つい疑い深くなってしまう、疑い深い人が周りにいて疲れるなど、悩みを抱えていませんか。
今回は疑い深くなってしまう・もしくはそんな人が周りにいた場合に役立つ情報をお伝えしていきます。
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疑い深い人とは?
疑い深い人は、周りのことを常に疑う気持ちが強く、すぐに信用しません。会話をしていても「嘘を言っているのではないか」「誤魔化していないか」など、すぐに相手を疑います。
そして、疑う気持ちが強いあまり、「それは本当?噓をついていない?」「本当は◯◯って思ってるんじゃないの?」など、相手にしつこく確認する人も少なくありません。
このようなタイプの人は、基本的に相手を簡単に信用しないため、相手が嘘をついていないと分かるまでは常に疑心を抱いています。
疑い深い人の心理3個
1. 相手を信用できない
相手が本当のことを言っているのか、常に疑ってしまいます。ちょっとした会話や行動などがきっかけで、怪しいと思ってしまうことも少なく無いです。
「内心どう思っているのだろう」「今のは表向きの話なのだろうか」など、相手を信じたくても、疑ってしまうものなのです。
パートナーや親友などに対してまでも、このような心理が働いてしまいます。
2. 自分自身を信用できない
疑い深い人は、自分自身のことも信用していません。何かを自分で決める必要がある場合、「自分は間違っていないだろうか」「このような決断をして本当に良いのだろうか」など、自分を信じられないのです。
疑い深い人は、その矛先を他人だけではなく、自分に対しても向けてしまいます。その結果、自分を精神的に追い込むケースもあるようです。
3. 騙されたくないという気持ちが強い
疑い深い人は「騙されたくない」という気持ちが根本にあります。このような気持ちになるのは、他人もしくは自分自身に、裏切られた経験があるからでしょう。
信じていたものが実際は異なっていた、嘘をつかれていたなど、さまざまな経験を重ねた結果疑い深い人になってしまうのです。
疑い深い人の特徴10個
1. いつも慎重
失敗することや、予想とは異なる結果になることを、過剰に恐れる傾向にあります。そのため疑い深い人は、スケジュールを事前に立てて、慎重に物事を進めようとするものです。
中にはとても勤勉なタイプもおり、いつも一生懸命になる人もいます。
2. 頑固
基本的には周りが何を言っても、「信じられる」と思うまで納得はしません。
「この人は信じられない」という固定概念を持っている場合は、自分の認識が正しいと思い込みます。さらには相手の考えを決めつけて、心を閉ざしてしまう人もいるため、非常に悪循環です。
このようなタイプは、交友関係を築くことが難しくなります。
3. 単独行動を好む
相手のことを信用できないからこそ、単独行動を好みます。一人で行動していれば、周りを疑ってしまうことが無いからです。
相手の心理を疑う必要が無いため、一人のほうが楽だと感じる人は少なくありません。
4. ネガティブ
相手を疑うということは、マイナス思考であるとも言い換えられるでしょう。疑い深い人は、何事もネガティブに受け取る傾向にあるため、物事の捉え方が後ろ向きです。
いつも悪い方向にばかり考えてしまうため、他人はもちろん自分すら信じられません。
5. 友達がいない
そもそも人を信用していないため、人脈づくりを行いません。そして、そんな疑い深い人と交流を持とうとする人が少ないため、自ずと友達がいない状況となります。
友達を作ろうとしても、相手を信用できないと認識してしまうと、その時点でコミュニケーションがうまくいかなくなってしまうのです。
6. 過去に騙されたことがある
多くの人は、過去に他人から騙された経験を持っています。過去にショックを受けた経験があるからこそ、自己防衛として「他人を疑う」という心理が働いてしまうのでしょう。
信頼していた身近な人から騙されたケースもあり、家族やパートナーに対しても疑心を向けてしまうようです。
7. 嘘が嫌い
嘘をつくことを裏切りであると考えているため、常に本心で話してほしいと望んでいます。
騙されたり裏切られたりすることを最も嫌うため、嘘をつかれることに対して、人一倍嫌悪感を抱くのです。中には嘘であると発覚したとたん、人が変わったように怒る人もいます。
8. 信頼関係を築くまで時間がかかる
疑い深い人は、常に周りに対して疑心を抱きながら行動しています。そのため、心の底からの信頼を向けるまでに、かなりの時間を要するでしょう。
「この人は絶対に嘘をつかない」と心の底から信用できるまで、色々なやり取りを積み重ねる必要があります。
