些細なことですぐに怒る人もいますが、怒る場面を想像できない人もいますよね。一度も怒っている姿や機嫌の悪そうな雰囲気を感じたことがないと、怒らない人・優しい人というイメージになってしまうものです。
しかし普段は怒らない人が怒ると、すぐに怒る人よりも怖いことが多く、怒られた人は引きずってしまう場合もあります。
そこで今回は、怒ると怖い人の特徴を紹介していきますので、怒らせないように注意をしてください。
怒ると怖い人の特徴11個診断
1. 普段はすごく優しい
誰に対しても分け隔てなく優しい態度で接しており、不機嫌な表情を見せることがありません。
優しい性格をしていますので、他の人が不機嫌になる対応をされても許すことができるのです。そして人から雑用を頼まれても嫌な顔ひとつせず、快く引き受けてくれます。
・普段は優しいからこそギャップで怒ると怖く感じます。
2. おだやか
相手を包み込むような和やかな雰囲気を放っており、安心感を与えることもあります。
感情が安定していますからどんな相手でも受け入れてくれるように感じ、人としての器の大きさを感じるのです。どんな時でも声を荒げることはなく、柔らかな表情で接してくれます。
3. 喧嘩をしない
人と争うことに抵抗を感じますから、喧嘩に発展しそうなときは自分から譲歩しています。平和主義の一面がありますし、喧嘩をすることが無意味・周りに迷惑になると悟っているのでしょう。
また言い争いをすることで、相手に不快な思いをさせることが嫌だと思っているのです。
・喧嘩をせずに我慢していることもあります
4. 口数は少ない
必要なこと以外は話さず、物静かに過ごしています。自分から積極的に話しかけていくことがありません。
そして人から話しかけられた場合でも、聞かれた内容に対する返事のみをして、会話を広げようとはしません。
5. 笑顔が多い
おだやかな性格で、笑顔で人に接するようにしています。楽しい気持ちを素直に表現している場合もありますが、中には相手に不快な思いをさせないように・親しみやすいように笑顔を見せることもあります。
周りの状況を見て、笑顔を作ることもあるでしょう。
・作り笑顔の可能性も。
6. 人当たりがいい
忙しいときでも話しかけやすいように、柔らかい雰囲気を放っています。どんな性格の人でも相手に合わせて対応ができるため、周りの人から慕われることが多いのです。
相手に合わせて対応の仕方を柔軟に変えることもできますから、不快に感じる人がいないのでしょう。
7. 気遣いができる
気遣いができる人は、自分のことよりも相手のことを大切に考えてい、あす。損得勘定で物事を捉えることはなく、周りの人に尽くすことが自分の幸せだと思っている場合もあるでしょう。
そして時には、自分を犠牲にしてでも相手のために行動をすることもでき、どんな時でも見返りは求めていません。
8. 感情の起伏がない
いつも冷静さを失わず、客観的な視点で物事を捉えることができます。感情的になってしまうと物事の本質が見えなくなり、誤った決断をしてしまうと悟っているのです。
また感情の起伏がない人は、単純に周りのことに興味が薄いという場合もあり、無関心だから感情が動かない場合もあります。
・無表情なので感情が読み取りにくくなります。
9. 我慢強い
他の人が耐えられないことでも忍耐強いため、我慢ができます。自分が成長するために必要なことだと捉えている場合もあり、試練のように思っていることもあるでしょう。
また、自分が我慢をすることで周りの人達の負担が軽くなるならと考えている場合もあり、自己犠牲の精神があるのかもしれません。
10. 人をサポートする
気遣いができる人と同じように人のために尽くすことができるので、サポートをすることが苦痛ではありません。
自分がサポートすることで人が楽になるのなら、それが自分の幸せだという価値観なのです。サポートをすることが損になるという捉え方はせず、相手が幸せ・心地良い環境になってくれれば、それで良いと思っています。
11. 執念深い
執念深い人を怒らせると、後々嫌がらせをされたり、執拗に謝罪を要求されたりと大変です。
相手にも非があったとしても認めようとしないため、近づかないようにするのが大切になります。
・執念深い人は後々面倒なことになります。
怒ると怖い男性の特徴
怒ると怖い男性は、周りが怒るとは思っていない人のことです。おだやかで怒る姿を想像することすらありません。
そのため、そんな温厚な男性が、怒ると怖いと感じる人が多いでしょう。男性は感情をあらわにすることが少ないので余計にそう感じるはずです。
そして怒ったときの怒りの度合いは大きいことが多く、周りも対応しきれいないでしょう。また怒られた側の人は、人間関係を断たれる可能性もあり怖いのかもしれません。
怒ると怖い女性の特徴
怒ると怖い女性は普段から優しく、周りからは少し気弱に見えているかもしれません。
ただ、執念深い一面のある女性を怒らせると、延々と怒りが鎮まらない可能性が高くなります。いつまでも執拗に責められ、精神的な苦痛を感じることでしょう。
控えめな性格の女性が怒る時には我慢の限界を迎えていますから、一気に怒りが爆発してイメージが変わってしまいます。怒られた側は、その後の関係をどうしたらいいか迷ってしまい、対応に困るでしょう。
怒ると怖い人の怒り方3個
