親しい関係だと思っている相手との間に、ふと壁を感じた瞬間はありませんか?相手との間にトラブルなどがあれば、そのことが原因で一時的に壁を感じる場合もあります。
しかし日常的に相手との間に壁を感じる場合には、自分に原因があると思いがちですが、実は相手が心を開いていない可能性もあるのです。
そこで今回は心を閉ざした人の特徴を紹介していきますので、壁を感じる相手が心を閉ざしているのか確認してみてください。
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心を閉ざした人の特徴10個
1. 受け身
自分から積極的な行動をすることが苦手ですから、基本的にいつでも受け身になってしまいます。親しくなりたいと思っていない場合が多いため、相手からの要望などに応じる程度で充分だと思っているのです。
2. 悪い方向にばかり捉える
ネガティブ思考の傾向が強い一面がありますから、何事も前向きに捉えることができないのです。悪い方向ばかりに捉えてしまうため、心を開いても良いことはないという価値観になってしまうのでしょう。
考え方が内向きになっていて、誰かに相談して不安を解消することもできないため、悪い方向に考えがちです。
3. 自分を主張しない
相手に拒絶されることを恐れていますから、自分の意見などを主張しようとはしません。コミュ力が低いため表現の仕方が分からない場合もありますし、主張をしたいと思っていない場合もあるのです。
4. 踏み込ませない
相手が自分の世界に侵入をしないように、一線を引いた対応をして踏み込ませないようにしています。自分のテリトリーを侵されることに抵抗を感じますし、知られたくない部分もあるため、心を閉ざすことで予防線を張るのです。
5. 自分の話をしない
嫌われることを恐れていますから、相手に聞かれても自分のプライベートを明かすことはしないのです。周りの評価を気にしていますから、プライベートを明かして評価が落ちる・拒絶されることを避けているのでしょう。
6. 内気な性格
元から内気な性格の人もいますから、恥ずかしさが勝って心を開けない場合もあります。自分が心を開くこと自体が恥ずかしい・照れるといった感覚が普通ですから、他人から注目をされないように大人しくしているのです。
7. 自信を持てない
自分に自信を持つことが難しいため、心を開くことができません。他人と比較して自分のスキル不足を痛感して自信を喪失したり劣等感を感じてしまい、堂々と振る舞うことが難しいのでしょう。
8. 信用しない
心を閉ざしている人は信頼関係を築くことが難しいため、相手を信用しない傾向が強くなります。何を聞かされても相手に裏切られるかもしれないと疑ってしまうため、信頼関係が築けない状態になってしまうのです。
9. 人を頼ろうとしない
集団行動や他人に頼ることに抵抗を感じるため、人を頼らずに1人でやろうとします。相手に自分の意見などを聞かれたり近づかれることが苦手ですから、1人で自由にできる単独行動を好んでしまうのでしょう。
10. プライドが高い
自分の弱い部分を知られたくないために、他人とは距離を置いている人もいます。プライドが高い性格をしていますから、弱みを知られることに抵抗を感じてしまい、心を閉ざしてしまうのです。
心を閉ざした人の特徴2個[恋愛]
1. 一定の距離を保つ
恋愛関係になっても完全に自分の心を見せることはないので、一定の距離を保った恋愛をすることが多くなります。お互いに自分の時間や世界に侵入するような付き合い方はせず、相手は相手!自分は自分!といったスタンスの恋愛なのです。
相手が自分の世界に入ろうとすると警戒心が強くなってしまい、愛情の有無とは関係なく別れてしまう場合もあるでしょう。
2. 言い合いを避ける
ケンカなどに発展した場合には、相手に意見を主張せず黙り込んでしまい、言い合いすら成立しない一方的な状況になることもあります。恋愛関係に発展した直後の時期には、相手の気持ちを信用することができずに、何度も愛情を確認する言動をすることもあるのです。
心を閉ざした人の特徴3個[職場]
1. 必要最低限の関わりにする
仕事での必要性がない限りは、他人との関わりを持たないようにします。親睦を深めようという考えはないので、淡々と仕事をこなしていて、支障がある場合のみ必要最低限の関わりを持つようにしています。
2. 自分のことを開示しない
会話をする場合でも相手の話を聞くだけで、自分から積極的に意見を言ったり話題を提供することはありません。そして自分の意見を求められた場合には、やんわりと主張して相手の反応を伺ってしまいがちです。
3. 単独プレーをする
他人との関わりを極力避けたいと考えている人の場合には、周りの人に相談をせずに単独プレーで仕事を進めてしまうこともあります。
仮に関わりを持つとしても、同期や後輩に対しても一線を引いていますから、ずっと敬語が抜けない場合もあるのです。
心を閉ざした人の心理3個
1. 他人が嫌い・怖い
元から人嫌いの一面があったり他人に対して恐怖心を抱いていますから、心を開くことに抵抗を感じてしまうのです。
どちらの場合でも自分以外の人間に対して関心が湧かない・怖いという思いがありますから、心を開けるはずがありません。
