とてもリッチな生活をしているように見えても、実はエセ金持ちだったというケースは少なくありません。
今回はそんな人に惑わされないためにも、特徴や見分け方などを紹介します。
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エセ金持ち(偽金持ち)の意味とは?
エセ金持ちとは「実際にはお金持ちではないのに、お金持ちであるかのように振る舞う人」のことを意味します。
周りに羨ましいと思われたい、自慢したいという気持ちの表れで、お金持ちアピールをするのです。
しかし、実際にはお金を持っているわけではないため、あくまでも「お金持ちに見えるように」振る舞います。
エセ金持ちは嘘つきで見栄っ張りなのに、自己主張と承認欲求が強い傾向にあるため、色々と面倒に感じることが多いでしょう。
エセ金持ちの特徴5個[見た目]
1. ハイブランドを身に着ける
ハイブランドのファッションアイテムばかり身に付ける人は、エセ金持ちである可能性があります。
本当にお金持ちの人は、ブランドにこだわらず、目立つことを嫌う人も多くいます。エセ金持ちは「ブランド物であれば何でもよく、アピールできればそれでいい」と考えています。
2. 車や時計にこだわる
誰が見てもわかりやすい、有名な名前の車や時計を揃える傾向にあります。
そうすれば、周りからも「この人はお金持ちだ」と評価してもらえるからです。
3. 歯のケアをしていない
たとえば歯科矯正やホワイトニングなどは、お金がかかるものです。エセ金持ちの場合は、歯のケアをマメにするほどの余裕がありません。
ハイブランドを身に付けることに精一杯で、自分自身を磨くことをしないのです。歯並びが悪い、着色汚れが目立つなどの特徴がある場合は、エセ金持ちかもしれません。
4. 肌が汚い
エセ金持ちは肌ケアまでお手入れが行き届いておらず、肌荒れや脂っぽさなどが目立つ傾向にあります。
歯のケアと同様、自分自身を磨くということに疎い、もしくは金銭的な余裕が無いのです。
それに対してお金を持っている男性は、自分磨きをする余裕があります。スキンケアを日頃から行い、美しい肌を保ち、健康に気を配ります。
5. 清潔感が無い
ボサボサの髪の毛、伸びっぱなしの爪など、清潔感が無い場合もエセ金持ちの可能性が高いです。
お金を持っている人は、仕事ができる傾向にあるため、社会人として最低限必要な清潔感を心得ているのです。
エセ金持ちは、ハイブランドアイテムを着用していても、シワや汚れが目立つこともあり、清潔感が見られません。
エセ金持ちの特徴7個[態度や行動]
1. 金持ちアピールをする
最大の特徴は、お金持ちであることを、何かとアピールするという点でしょう。たとえば着用しているハイブランドアイテムを、これ見よがしにアピールしたり、高級車の写真を見せたりなどです。
お金を持っている人は、過度に自慢をすると目を付けられたり、嫌な思いをさせることを知っています。そのため、このようなアピールをするのは、エセ金持ちだけなのです。
2. お金のかけ方がチグハグ
高級車なのに家は普通、家具は安物だったりなど、お金のかけ方がチグハグな場合、エセ金持ちの可能性が高いです。
見栄を張るためのポイントとなるところは高級なものでまとめますが、本当にお金持ちなわけではないので、家賃などの固定費が低かったり、旅行のときの移動やホテルにお金をかけなかったりすることがあります。
3. ポイントや値引きなどに敏感
エセ金持ちは本当のお金持ちではないため、ポイント付与や値引きなどに敏感です。日頃から見栄を張るために、高級車やファッションなどにお金をつぎ込んでいるため、少しでも安く買い物をしようとします。
本当にお金を持っている人は、経済的余裕があるため、ポイントや値引きなどを一切気にせず買い物をするのが一般的です。
4. 身近な人からお金を借りている
親や友人などからお金を借りている場合は、エセ金持ちである可能性が高いです。お金を持っているなら、わざわざ身近な人から借りる必要はありません。
見栄を張るためにお金を使い続けた結果、生活費が足りなくなり、親や友人に無心している人は少なくないでしょう。
お金持ちなら賢くやりくりし、貸し借りの相談を一切しません。
5. ギャンブルをしている
競馬やパチンコなどのギャンブルが好きな人は、大抵貯金がありません。一時的にお金を得て、お金持ちぶることはできても、本当のお金持ちのように安定した収入は得られないからです。
下手をするとお金があるどころか、借金を抱えながら生活している可能性もあります。
6. 貧しい人を見下す
エセ金持ちは、自分より貧しい人にマウントを取り、お金持ちであることを自慢しようとします。
さまざまな事情で苦しみながら生活している貧困層を、見下すような発言をすることも多く、周りを不愉快にさせることもしばしばです。
