好きな人にフラれると心が傷つき、眠れなくなったり食欲が湧かず食べれないといった状態になってしまう場合があります。失恋で受けた心の傷が癒えると共に身体のつらさも軽減していきますが、癒えるまでの期間には個人差があり、気持ちが落ち込んでいる間はつらいですよね。
そこで今回は、失恋で眠れない原因と対処法をご紹介していきます。失恋後から眠れない…食べれない…という人は、ぜひ取り入れてみてください。
失恋で眠れない4個
1. 孤独感を感じる
急に孤独だと実感をしてしまい、寂しさから眠ることができなくなってしまいます。昼間は職場や学校で周りに人がいるため孤独を感じませんが、夜は自分1人なので、孤独だと実感してしまうのです。
そして昼間の疲れがあると、失恋によって負った心の傷に負担がかかり、孤独感や寂しさが増長してしまう場合もあります。
2. SNSを見ている
失恋相手に関係するSNSを見たことで神経が研ぎ澄まされてしまい、目が冴えてしまいます。リラックス状態で眠気を感じるのですから、神経が張り詰めている状態では眠気を感じることがありません。
失恋相手の近況を知って傷ついたり、恋しさが増長することで神経を刺激してしまうのです。
3. 事実を受け入れられていない
失恋の事実を受け入れられずに考え込んでしまうため、脳が眠る準備をすることができません。
脳が活発な活動をしていたり興奮状態にあると、人は眠気を感じることができませんから、眠れないのは当たり前でしょう。心が失恋を認められず色々と考えてしまうことで、脳に刺激を与えてしまっているのです。
4. 過去に囚われている
失恋した原因を探していたり自分の言動を後悔・反省しているから、リラックス状態になれず眠ることができなくなってしまいます。
過去を思い出すことで脳に刺激を与えていますし、後悔や反省で精神が敏感な状態になってしまうのです。肉体的・精神的共に刺激していますから、眠気を感じないのは当然でしょう。
失恋で夜に眠れない時の対処法7個
1. 涙を流す
人目を気にせず涙が枯れるまで泣くことで、気分を落ち着かせることができます。心の中にあるネガティブな感情を、涙と一緒に外に流すといいでしょう。
心の中にネガティブな感情を抱え込んでいては、いつまでも傷ついた心を癒すことができませんから、辛い状態もなかなか変わりません。
しかし、心の中にある感情を外に出せば、少しずつですが心が癒えていきます。また涙を流すのは体力を使いますから、疲れから眠れるようにもなるでしょう。
2. 一人にならない
友達や家族などと一緒に過ごすことで、気が紛れて心が安定するようになります。誰かが近くにいれば孤独や不安を感じにくいですし、一緒にいることで1人じゃない!と安心しますよね。
そして信頼できる相手なら、自分の心の中にあることを聞いてもらうこともできるでしょう。1人になると色々と考えてしまいますが、誰かと一緒にいれば考える時間すらありませんから、辛いことを思い出す時間も減っていくのです。
3. アイテムを使う
リラックス効果があるアイテムを使えば、精神的に安定して気持ちが落ち着くようになります。人が眠りにつくには、心身共にリラックスした状態でなければ難しいので、リラックス効果があるアイテムの力を借りるのです。
リラックス効果を得るには、入浴をシャワーで済まさずにお風呂に浸かるのも良いですし、お風呂場でアロマを使用するのもアリでしょう。そしてカフェインを含まない温かい飲み物を飲むのもオススメです。
4. 違うことを考える
全く違うことを考えるようにすれば、精神的な負担が和らいで心が安定します。自分が楽しいことや嬉しいことなどを考えるようにすれば、ネガティブな感情になりませんから、負担が軽くなるのです。
そして失恋相手を思い出さなければ、ネガティブな感情を忘れることもできますよね。
眠れない原因を思い出さなければ、眠れるようになる!というわけです。ただし興奮し過ぎるのは逆効果ですから、興奮しない程度にしてください。
5. 夢中になれるものを見つける
趣味でも仕事でも自分が夢中になれるものを見つけると、気分が変わって眠気を感じるようになります。
眠れない原因である失恋に対して意識が向かなくなりますから、辛い気持ちを感じることが少なくなっていくのです。
そして体を動かせる状態なら、運動を趣味にするのが1番効果的でしょう。運動して体を動かすことでセロトニンが分泌され、眠れるようになりますからね。また運動すると体が疲れますから、疲れからも眠れるようになるのです。
6. 気持ちを書きだす
自分が心に抱えている感情を紙に書くことで客観的に捉えることができるようになり、精神的に安定をします。
紙に書きだす行為にも、人に話してネガティブな感情を発散するのと同じ効果があるのです。感情を溜め込まずに吐き出せば、少しずつ冷静さを取り戻すことができますよね。
そして冷静さが戻ったら書いた物を自分で読み返してみると、失恋の傷を乗り越えるキッカケを見つけることもできるでしょう。
7. 心の底から笑う
楽しいと思える時間を過ごして心の底から笑うと、ネガティブな感情を忘れることができます。笑うと人はポジティブな感情を感じるものですから、ポジティブでネガティブを消してしまうのです。
ネガティブな感情が原因で眠ることができないのですから、その感情を忘れてしまえば眠れるようになりますよね。好きなタレントが出ているお笑い番組を見たり、漫画やアニメを見て笑うのもアリでしょう。
眠れない期間が長い時の対処法
眠れない状態が長く続いている場合には、カウンセラーや精神科医などの専門家に相談をしましょう。
失恋で負った心の傷が原因で眠れないという場合には「失恋うつ」になっている可能性があり、素人の力では限界があるからです。健康な状態であれば、2日も眠れないと体が睡眠不足を感じて、自然と眠ることができます。
しかし精神的にダメージが大きすぎる場合には、体の機能が正常に働かなくなってしまい、眠ることができません。
あまりにも長く睡眠不足の状態が続くと、健康な部分にまで影響が及ぶ可能性もありますから、専門家の指示を仰いだ方が良いのです。1週間近くずっと眠れないという場合には、すぐにでも受診をすべきでしょう。
失恋で食べれない・痩せた人の対処法
失恋で食べれない場合には、乱れた自律神経を整えるようにしましょう。心の傷がストレスとなり自律神経の乱れを引き起こしているために、食欲が湧かない・食べれない状態になっていますから、それを改善する必要があるのです。
運動やお風呂にゆっくりと浸かるだけでも、自律神経の乱れを改善する効果がありますから取り入れてみてください。
またアロマや炭酸ガス系の入浴剤を使用すると、血行が良くなってリラックスすることができ、自律神経を整えるのに役立ちます。
そして食欲が湧かずに食べられない場合には、スムージーや野菜ジュースなどで栄養を補給するのも大切です。
食べ物から栄養が摂取できないのですから、違う形で栄養補給をしましょう。食べれない状態が続いて痩せるのは当然ですが、5キロ以上痩せてしまった場合や何もヤル気が起きないという場合には、眠れない症状と同じで病院を受診してくださいね。
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まとめ
失恋を経験すると、誰でも心が傷ついてしまうものです。心の傷は時間と共に自然と癒えていきますので、ときには時間に身を委ねることも必要でしょう。
しかし不快な症状が現れている場合には、和らげる必要がありますので、自分ができる対処法を実践してみてください。