9. 失敗を過度に恐れる
疑い深い人は、失敗することを過度に恐れるため、計画的に物事を進めようとします。失敗したときに、他の人より心理的ショックを受ける傾向にあるため、よりネガティブに考えます。
そして、失敗を恐れるあまり、脳内で何度もシミュレーションを行い、万が一不測の事態が起こっても適切な対応ができるでしょう。
10. しつこい
簡単に人を信用しないため、しつこくなってしまう傾向にあります。本当なのか怪しいと感じたら、相手に何度も本当なのか尋ねることもあり、周りに不快な気持ちを与えることも珍しくありません。
中にはしつこいあまり、嫌われたり避けられたりすることもあるため、友達や恋人が離れていくケースも多いです。
疑い深い人の特徴4個[恋愛]
1. 束縛する
恋人を束縛しようとして、LINEの連絡先や遊び相手などに、制限をしてしまいがちです。
異性がいる場には絶対に遊びに行かせない、異性との連絡先を消去させるなど、行き過ぎた強要をしてしまいます。
疑い深い人は、自分の恋人も中々信用できず、常に浮気されないか疑っているのです。
2. 浮気されないか不安になる
恋人のことを信用していないため、事あるごとに浮気をされていないか不安になります。
何かしら恋人が怪しい行動をしていたのならまだしも、特に何も起こっていないのにも関わらず、急に不安になってしまう人が多いです。
また、不安なあまり恋人に「浮気していない?」としつこく尋ねて、不快な気持ちにさせてしまう人も少なくないでしょう。
3. 好きという言葉を求める
疑い深い人はネガティブ思考な傾向にあるため、自分が精神的に安心したいがために、「好き」という言葉を恋人に求めます。
気持ちが落ち込むと「私のこと好き?」と何度も執拗に尋ねてくることも多く、面倒に感じてしまう人は多いです。感情を言葉にするのが苦手なタイプとは、相性が合わないかもしれません。
4. 他人と自分を比べる
疑い深い人はマイナス思考なため、他人と自分を比較して落ち込みます。周りに性格がよく、ビジュアルも良い同性の人がいると、恋人を取られてしまうのではと不安になるケースも多いようです。
その結果、よりネガティブな思考に陥ってしまったり、その不安を恋人へぶつけて感情的になったりなど、相手に面倒だと思われる行動をしてしまいます。
疑い深い男性の特徴
男性はプライドが高い人が多く、周りに傷つけられたり、騙されたりすることを嫌います。「自分のほうが優れている」という考えを強く持っている分だけ、他人からの干渉でダメージを負うことを許せないのです。
そのため、疑い深くなったり、過度に信用しないようになります。
そして周りの言動・行動などによって傷つかなくても良いように、日頃から自己防衛を行っています。
疑い深い女性の特徴
疑い深い女性は、男性からの言葉によって、好意を寄せられていることを自覚したいと思っています。
そのため、「私のどんな所が好き?」「私のことはどう思ってる?」など、気持ちを言葉にするよう要求するパターンが多いです。
また、自己肯定感が低い女性が多く、自分のことを信じられません。「自分なんかより素敵な女性がたくさんいる」とマイナス思考に陥ると、浮気されてしまうのではという不安に駆られてしまい、その不安の矛先を男性へ向けてしまいます。
その結果、男性の携帯を勝手に見てしまったり、疑わしい行動を取ったときにヒステリックになったりなど、相手を不快にさせてしまうことも少なくないでしょう。
疑い深い人の診断チェックリスト
疑い深い人かどうかを確認するための診断チェックリストです。
(1)信頼していた人に騙された経験がある
(2)自分に自信がない
(3)嘘をつく人が許せない
(4)何事にも慎重になってしまう
(5)人付き合いが苦手
(6)一人でいるほうが気楽に感じる
(7)人に物事を任せると不安
(8)他人の意見を受け入れられず頑固
(9)ネガティブ思考になりがち
(10)恋人を束縛したいと思ってしまう
チェックリストに当てはまる項目が多いほど、疑い深い性格であると考えられます。疑い深い人は、過去に騙された経験を持つ人が多く、自己防衛本能から他人を事あるごとに疑ってしまいます。
そのため、物事を進めることに慎重になり、嘘をつかれることを人一倍嫌うのです。
他人の意見を素直に受け入れず、疑ってしまう傾向にあるため、人付き合いが苦手となります。
恋人に対しても同様で、相手が何を言っても心から信頼できません。さらにネガティブ思考によって「浮気されるのではないか」という不安が強くなり、気分が落ち込んでしまいがちです。
疑い深い人は疲れる・うざい?