しかし、本当にお金持ちの人は、必死で生活している貧困層を馬鹿にせず、むしろ手を差し伸べようとする心の余裕すらあります。
7. 見栄っ張り
エセ金持ちは、自分が周りからどのように評価されているのかを、過剰に気にする傾向にあります。だからこそ、お金持ちであることをアピールして、周りから憧れの対象のように見られたいのです。
いつも周りの視線や評価を気にしているからこそ、見栄を張って自分を大きく見せようとするのでしょう。
エセ金持ちの特徴3個[恋愛]
1. 支払いや注文に違和感がある
食事に行っても割り勘のときがあったり、追加の注文を遮ったりする場合、エセ金持ちの可能性があります。
もちろんお金持ちでも割り勘などになることはありますが、毎回そうなるとは考えにくいでしょう。
特に相手からデートに誘った場合や、記念日などの特別なシーンこそ、豪勢にお祝いしようと奢ろうとしてくれるものです。エセ金持ちだと、毎回そのようなことをする金銭的余裕がありません。
2. タクシーを使わない
たとえば目的地が遠いのにタクシーを使わず、徒歩やバスなどを使う場合は、ケチなエセ金持ちである可能性があります。
お金を持っている人は、お金を使うべきタイミングを分かっています。「時は金なり」という言葉があるように、お金を使って時間を有効活用できる方法を考えるものなのです。
3. 自分の話ばかりする
自分の話ばかりで、相手の話に興味を持たない人もいます。
このような人は、大抵自慢話ばかりで、自分がいかに余裕のある生活を送っているのかをアピールします。自分が好意に思っている相手だからこそ、尚のこと見栄を張りたくなるのかもしれません。
エセ金持ちのインスタやSNS
エセ金持ちは、SNSのフォロワーが妙に多い傾向にあります。SNSでも見栄を張ろうとして、フォロワーを増やそうとするため、数千人以上の人とつながっていることも少なくないでしょう。
しかし、本当にお金持ちの人は、そもそもSNSをあまりやりません。無闇に他人にアピールする必要がないからです。アカウントを持っていたとしても、限られた友人としかつながっていないケースがほとんどでしょう。
また、SNSにあがっている家や車・時計などの写真が、実はレンタルやレプリカの可能性もあります。
SNSで詐欺を行う詐欺師がよく使う手口です。
エセ金持ちの年収
非常に気になるのは、エセ金持ちの年収ではないでしょうか。これは人それぞれではありますが、ハイブランドや高級車を購入してアピールする余裕があるため、決して低くはありません。
ただし、家計が火の車状態で、経済的な余裕があるとは言い難いでしょう。
なぜならエセ金持ちは、金持ちアピールをするためにお金を使っているため、生活費のやりくりができていない傾向にあるからです。
たとえば高級車を無理に購入した結果、他のお金を支払うことができなくなるケースも珍しくないでしょう。見栄を張ることに全力を出しているため、お金の正しい使い方がわかっていません。
それでもマウントを取ることに必死で、家計のことを鑑みずに行動するため、自分のことを追い込むように無駄遣いをしてしまうのです。
エセ金持ちと本当の金持ちの見分け方3個
1. 身なりが整っているか
清潔感があり身なりが整っているなら、本当のお金持ちかもしれません。自分磨きにお金を惜しまないため、こまめに服をクリーニングに出したり、歯の矯正やホワイトニングなどを行っているのです。
また、ハイブランドに対しては過度にこだわらず、さりげなくファッションに取り入れています。ブランドということにこだわるのではなく、その商品の品質を細かくチェックしているのでしょう。
2. 常に余裕があるか
お金持ちの人は言葉や態度などに、精神的な余裕を感じさせます。生活に困る心配もなく、有意義な暮らしができているからなのでしょう。
また、エセ金持ちとは違い、本当の意味で心に余裕があるからこそ、他人を見下したり馬鹿にしたりすることもありません。
見栄を張るようなこともしないため、エセ金持ちとは対照的と考えられるでしょう。
3. 資産運用に詳しいか
お金持ちの人は、新たに資産を生み出すために、投資にお金を使います。そのため資産運用に手を出していたり、税金に詳しかったりなど、それなりの知識が身に付いていることがほとんどです。
また、資産運用には経済の知識が必要不可欠です。日本経済のことはもちろん、海外情勢のことまでアンテナを張っている場合は、本当に知識があることが伺えます。
このような場合は資産運用ができる程度の金銭的余裕がある、お金持ちだと見分けられます。
まとめ
エセ金持ちの特徴を見てみると、本当のお金持ちとは全く異なることがわかります。一見するとお金があるように見えていても、実は自分とほとんど変わらない年収なのかもしれません。
今回紹介した特徴や見分け方などを参考に、エセ金持ちに騙されないよう注意しましょう。