1. 大声で怒鳴る
突然大声を出して、怒鳴りつけてくることが多いでしょう。普段は怒ることがないので、怒りの表現の仕方が分からずに大声で相手を怒鳴りつけてしまうのです。
我慢の限界を迎えて、歯止めが効かなくなっているのかもしれません。感情がヒートアップして暴走しているように見える場合もあるでしょう。
・怒鳴るだけでなく物に当たったり、暴力を振るったりすることもあります。
2. 論破してくる
怒っても冷静さを失わない人は、相手に逃げ道を作らないように論破してきます。言い返すことができないように理論的に怒りを表現して、徹底的に追い詰めてくるのです。
最初は相手の言い分に耳を傾けてくれますが、徐々に言い訳すらできない状況になってしまうでしょう。頭の回転が早い人にこのタイプが多く、最終的には言い返す言葉すら思いつかないようになってしまいます。
3. 目で怒りを表現する
直接怒鳴る・論破することはありませんが、目で怒りを表現するタイプの人もいて、笑顔でも目は鋭く睨みつけてきます。「貴方に対して怒っていますよ!」と目で訴えてくるのです。
大人しい性格の人にはこのタイプが多く、他の人には普通に接していても、怒らせた相手にだけは睨みつけてくるでしょう。
目で怒りを表現するタイプの人は怒りが鎮まるまでに時間が必要になるので、一番厄介かもしれません。
職場で怒ると怖い人の特徴
人のミスを責めずにフォローしてくれる人や、自分のことを信頼してくれる人、そして仕事ができる人が怒ると、色んな意味で怖いですよね。人間関係に影響が出るだけでなく、自分の仕事にも影響が出る可能性が高くなります。
ミスを責めずにフォローしてくれる人が怒ってしまうと、ミスを責め立てられる可能性もありますし、フォローをしてくれなくなる可能性もあるでしょう。
また、自分のことを信頼してくれる人の場合には、再び信頼をしてもらうことが難しくなってしまうのです。
職場で仕事ができる人を怒らせると、仕事で分からないことがあった時に助けてもらえない場合もあります。
同僚としての人間関係だけでなく、仕事にまで影響が出る可能性もありますから、仕事ができる人は怒らせないのが良いでしょう。いつも怒らないからといって、調子にのらないことが大切です。
職場の他の人もいる場所で急に怒り出した場合は、精神的に限界が来ているのかもしれません。
怒ると怖い人の対処法5個
1. 謝罪する
怒ると怖い人だけでなく、自分に原因があって怒らせた相手には謝罪しましょう。どのような理由・原因であれ不快な思いをさせたのですから、真っ先に謝罪をすべきでしょう。
また表面上で謝罪の言葉を伝えるのではなく、きちんと反省してから謝罪をすることが大切になります。
反省の気持ちが込められていない謝罪の言葉を聞かされても許そうという気持ちにはなりませんし、怒りが増す原因にもなってしまうのです。
2. 言い訳をしない
叱責をされている途中で言い訳をすると相手の怒りを増長させることになりますから、言い訳をせずに受け止めます。
主張したいことがある場合でも、まずは相手の意見を全て聞くことに専念するのです。相手の意見に素直に耳を傾けていれば、自分の悪い部分にも気づくきっかけになり、相手の怒りも鎮まりやすい状況になるでしょう。
誰でも怒っている途中で意見を主張されると、苛つきを覚えてしまうものですから、反抗的な対応はしない方が良いのです。
3. 怒りが鎮まるまで待つ
冷静さを失っている可能性がありますから、相手の怒りが鎮まるまで待ってから話し合いをします。
お互いに冷静な状態で話し合うことで、客観的に悪い部分を指摘・受け止めることができますから、同じ過ちを犯さずに済むのです。
怒っている途中で対応をしようとすると、火に油を注いでしまうタイプの人もいますから、相手の性格などを見極めて対応をする必要があります。
4. 自分がやるべきことをやる
怒ると怖い人を怒らせないように、自分がやるべきことをしっかりとやるようにします。不快な思いをさせることがなければ、怒りを感じさせることがありませんから、結果的に怒らせる事態を招かなくなるのです。
怒ると怖い人というのはすぐ怒る人のように短気ではありませんから、自分が手抜きをした・やるべきことを放置したことが原因で怒ることが多いですから、やるべきことをやっていれば、原因を作らない!といえます。
5. 地雷を見極める
自分に原因があるわけでなく怒らせた場合には、相手が怒る原因を見極めることも大切です。地雷となる部分が把握できれば怒らせる可能性が低くなりますし、不快な思いをさせることはありません。
相手が怒る原因は人によって違いますから、触れられたくない部分や言われたくない言葉などを知れば、対応することも簡単です。
普段は怒らない人でも自分の中で大切なものなどはありますから、触れただけで怒るという場合もあります。
・何かが気にさわった可能性があります。コンプレックスやトラウマを刺激していないか確認してください。
まとめ
怒ると怖い人というのは、普段は優しくおだやかな人が多い傾向があり、滅多に怒ることはありません。しかしそういった人達が怒る場合には、自分に何かしらの原因があるはずですから、言動を見返してください。
相手に不快な思いをさせて怒らせてしまったのですから、まずは謝罪をして自分の過ちを認めるべきでしょう。