関心がない事柄に興味が湧く人はいませんから、人嫌いの場合には無関心なだけといえます。そして恐怖心を抱いている場合には、自分が傷つくことや拒絶されることを恐れているのです。
2. 普通だと思っている
周りの人からすれば心を閉ざしている感覚でも、本人からすれば普通だという感覚の人もいます。物心がついた頃から人に心を閉ざして接することが普通になっていますから、何も感じていないのです。
心を開いて接するという概念がなく、心を閉ざしている自覚がない場合もあるでしょう。
他人とは一定の距離感で接することが普通という感覚ですから、心を開いて接すること自体が分からない場合もあります。
3. 恥ずかしい思いをしたくない
自分が変な接し方などをしてしまい、相手を失望させたり恥をかくことが嫌だと思っていますから、心を開くことができない人もいるでしょう。
コミュ力が高くありませんから、相手に自分の思っていることが上手く伝えられるかが不安で仕方ないのです。
上手く伝えられなかった場合に自分が恥をかいてしまうため、恥ずかしさが先にたってしまい、心を閉ざすことで失敗をしないようにしています。
心を閉ざした人の原因
過去に裏切られた経験がある・繊細な性格の人の場合には、自分を守るために心を閉ざしてしまうようになります。
信頼していた相手の裏切りによって心が傷ついた経験がトラウマとなっており、他人を信頼することや心を開くことが怖くなってしまうのです。
また、心が傷つきやすい繊細な性格の人も、自分の心を守るために心を閉ざしてしまうでしょう。
これらのタイプの人達は、自分を守れるのは自分しかいないと思っており、防衛本能が働いてしまっているだけです。
そして中には、仕事とプライベートを完全に分けて考えるタイプもいて、仕事関係の相手には心を開く必要がないという価値観の人もいます。このタイプの場合には、原因などは何もなく仕事に支障が出ない限りは、相手に心を開こうとは思いません。
心を閉ざした男性の特徴
他人の影響を受けずに自分のやりたいことを貫いたり、無口でほとんど会話をしない男性が多いです。強いこだわりや世界観を持っていますから、他人に踏み込まれることを嫌っていて、影響を受けない頑固さがあります。
自分の意見を曲げることは世界観を変えることにも繋がりますから、強い抵抗を感じてしまうのでしょう。
また相手に対して心を閉ざしていますから、会話をする必要性を感じることがなく、自分から話をすることもありません。必要最低限の返事のみ・会話のみだけに留めていますから、普段は無口になってしまうのでしょう。
心を閉ざした女性の特徴
自分から積極的に言動をすることはなく、周りの人に合わせる程度の接し方をする場合が多いです。心を開くことに抵抗を感じていますから、当たり障りのない表面上の付き合いしかしたくないのでしょう。
周りの人に嫌われることを恐れている一面があるため、嫌われない程度に女子会などの集まりに参加はしますが、目立たないようにします。
そして自分のことを聞かれた場合でも、プライベートな話題はしないようにして、仕事上・表面上のことしか話しません。
心を閉ざした人への接し方5個
1. 焦らない
相手が警戒をしない距離感で接していますから、決して焦らずに距離を詰めるようにします。焦って距離を詰めようとすると警戒心が強くなってしまい、心を開かせるどころではありません。
心を開いても大丈夫な相手なのだという認識になるためには、時間が必要ですし、安心感を覚えてもらうことが大切なのです。
2. 優しく話しかける
繊細な一面がありますから、優しく話しかけていくようにしましょう。
自分にとっては普通の話し口調や態度だとしても、心を閉ざした人にとっては怖いかもしれませんから、優しくすることが大切なのです。相手を怖がらせてしまった場合には、心を開いてくれるのは難しくなります。
3. 踏み込みすぎない
誰にでも触れられたくない部分はありますから、あまり踏み込みすぎないようにします。自分の世界に踏み込んで来られることを嫌だと思っている場合には、踏み込みすぎると警戒心を露わにされてしまうのです。
警戒心が強い状態では接することも難しい状況になりますから、一定の距離感で接するしかありません。
4. 相手を否定しない
心を閉ざした人の意見や主張を否定せずに、肯定する・認めてあげるようにします。自分のことを認めてくれる存在という認識になれば、自然と心を開いてくれるようになるのです。
相手に拒絶されることを恐れているのですから、拒絶せずに受け入れることが大切でしょう。
5. 共通点を作る・見つける
親近感を覚えてもらうために、相手との間に共通点を作る・見つけるのも方法です。自分と同じ事柄に興味があると分かれば、自然と親近感を感じて会話などもできる関係になれます。
何度も会話ができるようになれば、心を開くキッカケを作ることにも繋がるでしょう。
まとめ
心を閉ざした人というのは自分なりの世界観を持っており、他人が踏み込んでくることに抵抗を感じる場合が多いのです。相手の世界観を邪魔しないように距離を保ち、信頼してもらえるようになれば、自然と心を開いてくれるようになるでしょう。
また、心に傷を負っている人の場合には無理に距離を詰めようとせず、優しく接してあげることが大切になります。