意を抱いている相手だとしても、将来を見据える関係にはなれない事情がある場合もあります。親しい関係になれることと、好意は別物だという価値観の男性もいるのです。
7. 絞りこめない
他の女性に対しても似た感情を抱いている男性は、1人に絞り込むことができずに曖昧な態度をとることがあります。
優柔不断な性格をしていたり、キッパリと1人に限定することが嫌だと思っていますから、恋人にはなろうと考えないのでしょう。恋人関係になって束縛されることを警戒していて、自由を楽しみたい気持ちがあるのです。
男性のわがままな面が出ています。この状態でも大丈夫と思われているところがあるので、曖昧な関係を見直すことも考えましょう。
8. 余裕がない
恋愛を楽しむだけの余裕が心になく、時間的にも難しいという判断をしている男性もいるでしょう。仕事などが忙しくてデートをする時間が確保できなかったり、女性を悲しませることが嫌だと思っているのです。
自分の心に余裕がない状態では、相手を思いやる気持ちを持てない場面も多くなりますから、相手を傷つける結果を招く可能性もあります。大切な人を傷つけたくないと思っていますから、関係をハッキリとさせない場合もあるでしょう。
9. 結婚する気がない
結婚を希望する女性に対して、自分は結婚する気がないため、付き合えないと考えています。好きという感情や一緒にいたいという気持ちはあるものの、女性の望むことができないので、付き合うことはしません。
結婚にそもそも興味がない、女性と年齢差がある、離婚経験があって結婚に嫌気が差している、などの理由から結婚を考えていないのでしょう。
10. 離婚できない
好意を抱いた男性がすでに既婚者の場合には、離婚できないという事情があって付き合えないのです。家庭があるのですから、好意を抱いても関係を発展させることができないのは当然です。
既婚者だからといって、女性に好意を抱く可能性はゼロではありませんから、男性が既婚者という可能性もあり得ます。人の心を制御することはできないのです。
11. 諦めたくない夢がある
女性に対する恋愛感情を自覚している場合でも、自分の目指すものがある男性は、恋人関係にならないことを選ぶ場合もあります。
夢を実現するまでは他のことに夢中になるのはダメだと思っている場合もありますし、恋愛をする時間がムダだという判断をする場合もあるでしょう。自分の人生において大切に考える事柄の順位には個人差がありますから、恋愛よりも順位が高いだけなのです。
付き合えないが付き合えるに変わることは?
付き合えないと言われていたのが、付き合えるに変わることはほぼありません。
何か大きな変化がない限り、難しいと思っていいでしょう。
どうしても付き合いたいのであれば、2人の今の関係を見直し、少し距離を置いたり、自分自身が変わったりする必要があります。失う覚悟で臨む必要が出るでしょう。
付き合わないけど離れたくないと言われたら?
曖昧な関係を続けたいと言われた場合には、自分の気持ちや幸せを一番に考えるようにしましょう。
自分の人生ですからどのような決断をしたとしても、全ては自分で責任をとることになります。好意が一時的な想いなのか・自分の人生をかけるほど本気な想いなのかによって、覚悟ができるようになるのです。
付き合えない男性との関係を続けるだけの強い意志や覚悟ができる場合には、曖昧な関係を続けても自分で責任がとれるでしょう。
しかし自分の想いが恋人という関係で報われることを望むなら、自然と気持ちも冷めていくようになります。
そして男性が付き合えないという理由によっても、考えるべきことが増えていきます。感情だけではどうすることもできない事情などもありますから、それらのことも踏まえて自分と向き合うことが必要になるのです。
付き合えないと言われた男性への対処法5個
1. 期間を空ける
ハッキリと付き合えないと言われた場合には、ある程度の期間を空けるようにします。お互いの気持ちや状況に変化があり、関係性が変わるキッカケになる場合もあるのです。
男性が付き合えないと判断をした理由によっては時間が解決する問題も多いですから、障害が消えれば付き合えるようになります。
また、近くにいることで男性のことが本当に好きだと思い込んでいる場合もありますから、時間を置いたら本当に好きだったのか確認できます。
2. 何も変えずに接する
恋人関係になることを望まず、信頼できる友人の一人として接していく方法もあります。お互いのことを理解している存在という認識を持ち、決して恋愛感情を挟まない関係性を築くようにするのです。
自分が何かあった場合に支えてもらえる相手というのは多く現れないので、好意を感じていても異性として意識をしないようにしましょう。今までの関係が心地いいと感じているのなら、家族のように思って接するのが1番かもしれません。
3. 自分の気持ちを伝える
男性に対して自分の気持ちを正直に伝えることで、決断をさせることができる場合もあります。曖昧な関係を心地いいと感じていて、女性が離れていく可能性を考えていない場合には、気持ちをぶつけることで真剣に向き合ってくれるのです。
そして男性が何も決断をできない場合には、自分の中で気持ちが固まることもあるでしょう。好意を匂わせているだけで言葉で伝えていない場合には、ハッキリと伝えることも大切です。
4. 自分磨きをする
恋人にしたいと思わせるように、自分磨きをして魅力をあげる方法もあります。恋愛に消極的な考え方をしている男性でも、魅力が増した女性を見れば考えが変わる場合も多いのです。
また好意を抱いている女性が魅力的になれば、他の男性が近づくことに抵抗を感じるものですから、関係性をハッキリさせたいと思うようになるでしょう。そして自分磨きをすることで、前向きな気持ちになることもできます。
5. 諦める
明るい将来を考えることができない男性なら、思いきって諦めるのも方法のひとつです。世の中に男性は他にもいますから、恋愛関係に発展できる相手を探すことが幸せになる場合もあります。
自分が曖昧な関係でも満足していて、状況が変わらなくても幸せだと感じるのなら、諦める必要はありません。しかし、多くの女性はやはり恋人関係に発展することを望むでしょうから、一時的に辛い思いをしても乗り越えるべきでしょう。
まとめ
色んな状況や事情を抱えているために、好意を抱いている女性と付き合えない男性もいます。時間が解決する問題が原因の場合には、少し期間を空けることで関係が変わることもあるでしょう。
しかし既婚者や男性の性格や価値観が原因の場合には、好意だけでは解決できない場合もあるのです。