疑い深い人は、周りから疲れる・うざいなどの印象を与えてしまうことが多いです。周りの人は、自分が何をしても常に疑われてしまうため、コミュニケーションを取る度にストレスを感じてしまうのです。
信じてもらおうとしても、疑い深い人は簡単に信用せず、まず疑うことから入ります。そのようなことが続いてしまうと、やはり相手は疲れてしまうのです。
また、人によってはうざいという印象を与えるリスクもあります。
特に恋人に対しては、「私のこと好き?」「浮気したんじゃないの?」など、自分が安心するために質問攻めになってしまうケースが多いです。相手の本心を探るために、しつこく質問してしまうと、面倒だと思われてしまうのです。
疑い深い人の幼少期や過去
人が疑い深くなるのは、やはりそのような正確になる原因が隠れているものです。特に過去の経験に基づいていることが多く、他人に裏切られたり騙されたりしたことから、疑う癖がついてしまう傾向にあります。
とくに幼少期は、その人の考え方を大きく左右する時期です。そんなときに、親や友達から嘘をつかれて、何度も騙されていると、常に物事を疑いながら生活する羽目になります。
また、ある程度成長してから、信頼していた友人や恋人などに何度も裏切られたような経験があると、疑い深い性格になってしまいます。
「もう二度と騙されたくない」「傷つきたくない」という思いが強くなるため、自己防衛のために人を疑うようになるのです。
疑い深い人は自分も嘘つき?
人間は他人について考える場合、まずは自分のことを基準とします。普段から嘘をつく人は、「人間はうそをつくものだ」と常に考えながら生きているのです。
そのような考えが根本にあるからこそ、他人も嘘をついているものだと思っているため、まず物事を疑うことから入ります。
反対に、騙されやすい人は誠実で純粋な傾向にあり、嘘をつくことがあまり得意ではありません。このように考えてみると、疑い深い人ほど、自分も嘘をつく傾向にあることがわかります。
ただし、騙された経験から嘘を嫌っている人は、この限りではありません。周りにはもちろん、自分自身も嘘をつくことに対して嫌悪感があるため、いつも正直でいる傾向にあります。
疑い深い人は騙されやすい?
疑い深い人は、基本的に物事を慎重に進めようとします。「本当にこの選択をしても良いのか?」「この人を信じても大丈夫か?」などと考えているため、間違いを犯してしまうリスクが低いです。
むしろ騙されにくいタイプが多く、常に正しい道を選択しようとします。
疑い深い人と反対に「周りを疑わない人」は、非常に騙されやすいタイプです。他人が嘘をついていても、真っ先に信用してしまうため、結果的に騙されてしまいます。
中にはこのような経験を何度もしてしまったことで、疑い深い性格になってしまうケースもあるようです。
疑い深い性格を直す方法3個
1. 信頼できる人を見つける
誰でもよいので、信頼できる人を見つけましょう。
信じられる人が身近にいれば、「嘘をつかれない」「騙されない」という成功体験が重なり、疑い深い性格が直っていきます。
信頼関係を築くことに苦手意識も無くなり、周りの人と交流しやすくなるでしょう。
2. カウンセリングを受けてみる
過去に裏切られたトラウマがある場合は、カウンセリングを受けてみるのがおすすめです。
トラウマがきっかけによって疑い深くなっているのであれば、そのトラウマを解消することで、性格を変えられます。
ポジティブで前向きに物事を捉えられるようになれば、周りとのコミュニケーションも円滑になり、友達や恋人ができやすくなるでしょう。
3. 最後まで話を聞く
疑い深い人は、相手の言い分を最後まで聞かずに、否定してしまう場合があります。これでは信じるどころか、話し合いにすらなりません。
まずは最後まで話を聞いたうえで、相手の主張をいったん受け入れましょう。
疑い深い人の対処法3個
1. 正直に話す
疑い深い人に嘘を言ってしまうと、余計に疑われてしまいます。悪循環となる原因になるので、正直に話すことを意識しましょう。
そのうち相手に信用してもらえるようになり、疑われることが無くなります。
2. 思ったことは言葉にする
良いことも悪いことも、できる限り言葉にしてみましょう。「素直な人」「正直な人」という印象を与え、信頼を寄せられるようになります。
ただし、相手を傷つけてしまいかねない言葉は、胸にしまってください。
3. 分かりやすい説明を意識する
理屈っぽい説明を心がけましょう。分かりやすい話し方を意識すると、相手も疑わずに納得してくれる可能性があります。
ある程度情報を伝えることで、嘘をついていないことが伝わりやすくなるのです。
まとめ
疑い深いと、人間関係にさまざまな支障をきたします。すぐに人を信用してしまうのも問題ですが、あまりに疑い深いと、友達どころか恋人ともうまくいきません。
疑い深い人は自分のマイナスポイントを直すことを意識しましょう。また、周りに疑い深い人がいる場合は、対処法を参考にしてみてください。